ホンモノです。
初めまして!いのうえです!
私は現在、西インドのコルカタに近いシャンティニケタンという村にある、タゴール国際大学の美術学科に留学しています。アジア人初のノーベル文学賞を受賞し、インドの国歌も作詞したラビンドラナート・タゴールという、インドではガンディーに並ぶ著名人が創立した由緒正しき大学なのですが、そんな大学のキャンパスで、これがインドか…と思わされる出来事が私を待ち受けていました……。
私の通っている美術学科の風景。犬が3匹映り込んでいますが、インドではよくあること。ちなみに、左に映っている建物は食べ物メインの売店です。
ある日、いつものように登校すると、何やら屋根を見上げている人が…
お隣の国のバングラディッシュの友達も見上げて写真を撮っています…視線を追うと…
野良犬でも牛でもリスでもない、まさかのサルがいました。観察しているとなんと彼らは、
下界に降りてきて、堂々と座り始めました。
人間と会話しているのではないかと思うほどのナチュラルさ…。
サル達は大人しく、ただ佇んでいました。しかし、「あれ、騒いでいたこっちがおかしかったのかな…」と思わされるほど何食わぬ顔の学生もいて、どうやらインド人には珍客をスルーして過ごせてしまう能力があるようでした。大学のキャンパスにサルが佇み、それに対して冷静な学生達……。これがインドか…と改めて感じた瞬間でした。
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