まいど!タンデム(二人乗り)自転車で世界一周したsawaです。なんで自転車?大変だろ?おかいしいだろ?ドMだろ?……いろいろ言われました。今回は、僕なりに自転車旅行の魅力をまとめてみました。
こちらが世界一周の相棒「まいどおおきに号」。嫁を後ろに乗っけて走りました。
1.いつでもどこでも写真が撮れる
交通機関だと、たとえ外に絶景が広がっていたとしても自由に外に出て撮ることはできません。 自転車であれば、自由に停車して好きなだけ写真が撮れます。バイクや車だと速度が速く、撮影のタイミングと停車のタイミングが合わずシャッターチャンスを逃すこともあります。
ローカルバスもほとんど通らないチベットの峠で気の済むまで撮影。上の写真は道路の脇の花畑へ入って撮った写真。
グランドキャニオンの脇道から撮影。このようなメジャースポットでも、一般の旅行者は訪れないようなポイントから撮ることができます。
2.走行後のビールとご飯がたまらなく美味い
ご飯はサイクリストにとってガソリン同様です。海外で飲むビールは不思議と美味しいのですが、自転車で汗をかいた後のビールは美味さ1.5倍増です!
ペルーの地元レストランで食べた一魚とチキンのフライ。普通に食べても美味しいのですが、走行後のお腹が空いた極限状態では絶品に昇華します。
ヨーロッパではキャンプ場で自炊が中心でした。走行中に立ち寄ったスーパーや市場で、いろいろな食材を買って試すのが楽しみのひとつでした。
3.日本人を見た事がないレベルの地元民と出会える
自転車は地元バスですら走らない場所を通過する事もあります。そこでの出会いは刺激的です。上写真はチベットの名もなき村のゴンパ(寺)にて、パンクの修理を手伝ってもらっているところ。
珍しいチベット人のサイクリストにも出会いました。地図に載っていないような辺境の道でのことでした。
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気がつけば、100人のお坊さんと肉まんを作って食べることになっていた @チベット
4.ガイドブックにない穴場を発見できる
パタゴニアのキングペンギンに会える海岸は、交通機関がなく自転車でないとアクセスが難しい場所でした。
関連記事→お持ち帰りしたいくらい可愛いペンギンさん@パタゴニア
個人ではアクセスが面倒なタイのメークローン市場。
関連記事→のんびり買い物してる場合じゃないっ!恐怖のメークローン市場
フランスの田舎では小さなワイナリーのテイスティング巡りなんてことも。
ギリシャのローカルカフェにてローカル親父たちと一緒に朝食を。
5.メジャースポットで新たな発見も
5回目訪れていたカンボジアのアンコールワットでしたが、自転車だと遺跡の広大さを思い知りました。
慣れ親しんだタイも、田舎を自転車で巡った後だと都会の便利さに感動すら覚えました。同時に交通渋滞の酷さと、危険を体感しました。
6.世界を感じることができる
自転車だと、空気、気温、天気、雰囲気、におい、文化の移り変わりなどを感じることができます。写真はスイスにて走ったつづら折りの道。大地を感じました。
関連記事→ハイジの世界へと誘うスイスアルプス絶景まとめ
アメリカ(英語)とメキシコ(スペイン語)との国境。英語を話せないアメリカ側の職員がいたりします。
地元民しか使わないタイとマレーシアの国境。国境越えは自転車旅行においてクライマックスのひとつです。関連記事→パタゴニアの「世界一過酷な国境」を自転車で越えてみた。
ペルーの何もない砂漠で、水分(コーラ)の必要性を感じたり……。
7.最大の魅力は、自由!
という訳で……気の向くままにどこにでもいける!それが自転車です。
文・写真:hirokazu sawa
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