アメリカ・カリフォルニアの砂漠のど真ん中に突如として現れるカラフルなアートの山、サルベーションマウンテン(Salvation Mountain)。「神は愛」をテーマに一人の男が30年かけて作り上げた名所を紹介します!
お酒と音楽とおねーさん、そしてアートにも関心のあるナシオです。
今回はカリフォルニアの砂漠のど真ん中に「神の愛」をテーマに作られたカラフルなアートスポット「サルベーションマウンテン(Salvation Mountain)」を探索してきました!
ポップでカラフルなサルベーションマウンテンですが、多くの映画やミュージックビデオの舞台になっているようです。
こちらはイギリスのロックバンド、Cold Play(コールドプレイ)の「Birds」のミュージックビデオ。
Coldplay – Birds (Official video)
こちらは映画「Into the wild(イントゥ・ザ・ワイルド)」のワンシーン。
Into the Wild-Salvation Mountain Scene
サルベーションマウンテン(Salvation Mountain)
サルベーションマウンテン(Salvation Mountain)は、北カリフォルニアのコロラド砂漠の丘を覆うヴィジョナリー・エンヴァイアランメント。アウトサイダーアートの一種でもある。Wikipedia参照。
アクセス:ロサンゼルス中心部から車で約3時間
住所:Beal Rd, Niland, CA 92257, USA
サルベーションマウンテンは不便な場所にあるので、レンタカーでGPSやカーナビに場所をセッティングして行くことをオススメします!
サルベーションマウンテン探検の前に…
サルベーションマウンテンといえばカラフルな山に目を奪われがちですが、山の手前にこんな銘板がありました。
Started as a temporary monument to God's love in 1984 by Leonard Knight.
訳:1984年、レオナード・ナイトによって神の愛への一時的な記念碑としてスタートしました。
For just under 30 years,without the benefits of electricity or running water,Leonard passionatly labored daily to create a message for the world to hopefully see "God is Love".
訳:レオナードは30年にわたり電気や水道の恩恵を受けずに、”神の愛”が世界に見えるべくメッセージを日々情熱的に創り上げていきました。
電気も水道も無い砂漠のど真ん中で、30年かけて作り上げられたとは…驚きです。ちなみに、「Into the wild(イントゥ・ザ・ワイルド)」のワンシーンには、在りし日のレオナードおじさんも出演しています。(※レオナード氏は2014年2月に亡くなったそうです。)
ちなみにこのトラックでレオナードおじさんは暮らしていたそうです。
それではレオナードおじさんが半生を懸けて創り上げたサルベーションマウンテンを探検していきます!こちらが正面から見たサルベーションマウンテン。
真っ青な空とのコントラストが最高です。
こちらはサルベーションマウンテンの頂上からの景色。周りに何もないのが分かります。
反対側へ降りていくと、壊れたようにも見える建物が見えてきました。
お祈りをするスペースでしょうか?可愛らしいドームがありました。
「神は愛」、レオナードおじさんの伝えたかったメッセージがここにもありました。
人々を惹きつけてやまないサルベーションマウンテンなのですが、砂漠独特の暑さが厳しいので帽子や水分など熱中症対策は忘れずにしてくださいね!
以上、ナシオがお伝えしました!
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