世界新聞編集長です。
これまで1年間の世界一周を含め、35カ国以上を旅してきました。
まずは、僕がこれまでのバックパッカー経験から作成した「バックパッカーの必需品チェックリスト」をご覧ください。
記事末に「必需品リスト」にプラスして持っていくとおすすめの「バックパッカーにおすすめの持ち物チェックリスト」もありますので併せてどうぞ。
□パスポート
□クレジットカード
編集長愛用→エポスカード(詳細下記)
□ビザ
ビザの要・不要はこちらのページから
□現金
世界一周中は非常時のために300ドルを持ち歩いていました
□バックパック
□サブバック(街歩き用)
□アウター
□ズボン・短パン
□着替え
世界一周中はTシャツ ・パンツ・くつ下各×3、長袖Tシャツ×2、パジャマ用のズボン×1でした
□財布
□充電器類
□イエローカード(黄熱予防接種証明書)
入国で黄熱予防接種証明書が要求される国はこちら参照
□海外保険の保険契約証
世界一周では損保ジャパンの1年間で12万円くらいのプラン(携行品損害30万、治療救援500万)をかけていきました
□パスポートのコピー
用途はこちらの記事が詳しい
□薬
□セキュリティベルト
□スマホ
必需品の中でも「バックパッカーにおすすめのクレジットカードは?」と質問されることが多いので、まずは僕が旅で愛用するクレジットカード・エポスカードをご紹介します。
クレジットカードはパスポートの次にバックパッカーの必需品だと思います。
※僕はパスポートとエポスで1セットです(写真はゴールドカード)
年会費
永年無料
入会資格
高校生を除く満18歳以上の方
海外旅行保険
付帯条件:自動付帯
傷害死亡・後遺障害:500万円
傷害治療:200万円
疾病治療:270万円
携行品損害:20万円
ブランド
VISA
バックパッカーがクレジットカードを選ぶ時に最も重視すべきは付帯する海外旅行保険です。
インドでマラリアで入院した僕が言うのだから間違いありません笑。
僕が調べた限りエポスカードは年会費無料カードの中で最も付帯海外旅行保険が充実しています。
まず、自動付帯なので持っているだけで保険が適用になります。
そして怪我に200万、病気に270万という補償額も無料カード(クレカ全体でも)ではありえない水準です。
しかもキャッシュレス診療が付いているので病院で治療費を立て替える必要なしという至れりつくせりの内容です。
また、2番目にバックパッカーが重視すべきカードブランドもVISAなので完璧。
世界一周中、VISAが使えなかったことはありませんでしたよ。
エポスカードをバックパッカーに持って行けば、
充実の保険が無料で使え、世界中のお店でキャッシュレスで買い物ができ、ATMで現地通貨が引き出せます。
↓エポスと他カードを比較したい方はこちら↓
僕は普段、
「バックパッカー経験が豊富そう!」
「年中バックパッカーしているんですか!?」
なんて言われることが多いんですが、ぜんぜんそんなことないです笑。
バックパッカーは5年前の世界一周がはじめてでしたし、これまで訪れた国も世界一周を合わせて35カ国(世界一周で30カ国)くらいでしょうか。
5年前、29歳の時にはじめてのバックパッカーでいきなり世界一周をしようと決めた時は右も左も分からず、「資金は足りるのか?」「持ち物はこれでOKか?」などと不安にかられまくっていました笑
そんな時に大いに助けられたのが先人(バックパッカー)達のブログでした。
具体的な金額や、持ち物の記事があったから世界一周の準備を一歩一歩進めていくことができました。
先輩、ありがとうございまっす!
そんなバックパッカー初心者だった僕でしたが、世界一周を経て、その後いくつか旅を経験する中で、持ち物がだいぶ絞り込まれてきました。
本当に必要な持ち物、必要ではない持ち物が分かってきたんですね。
こちらが僕がバックパッカーの持ち物を選ぶ際に重要だと思っているポイントです。
当たり前のように聞こえますが、もっとも重要です。
海外という不慣れな環境では、あらゆる持ち物に対して「使いやすい」という基準をクリアしておきたいところです。
これも1と同じくらい重要です。
海外では当然、日本よりも破損のリスクが高くなります。
防水、防滴、防塵、対衝撃、そして防犯も含めたリスクを回避するための視点が必要です。
持ち物の総重量がかさむと、旅先できっと後悔します笑。
ひとつひとつの持ち物に対しても「軽さ」を求めたいところです。
日本でしか買えないものは迷わず持っていくべきです。
また、電子機器など日本のほうがクオリティーが高いものも同様です。
この持ち物はどこでどんな時にどうやって使うか?
