インド人が頭で荷物を運ぶ写真まとめ

2013.08.07 09:00 
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ーー男は黙ってアタマーーそんな格言がインドにあるかどうかは定かではないが、この国の男はとにかく、アタマで運ぶ。時に荷物にアタマをめり込ませながら、時に仲間と、時に顔が見えなくなっても……。インドにて、アタマで運ぶ男の生き様を見た。


おばんどーです。久々インドネタをば。

近年、経済発展が取り沙汰されるインドは確かに、GDP約135兆円と世界第11位を誇りますが一方、1日2ドル未満で暮らす貧困層は国民のおよそ70%にあたる約8億1000万人と、世界最大の貧困人口を抱えます。そしてヒンドゥー教にまつわる身分制度であるカースト制度の影響は今でも残っており、複雑な身分制社会を形成しています(wikipediaより引用)。


より大きな地図で コルカタ を表示  

人口1411万人、インド第3の都市・コルカタ。19世紀、はじめてこの地に降り立ったイギリス人にこの宇宙で最悪場所と言わしめた街です。

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そんなコルカタで僕が夢中になったもの。
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日本なら胸の前で抱えたり、キャリーを使うような荷物を、インドの男たちはアタマの上に乗せて運びます。コルカタの街角ではそれを業とする荷役労働者で溢れかえっています。


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このような大きな荷物を持ちながらも、たいていの荷役労働者の歩くスピードは歩行者をしのぎます。
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籠で運ぶ人。
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荷物の無い籠は肩で担ぐみたいです。
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籠は椅子にもなるようです。
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工事現場で砂利を運ぶのもアタマ。
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トラックの積み荷を降ろすのもアタマ。
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ケーブルか何かでしょうか。
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ながーいのはこんな風に……。
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男は黙ってアタマ。

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サンダル率ほぼ100%の彼らは、現在も喧騒の街並を縦横無尽に闊歩しています。


文・写真:おばんどー
 


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おばんどー

おばんどー

徳島出身。一眼片手に、心のおもむくままに、世界を放浪するジャーナリスト志望。いつか民族、社会問題に鋭く迫りたいと思っている。中国絶賛放浪中。

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