こんにちは!世界一周中のmiaです。
夫婦で旅をして約2年が経ちました。よく「どの国が良かった?」と質問されるので、住みたい街を選んでみました。判断基準になったのは、「人の良さ」でした。人が冷たい場所より、温かく迎えてくれた場所は、それだけで自然と長居したくなります。
わたしのフィーリングだけで上位3位をランク付けしています。皆さんには「こんなヤツの主観か」と納得していただくべくざっとプロフィールを紹介します。写真はイランの電車の個室風景。
旅の期間: 1年半の予定が2年2ヵ月目
旅のスタイル: 観光するより滞在する。なるべく陸路
出身地: 福島県よりの茨城県
旅で学んだこと: 自分は存在しないごとく小さい
旅のルート
モンゴル→中国→ベトナム→マレーシア→インドネシア→シンガポール→タイ→ミャンマー→インド→イラン→トルコ→イタリア→モナコ→スペイン→フランス→イギリス(スコットランド含)→ドイツ→キューバ→コロンビア→ベネズエラ現在。
ランキングの前にぶっちゃけますと、一番住みたいのは日本です。だって家族も友達もいますから! ということで日本を省いたトップ3をご覧いただきましょう。
住みたい理由: 教育水準が高く社会の雰囲気が穏やか
キューバでは貧しい人でも教育を受けるチャンスがあります。貧しくとも望んで努力すれば医者になることだってできます。キューバの識字率の高さや出生率の高さも有名です。どの国にも問題はあり、キューバも例外ではありません。しかし、唯一成功した社会主義国と称される所以のひとつはこの教育水準の高さにあるでしょう。
写真は、日本語を勉強していたキューバ人
海外でみそ汁をふるまう連載企画MISO SOUP IN THE WORLDでわたしが書いた記事にも登場したこの子ですが、将来は歯医者さんになるべく、歯科医師学校へ通っています。お金持ちじゃなくても学校に通えるって本当に良い社会だなと思いました。
デメリット:暑い、ご飯が…
とにかく暑いです。雨季と乾季しかなく年間通して暑いことは、四季の美しさを愛するわたしには問題です。それに伴って食べ物も南国フルーツ、米、肉のようにやけに雑な印象でした。
写真は朝ごはんのフルーツ
滞在期間: 約1ヵ月
住みたい理由: 美しい山々に囲まれていて、町の人同様落ち着いた気分になれる
ポカラの街からは、目と鼻の先に雪をかぶったヒマラヤを眺めることができます。美しい自然を目前にするとなぜか心が洗われるんです。だからかどうかはわかりませんが、街の人たちも落ち着いていました。また日本人と遠すぎない価値観を持っていて、居心地も良かったです。
ポカラから車で数時間の地点から、ヒマラヤトレッキングに挑んだことがありました。ポカラの街は、山の中の生活と比べるととても便利。それなのに、自分が歩いたヒマラヤが見えて、シャンとした気分になることができ、なんだか山と文明社会の良いとこ取りの場所でした。
デメリット:医療に不安…
ネパールはまだまだ発展途上国で、医者の数が少ないということはちょっと怖いです。何かあったらすぐに救急車にきてもらって処置してもらえる安心感はありません。写真はポカラに近い街のバスターミナル付近。トタン屋根は発展途上国の象徴です。
滞在期間: 10日
理由: 文化的な街を作り出す人々の意思を感じられる
歴史を学ぼうとする姿勢、アートで表現しようとする意欲を感じられました。街には至る所に博物館や美術館がありました。これらは、地元民だけではなく世界中からやってくる観光客にもオープンな施設であり、地元の人たちもわたしたち観光客を温かく出迎えてくれます。
滞在した安宿では、写真を学びに来ている韓国人の留学生と出会いました。彼女は「ベルリンじゃなければ学べないことがある」と言っていました。ベルリンとは今や、そんな表現力豊かなひとたちが集まるアートな街なんですね、きっと。
写真はベルリンで開催されていた、エコをコンセプトにしたクリスマスマーケット
デメリット:思いつかない笑
強いて言えば言葉がわからないことでしょうか。でもそれを言ったら上記に挙げた国々も同じですね。ん〜すぐに思いつかないくらい好きです!
しかし物価が安くないことはデメリットかもしれません。旅でお金を使い切ってしまった今のわたしには、住むとなるととても敷居が高いです。ベルリンの街は整備されている代わりに、やはりいろいろと高いのです。
以上、わたしの住みたい街ランキングでした。こうして書いてみると良い街は人々が作り上げるもの、と言っても過言ではないようです。
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