ノスタルジックな中国の絶景。伝説の棚田と言われる「龍脊棚田」に行ってきた

2013.08.03 09:00 
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棚田といえば日本人にとってノスタルジックな風景のひとつですが、中国の奥地にも「棚田の冠」と呼ばれる伝説の棚田があるというのです。

 

中国放浪取材中のおばんどーです。今回は、広西チワン族自治区にある「龍脊棚田」を見に行ってきました。

 

棚田(たなだ)とは、傾斜地にある稲作地のこと。Wikipedia参照。

 

龍脊棚田がある風景区まで、桂林からバスで約2時間

桂林からバスに乗ります。左の人物は僕ではありません念のため。
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青が桂林、ピンクが龍脊棚田がある風景区。

より大きな地図で 大寨村 を表示

 

龍脊棚田の棚田の面積は約77平方キロメートル。元の時代から作り始め、清の時代に今の姿になった。広西チワン族自治区観光局HP「龍勝龍脊棚田景区」参照。

 

バスは桂林名物のカルスト地形を縫うように疾走して行きます。4

 

山間部を走るバスが停まったと思ったら、ブレーキの冷却水を入れ替えてました。
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約2時間、龍脊棚田がある風景区に到着。同時に、
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係員がバスに乗り込んできました。風景区への入場チケットを車内で買わせるパターンですね。
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学生証(ニセ)を提示するも功を奏さず……。入場チケット60元(約900円)
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バスに乗ること40分で見えてきた棚田とおばちゃん達

バスはさらに奥地へ。崖崩れは日常茶飯事のようです。
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悪路を進むこと40分、バスが停車すると窓の外にはヤオ族の姿が。湖南省から雲南省、東南アジア北部の主に山地に広く住む中国の少数民族です。
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「荷物持ってやろうか」「いい宿知っとるで」と迫ってきます。
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風景区のゲート付近は観光客目当ての客引きのおばちゃんでいっぱい。
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谷間に覗いた棚田。伝説の棚田に想いを馳せていると……
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振り切ったと思った客引きおばちゃん達がついてきていました!ヤオ族は気の長い民族のようです。
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のどかな龍脊棚田をしばし散策

実にのどかです。
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歩き続けること50分、ようやく今晩の宿(ユースホステル)に着きました。中国ではこんな辺境の地でも安心して宿泊が出来ます。6人部屋(wi-fi付き)でなんと30元(約450円)とお手頃です。
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宿に荷物を置いて一番のビュースポットへ。
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棚田が織りなす曲線美に見とれていると……
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またまた、おばちゃん登場。棚田はともかく、ヤオ族と僕の相性は最後までよくなかったようで……。
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棚田の緑に鮮やかなピンクがよく映えていましたとさ。

文・写真:おばんどー



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おばんどー

おばんどー

徳島出身。一眼片手に、心のおもむくままに、世界を放浪するジャーナリスト志望。いつか民族、社会問題に鋭く迫りたいと思っている。中国絶賛放浪中。

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