具体的に想像してみると、無駄なものを持っていくことが減らせるはずです。
僕はバックパッカー初心者の時、以上のようなポイントを意識していなかったので、旅先で何度も後悔しました笑。
旅先で買い直そうと思っても、イメージ通りのものを見つけることは困難です。
出費もかさみますし、時間だってもったいない…。
という訳で、僕の持ち物の中から主要な32アイテムをピックアップして解説します。
バック類は身につけるものなので言うまでもなく使いやすさ、また外の環境にさらされるので丈夫さ(特に防水)を重視して選びました。
世界一周するにあたって購入したものを使い続けています。
石井スポーツの店員さんに「初心者向け」としてオススメしてもらいました。
容量は45+7リットル。
1年間世界一周(野宿なし)のスタイルだと、これで十分でした。
期間にもよりますが、バックパッカーには50リットルくらいのものがちょうど良いのかなと思います。
下の写真は世界一周で半年使った後の写真。
このバックパックが使いやすかったのが青の矢印部分が「遊び(7リットル分)」になっていて、持ち物の量によってサイズを調節できるところ。
また赤印の部分が…
パッカーンと開いて、下からも持ち物が取り出せます。
底のほうに入れたものを取り出す時にすごくラクで助かりました。
中身を入れ直すとたまに形が崩れるのが気になりますが、ほぼ満足しています。
カバーって必要?って思っていましたが、今は必ずつけるようにしています。
海外をバックパッカーすると、バックパックはあなたが思っている以上に、汚れます。
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街歩き用のバックとして世界一周のために購入しました。
メインのバックパックを背負っている時は、パソコンやカメラなどの電子機器を入れて前に抱えていました。
実はこのサブバックこそ重要だと思います。
・容量が25リットルとサブバックにしては大きい
・背中部分にクッションが入っているので、PCなどを入れても安心
・(ジッパーなど)水が侵入しにくい構造になっている
・ナイロン素材で汚れが目立たない
以上のような理由から愛用しております。
こちらが後継モデルのようです。
治安の悪い場所では、サブバックとしてNOMADICのショルダーバッグを使っています。
ショルダーバッグはリュックに比べて密着感があるので、防犯性が高いと思っています。
僕はこのサブバックにパソコンやカメラなどの電子機器を入れ、文字通り「肌身離さない」ようにしています。
2014年ボリビアにて。写真のようにバックパックを背負っている時はショルダーバッグを前に持ってきます。
NOMADICはポケットが多いのも嬉しいです。
掛けたまま前に回してぱかっと開けて、パスポートやら書類やら取り出すことができます。
また表面は耐水性に優れた素材「ターポリン」を使用していて、海外旅行のサブバックとして最適だと思います。
ぷらっと街歩きに行く時(サブバックを持っていくほどでもない時)に重宝しています。
デジカメとスマホと財布が入るくらいのちょうどいいサイズです。
このアイテムはもうあまり取り扱ってないようで、サイズは少し大きくなりますが、次買うならコレですね。
パスポートなどの貴重品はセキュリティベルト(腰に巻くタイプの貴重品入れ)で管理しています。
ココにパスポートとクレジットカード(1枚)とドル紙幣を入れて「これだけは失くさない」という意識でいます。
これまで、ココから何かが無くなることはありませんでした。
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南京錠をはじめとした鍵類は防犯はもちろん、安心感を得るために一通り持っていきます。
主にドミトリー(合部屋)でロッカーを施錠する時などに使用しています。
無くしてもいいように2〜3個持ち歩いています。
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下の写真のような感じでバックパックを保護するワイヤーです。
