世界一周中のわたしが「ここには住めない」と思った街3つ

2015.06.13 11:00 
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どうもこんにちは! 世界一周夫婦旅を開始して2年が経過、そして旅の終わりはもう目と鼻の先まで来ているmiaです。

 

先日、「人がいい街」に住みたい!夫婦で世界一周中の私が選んだ街3つ を書きましたが、今回は逆に、絶対住めない街について書きたいと思います。旅に出ても人間、簡単に価値観は変わらないものです。文明が行き届いていながら自然も残り、過ごしやすい気候の日本で育ったわたしには「お金持ちしかいない」、「自然が豊かすぎて何もない」、「気候が極端」というような場所にはたぶん住めません!

 

こんな人が選びました

わたしの主観だけでワースト3位をランク付けしています。そこでまずはわたしのプロフィールを紹介したいと思います。
写真はイランの電車の個室風景
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旅の期間: 1年半の予定が2年2ヵ月目
旅のスタイル: 観光するより滞在する。なるべく陸路
出身地: 福島県よりの茨城県
旅で学んだこと: 自分は存在しないかのごとく小さい
旅のルート
モンゴル→中国→ベトナム→マレーシア→インドネシア→シンガポール→タイ→ミャンマー→インド→イラン→トルコ→イタリア→モナコ→スペイン→フランス→イギリス(スコットランド含)→ドイツ→キューバ→コロンビア→ベネズエラ現在。

 

3位 モナコ公国・モナコ

滞在期間: 4日間

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理由: お金持ちの、お金持ちによる、お金持ちのための街だから

お金持ちの国として有名なモナコ。昔から土地を持って住んでいる人々の他に、世界中のお金持ちが税金から逃れるために、タックスヘイブンであるモナコへ引っ越してきたパターンが多いです。半日で端から端まで歩ける小さいその国には、あらゆるところにビルが建ちます。地上だけでは足りずに道路や駐車場は地下にまで及びます。わたしは、高級車、ブランド物で身を固めた人たち、カジノ、高級ブティックに圧倒されてしまいました。
モナコの街並みの奥にある山はモナコではなくフランス
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モナコのお金持ちに引け目を感じ始めると、犬までリッチに見えてきますからね!
カフェにいた犬
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メリット:驚きの治安の良さ!

街は清潔ですし、そしてなんと言ってもモナコの治安の良さに勝る場所はなかなかないでしょう。お金持ちが安心して過ごせるように、街にはいたることろに監視カメラが設置されています。車の窓が開けっ放しで中にバッグが放置されていた風景を見たことがあります。他のヨーロッパの国々と比べると治安の良さが際立ちます。
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2位 モンゴルの田舎

滞在期間: 約1ヵ月

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理由: 自分の食料を確保できずにすぐ死んでしまいそう

首都のウランバートルからバスで50時間ほど西へ行った時のこと。モンゴルの田舎の生活を見てみたいという軽い好奇心で向かったのですが、自分の甘さを突きつけられました。バスはトイレ休憩でたまに止まりますが、その都度、野原で用を足すことになります。それくらい何にもない場所なのに、遊牧民がゲルというテントを張り生活していることがあります。
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行き着いた田舎では、ボランティアをしました。一人暮らしのおばあさんの家に行き、手伝いをしながら一緒に暮らさせてもらったのです。朝6時から夜10時まで働きっぱなしでした。薪割り、家畜の世話がほとんどです。ヤクという動物の乳搾りを1度だけ試させてもらいましたが、わたしが絞ると全く出てきません。わたしは生きる知恵と術が身に付いておらずきっとすぐ死んでしまうと思います。
写真はおばあさんがヤクの乳搾りをしているところ
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メリット:美しい大自然

自分がへなちょこで出来ないというだけで、モンゴルは美しく、大自然の中で暮らす彼らの生き方は尊敬に値するすばらしいものです。彼らと接しているだけで、不思議と生きる活力が湧いてくるのも事実です。
ボランティアをしたおばあさんの家の前にて
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1位 ペルー・イキトス

滞在期間: 2週間

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理由: アマゾン特有の高温多湿

ペルーの首都リマからフェリーでまるまる5日かけて、アマゾン川沿いにある街イキトス(詳しくはこちらの記事を)へやって来ました。陸続きになっていながらフェリーを使ったのは、陸路がないからです。イキトスは「陸路ではいけない世界最大の町」といわれています。
スクリーンショット 2015-02-28 7.16.14

アマゾンには先住民が住んでいて、大きな街はないものだと思っていましたが、イキトスはかつてのゴム産業での繁栄をきっかけに人口40万人に発達した大都市でした。ですがそこはアマゾン。気候は激しく高温多湿です。ものすごく暑いのに洗濯物が乾かないのはショックでした!
写真はアマゾン川が見えるイキトスの中心地の公園
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陸の孤島なので、スーパーに並んでいるほとんどの商品ははるばるフェリーで運ばれたものです。ペルーの首都リマと比べると品揃えは劣り、全てが高くなります。
写真はイキトスのスーパー
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こちらはイキトスにあるスラム街のベレン地区です。アマゾン川沿いにあり、乾期は沼地、雨期にはその沼地が川と化します。よって雨期に訪ねたら、地区内の移動は船でした。スラム街は他の国でも目にしたことはありましたが、水上のスラムはいっそう辛いものがあると思いました。
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メリット:アマゾンの豊富な食材

果物や魚が豊富に採れます。アマゾンで採れないものは、はるばるフェリーで運んでこなければなりませんが、おいしい食べ物はそれでもあります。
写真はイキトスにある市場
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以上、わたしの住めない街ランキングでした。しかし「住めば都」とはよく言ったもので、住めば少しは好きになるのかもしれません。

 


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mia
カナダの大学を卒業後、なぜか秋葉原のバナナ屋さんで怒濤のネットショッピング運営を担当。自らの運命により再び世界へ。味噌汁を振る舞うおもてなしの旅をしながらデッカくなりたい! ブログ:味噌玉世界旅 Take a Scoop of Miso with You

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