ーー男は黙ってアタマーーそんな格言がインドにあるかどうかは定かではないが、この国の男はとにかく、アタマで運ぶ。時に荷物にアタマをめり込ませながら、時に仲間と、時に顔が見えなくなっても……。インドにて、アタマで運ぶ男の生き様を見た。
おばんどーです。久々インドネタをば。
近年、経済発展が取り沙汰されるインドは確かに、GDPが約135兆円と世界第11位を誇りますが一方、1日2ドル未満で暮らす貧困層は国民のおよそ70%にあたる約8億1000万人と、世界最大の貧困人口を抱えます。そしてヒンドゥー教にまつわる身分制度であるカースト制度の影響は今でも残っており、複雑な身分制社会を形成しています(wikipediaより引用)。
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人口1411万人、インド第3の都市・コルカタ。19世紀、はじめてこの地に降り立ったイギリス人に「この宇宙で最悪な場所」と言わしめた街です。
そんなコルカタで僕が夢中になったもの。
日本なら胸の前で抱えたり、
このような大きな荷物を持ちながらも、たいていの荷役労働者の歩くスピードは歩行者をしのぎます。
籠で運ぶ人。
荷物の無い籠は肩で担ぐみたいです。
籠は椅子にもなるようです。
工事現場で砂利を運ぶのもアタマ。
トラックの積み荷を降ろすのもアタマ。
ケーブルか何かでしょうか。
サンダル率ほぼ100%
文・写真:おばんどー
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