海って、ただあるだけなのに眺めてられるという人は少なくないと思います。見てるだけで満足させてしまう海に、都会の便利さが加わればそれはまさに理想郷になるんじゃないかなと思うわけです。今回はそんな感覚で、海の見える都会TOP3を発表します。
私、がぅちゃんは京都生まれの育ち。大学在学中にふらふらと海外旅行し、現在はドイツのベルリンに滞在中です。地元もベルリンも住み良い都会でいい場所なのですが、そこに海はなく、理想郷を思い描くといつも海に憧れる自分がいました。
そんな自分が海外での暮らしに求める条件を考えた結果、僕はどうやら4つの基準に左右される事が判明しました。それらを基に、特にいいところやデメリットも加味して、住みたい街TOP3を四つ星で判断してみました。
4つの基準
1:落ち着いた都会か。
2:快適に海を眺められるか。
3:大きな刺激へのアクセスがあるか。
4:季節を感じられるか。
グアムは、太平洋にあるマリアナ諸島南端の島。1898年の米西戦争からアメリカ合衆国の領土になった。1941年から1944年までは日本軍が占領統治し、「大宮島(だいきゅうとう)」と呼ばれた[1][2]。経済面では、アメリカ、日本、ヨーロッパなどからの観光客が重要な位置を占めている。Wikipediaより引用
グアムの中心地には日本人観光客が多く、修学旅行っぽい雰囲気を感じました。常夏の生臭さは妙に新鮮で、観光地としては申し分なかったです。ここに住めば、心が荒む事の無い人生が送れそうです。
特にいいところ:海がきれい
デメリット:都会では無い
景観もよく観光には最適なのですが、正直、住むには心細く感じてしまいました。
タクシー内で見つけた、観光客向けの射撃体験の広告です。やはり日本人が多いせいか、英語圏の割には日本語をよく見かけました。海外に住むとなると、もう少し異国感が欲しいなと感じました。
総評
1:落ち着いた都会か。… ×都会ではないです
2:快適に海を眺められるか。…○そのための場所かもしれません
3:大きな刺激へのアクセスがあるか。…×田舎のよさはありますが
4:季節を感じられるか。…×常夏です
サンフランシスコは、アメリカ合衆国西海岸にあるカリフォルニア州の北部に位置する都市であり、アメリカ西海岸を代表する世界都市の一つである。Wikipediaより引用
真夏でも快適な暖かさで季節に変化があり、海の見える都会です。海のそばで現代的な暮らしができ、かつ寒暖の差を感じられる。ここにはそれがありました。住みたい!
特にいいところ:しっかり都会
フィッシャーマンズワーフと呼ばれる海沿いのこのエリアは、ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島といった観光地にも恵まれて賑やかでした。
落ち着いた雰囲気の住宅街があるという都会の安定感を感じました。
デメリット:物騒さが目立つ
全体的に、ホームレスの人達が多いように見えました。それ以外にも、おかしなテンションな人に割とよく遭遇したのは今でも気にかかります。
都会は好きですが、欲を言えばもうちょっとこじんまり感が欲しいと思ってしまいました。まぁ住めと言われれば(言われなくても)喜んで住みますが。
総評
1:落ち着いた都会か。…○だいたいはそうでした
2:快適に海を眺められるか。…○いい感じです
3:大きな刺激へのアクセスがあるか。…×大きすぎるかも
4:季節を感じられるか。…○暑すぎない夏は理想です
ブライトン(Brighton)はイギリス・イングランド南東部、イースト・サセックス州西端に位置するシティのブライトン・アンド・ホヴの主要エリアである。シーサイド・リゾートとして有名であり、知名度・規模ともにイギリス有数である。観光都市であることから、ホテル・レストラン・エンターテインメント施設が多数あり、これらの施設を活かしたビジネスカンファレンスなども頻繁に開催されている。他の側面として、大学や語学学校をはじめとする教育施設が多い。このため学生が多く、パブやナイトクラブが多数あり、パーティ・タウンとしても有名である。Wikipediaより引用
特にいいところ:海の見え方がいい
この地形は、海辺へ向かって下り坂になっているので、街のだいたいの場所から海が眺められます。
英語が通じて海が見える街。元気すぎず、しかし退屈ではない都会。完璧でした。ロンドンに電車で1時間ほどでアクセスできるのもかなり魅力的でした。
総評
1:落ち着いた都会か。…○
2:快適に海を眺められるか。…○
3:大きな刺激へのアクセスがあるか。…○
4:季節を感じられるか。…○
…全部◎ というかこの4項目はこの街を基準に生まれました。
雰囲気だけだと、1位のブライトンによく似たハリファックス(カナダ)という街がありましたが、流石はカナダ、そこでは冬は寒すぎて海どころではありませんでした。ただ海があって都会であればいいというだけではなく、海を「快適に眺めたい」という個人的な暮らしへの願望がこの街のおかげで露呈されることとなりました。やはり雰囲気だけでは理想郷とはいえなかったのです。
こうして振り返ると、これは未来の理想郷選びにも役立ちますし、住み慣れた地の良さも再発見できて楽しかったです。四季のある場所で生まれ育ったためか、夏が始まるあのワクワク感を身体が求めてしまっている状態には感慨深いものがありました。
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