「いるかなぁ?」と半信半疑だったんですが、治安の悪い場所には必ず持っていきます。
主に、ドミトリーや宿のフロントにバックパックを長時間置いておく時などに、こうやって柱などに括り付けて(南京錠がかけられます)使います。
パックセーフはバック自体と中身どちらも守ることができます。
ひとつ前のパックセーフを使うほどでもない時に使用しています。
例えば、空港などでちょっと席を離れる時など、これでバックパックを椅子の足などに結びつけておきます。
バックパッカーのカメラ選びのポイントとしては第一に、壊れにくい。
そして軽いということだと思います。
なので一眼レフはもちろん、ミラーレス一眼は僕の選択肢にはありません。
画質が良くてズームがきくメインのデジカメと、防水防じんのサブのデジカメを使い分けています。
海外取材での撮影は基本的にこちらのSTYLUS 1で行っています。
ズームもある程度(10倍)できて、画質もよく、暗いところでもそれなりに撮れる万能型です。
いわゆる「デジカメのいいやつ」です。
驚くほど軽く(400g)、一眼レフより小型なので、気軽に取り出して撮影できます。
コンパクトで充実した内容のカメラがほしいという人に最適だと思います。
水場、山、砂漠など、上のSTYLUS 1(防水などの機能がない)を持って行くのに躊躇する時は、防水、耐衝撃、防じん性能のあるCOOLPIX を使っています。
画質もブログやSNSに使う分には全く問題ありません。
後継機はこちら。
防水30m+耐衝撃2.1m+耐寒-10℃+防じん性能。完璧です。
上と同じ用途で防水、耐衝撃、防じんのこちらも持っています。
後継機はこちら。
液晶モニターが180度回転するので、自撮りに最適です。
旅先で、自分の写真を(遠目から)撮ってもらいたいのに周囲に誰もいない…そんな時に活躍しています。
星空を綺麗に撮りたい方にもオススメ。
電子機器類もカメラと同じく、軽い・壊れにくいという基準で選んでいます。
また、海外で代わりを見つけるのは大変なので、長く使った経験があって信頼のおけるアイテムを持っていくようにしています。
2014年ウユニ塩湖にて
パソコンはMacBook Airを使っています。
パソコンは持ち物の中でも重量が出てしまうもののひとつですが、MacBook Airはなんと1.08kg!
サブバックに入れるとほとんど重さを感じず、無くなっていないか不安になるくらいです笑。
薄さも1.7cmなので、宿の中で持ち運ぶ時なども片手で楽々です。
11インチ(写真)だと画面が狭いという人は13インチがオススメです。
ウユニ塩湖で水(塩)が侵入してからキーボードカバーをつけるようになりました。
ウユニ塩湖に持っていかなくても笑、海外では保護するにこしたことはないと思います。
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iphone5を使っています。
旅先でもスマホは地図を見たり、Wi-Fiにつないでネットしたりと欠かせません。
ただ、僕の周りでは旅先でスマホを無くしたり、盗まれたりする人がほんとに多いので白ロム(中古) とか安いので十分だと思います。
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外付けHDはそもそも壊れやすいものなのですが、こちらのWESTERNDIGITALのHDは世界一周中の1年間とその後4年間使っていますが、壊れる気配がありません。
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変換プラグは日本人バックパッカーの間で定番の「サスケ」を使っています。
全世界(南アフリカの一部を除く)で使えます。
海外で日本の電子機器を使う時は、使用可能電圧に関わらず変圧器を使うようにしています。
というのも、日本で買った使用可能電圧がAC100〜240V(=海外でも変圧せずに使えるはず)のデジカメを、海外で変圧せずに使っていたら壊れた過去がありまして…。
BESTEKの変圧器はUSBポートが四つあるのが嬉しい!
