リオのカーニバル(ブラジル)、インティ・ライミ祭り(ペルー)と並ぶ南米三大祭り、ボリビアのオルロのカーニバルを見に行ってきました!
こんにちは。なんとかなる。の2号です。
ボリビアと言えばウユニ塩湖が最も有名なスポットですが、ウユニ塩湖のベストシーズンに、オルロという場所で「南米3大カーニバル」に数えられるお祭りが行われていることはご存知でしょうか?
今回はオルロのカーニバルについてご紹介します!
オルロのカーニバルが開催される、ボリビアのオルロ
オルロはボリビアの西部、ラパスからバスで約3時間ほどの場所にあります。ウユニからも4~5時間で、ちょうどラパスとウユニの中間ぐらいのところにあります。ラパスからもウユニからも1日にバスが沢山出ているため交通のアクセスも良い街です。
ラパス~オルロ:30ボリビア―ノ(約470円)、ウユニ~オルロ:30ボリビアーノ(約470円)
南米3大カーニバル、オルロのカーニバル
オルロのカーニバルは、ブラジルのリオのカーニバル、ペルーのクスコのインティライミと合わせて「南米3大カーニバル」と言われています。開催時期は毎年2月末でウユニ塩湖のベストシーズンともろに被っているため、ウユニに行きつつカーニバルにも行く、というプランが私のオススメです!
1789年から行なわれていたという資料もあり、大変歴史の古いカーニバルである。元々は、先住民族であるアイマラ族やケチュア族が持っていたパチャママ(地母神)信仰がキリスト教の聖母マリア信仰と結びつき、この創造の母に捧げるものとして始まったとされる。また、スペイン人侵略者を悪魔(ディアブロ: diablo)と重ね合わせ、恐れを持って踊りに表したと考えられている。
引用:wikipedia
まずカーニバルは前夜祭、カーニバル、後夜祭と3日間で開催され、一番盛り上がるのはもちろんカーニバルの日です。参加者が様々な衣装を身にまとって街中を踊りながら、行進していきます。衣装は派手なリオのカーニバルとは少しテイストが違いますね。
行進する道の両脇が観覧席となっていて、チケット制になっています。1席で約120ボリビアーノ(約1900円)です。
そしてお祭り期間は、街中で泡かけ合戦が始まります。油断していると大人からも、子どもからもかけられます!泡まみれ…
オルロのカーニバルはとにかくキャラが多い
カーニバルで行進してくる人の衣装には色々なキャラクターががいます。多すぎるので一部抜粋でいきます!
カポラル、カポラレス。カーンバルの花形のようです。女性はスカートを振りながら行進していきます。
男性は足を鳴らしながら行進していきます。
モレナダ。奇妙な仮面をかぶっています。
衣装は違いますが大量のモレナダ。圧巻の景色です!
インカ。名前の通りインカの王族を模して行進します。
ディアブラーダ。悪魔(ディアブロ)で大きな目が特徴的な衣装です。表情や出で立ちがThe・悪魔って感じですね。
他にも色々キャラがいます。
多すぎて紹介しきれません!
バックには演奏隊!
行進は音楽に合わせて、踊りながら進んでいきます。各グループの踊る人たちの後ろにはクールな演奏隊がいるのです!
グループ毎にカラーがあるんですね!演奏隊の生演奏とともに行進していきます。
オルロのカーニバルは地元密着型
オルロのカーニバルは地元密着型で、参加者のほとんどはボリビア人です。子供からおじさん、
おばさんまで皆で参加しています。
オルロのカーニバルは参加者との距離が近い
オルロのカーニバルの良いところは、参加者と観覧者の距離が近くて臨場感があるところです!行進に入って、一緒に写真を撮ってもらったり、真正面からの写真なんかも撮れるのです。
参加者も嫌な顔せず、一緒に写真を撮ってあげていました。リオのカーニバルは入場料が高かったり、遠くからしか見れなかったりするようですが、それとは正反対のカーニバルですね!
南米旅行でチャンスがあればオルロのカーニバルはおすすめ
オルロのカーニバルは交通アクセスも良く、安くて参加しやすいカーニバルです。女性は綺麗な人も多く、男性はカッコよく見えます! 是非、臨場感のあるオルロのカーニバルを見に行ってください!
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