定番のTranscendを使用しています。
世界一周には8〜16Gを4〜5枚持って行きました。
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僕は旅行するシーズンに関わらず、必ずアウターを1枚持っていきます。
仮に季節が夏でも、例えば高地では相当冷えこんだりするので…。
また、衣類は重ね着を前提にして、(重ね着したら)最大どれくらいの寒さまで耐えられそうか?というイメージを持って、ラインナップを考えます。
お察しの通り、かれこれ10年以上使っています。
厚手ではありませんが、風を通しにくい、襟にフードが収納してあり使い勝手が抜群です。
世界一周は夏を旅したので、これ一枚で問題なかったです。
高地など寒い場所ではジャージの上にこれを着ていました。
アウターはノースからは離れられません。
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ジャージほど旅行と相性のいい服を僕は知りません。
部屋着にもなるし、外で羽織ったり、アウターの下に重ね着したりとすこぶる使い勝手がいい。
そして何よりラクなので、移動中はほとんどジャージです。
旅行中は洗濯をしても干す場所がなかったり、干す時間が短くなったりすることは日常茶飯事。
僕は基本「部屋干し」前提で考えています。
速乾アイテムであれば、洗濯のストレスがかなり軽減されるので、重宝すること間違いなし!
薬は日本で普段使用しているものを持っていくのが一番です。
僕は普段あまり薬を飲まないので、世界一周時は近所の薬局で「1年間世界一周するんですけど…」と相談し、薬剤師さんが次の3つをオススメしてくれました。
風邪薬として
胃腸薬として
お守りとして!?
カバンの中で臭くならない糖衣タイプがおすすめ。
日本の薬を海外で手に入れるのは難しいので多めに持っていくことをおすすめします。
バックパッカーにサンダルを持って行かないというのは考えられません。
ちょっとした街歩き、ホテル履き、共用シャワーで…etc。
あらゆるシーンで大活躍しています。
世界一周は写真のhavaianasで乗り切りました。
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僕はインドでマラリアに罹った教訓から、マラリアなどのリスクがある地域には持っていくようにしています。
少々かさ張りますが、安宿には蚊がいることが多いので、安眠を確保したい時にもオススメです。
以下の2つは世界一周中5ターンづつくらい読みました。
どちらも旅で前に進む勇気をくれる名作です。
僕の本もよかったら。
いかがでしたでしょうか。
以上が現時点での僕のバックパッカーの持ち物です。
良いアイテムを見つけたら随時追加していきますので、ブックマークしておいていただけると幸いです。
また、おすすめアイテムがあれば是非教えてください!
それでは皆さん、旅先でお会いしましょう♪
□袋
主に衣類を仕分け。ナップサックみたく口が絞れるのがおすすめ
□ポーチ(メッシュ)
小物を仕分け
□ジップロック
薬や洗面用具などを仕分け
□書類入れ
保険証書・イエローカードなどの重要書類を入れておく
□帽子
□ジャージ
□速乾アイテム(Tシャツ 、タオル )
□短パン(水着代わり)
暑い場所では必須
□ノートパソコン
□パソコンケース(衝撃吸収)
必ずつけています
□キーボードカバー
□デジタルカメラ
□デジタルカメラ(防水)
□タコ足(電源タップ)
合部屋にコンセントが少ない時に活躍
□三脚
□外付けHD
□コンセント変換プラグ
□変圧器
□SDカード
□USBメモリ
□歯磨きセット
□ウェットティッシュ
長時間のフライトなどで顔を拭けると天国
□シャンプー・石鹸
□石鹸ケース
海外で見つけるの困難
□トリマー (髭剃り)
鼻毛、眉毛などにも使えるので愛用
□爪きり
□耳かき
海外で見つけるの困難
□洗濯紐&折りたたみハンガー
紐は部屋干用に
□折りたたみバケツ
これがあると洗濯がだいぶラクです
□洗濯バサミ
□粉洗剤
こぼれると大変なので粉がベター
□ショルダーポーチ
□海外WiFi
おすすめはグローバルWiFi
□虫除けスプレー
□サングラス
□日焼け止め(SPF50+)
海外の強い紫外線にはSPF50+がおすすめ
□メモ帳とペン
□サンダル
□バックパックのレインカバー
□腕時計
□蚊帳
□本
□ウォレットチェーン
防犯対策で必ずつけています
□トラベルシーツ
汚いベッドや床に敷いて休んだりと便利
□ケータイ灰皿
海外ではあまり手に入らない
□地球の歩き方
Kindle版がおすすめ
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