こんにちは!水島早苗です。5月末にちょうど今回の旅に出て1年が経過しました!デスクがパスポートの中身を振り返っている記事を見て、私も自分のパスポートを見て1年を振り返ってみたいと思います。
境港からフェリーで出国
まず、私は境港から貨客船イースタンドリーム号に乗って韓国を経由し、ロシアのウラジオストクを目指しました。この船では一旦下船しなければいけないので、韓国の出入国スタンプもあります。このページには他にも2回目のトルコやボスニア・ヘルツェゴビナのスタンプがあります。
ちょっと無理があるページ
左はロシアのビザです。
ロシアは「外国人観光客を装うスパイ対策」のために外国人にビザを課しているという噂もあります。ソビエト時代にはおそらく本当だったんでしょうが、たぶん今は違うと思います。
ちなみに、欧米人はロシアのビザに対して、自国のロシア大使館にビザ発行料をかなり支払うようなんですが、日本では急がなければ無料で発行してくれました。
右はいろんなスタンプ(主にヨーロッパ)が入り乱れています。せっかくのスタンプなのに、上からスタンプを押しているものもあります。見づらく、ちょっと無理があります!別のページの空白に押してほしかったです。
日付しかないスタンプ
クロアチアは2年前にEUに加盟しましたが、まだシェンゲン協定は適用されていないので出入国スタンプがあります。そして、日付だけという謎のスタンプもあります。旧ユーゴスラビアのどこかの国であることは覚えているのですが・・・。旧ユーゴは陸路で移動したのでスタンプが押されたり押されなかったりで、はっきりしません。
左ページはベラルーシのビザです。こちらも日本で取得したのですが、無料でした。
入り乱れたページ
入り乱れたページです。EUの国々のものが多いですが、旧ユーゴスラビアの国々であるマケドニアもEUのスタンプっぽく作られており、さらに黒が多いので、入り乱れていると感じます。インクも薄いスタンプが多く、実際に押されているものなのか、隣ページにインクが滲んだり移ったものなのか、はっきりしないものもあります。
みんなが笑うページ
左がアゼルバイジャンのビザ、グルジアのトビリシで取得しました。右がイランビザです。イランビザ取得の際に女性は頭にスカーフを巻いた写真が必要なのですが、あまりにも不格好な巻き方なのと、隣のページに巻いていない写真が並んでいるせいで、入国審査のときに「この写真おっかしい!」とクスクス笑われることがけっこうあります。
もっと巻き方を練習して写真を撮るべきでした。
出国拒否になりかけたページ
右のページ、上から順にグルジア・ウクライナ・イスラエルのスタンプです。
グルジアからウクライナは船で移動したのですが、このページには思い出があります。グルジアの出国管理官に「ウクライナへ渡航するのに、ビザを持っていないみたいだから出国許可しない」と言われました。ビザはいらない認識だったのですが、突然変わる可能性もあります。ウクライナにある日本大使館に電話して相談してみると、今まで通り特にビザは必要ないとのことだったので、無事ウクライナに上陸できました。それにしても、ひやっとした事件でした。大使館に電話してよかったです。
ページが1枚破れている?!
相方とほぼ同じ移動をしているのですが、押されるページが違うだけでこんなにパスポートって違うのかぁと眺めていると、重大なことに気がつきました。右側が私のパスポートなのですが、相方のものが36ページまであるのに対し、私のものはページが34ページで終わっています。一枚破れてしまったんでしょうか?
原因はこれでした。パスポートの真ん中にICチップが内蔵されたページが挟まれています。これはパスポートの偽造をより難しくするためにあるそうなのですが、このICチップをページに数えるか数えないかで二つのパスポートのページ番号が違っているようで、実際にあるページ数は同じでした。破れておらずホッとしました。
これからアメリカ大陸に渡り、日本を目指す予定です。デスクのパスポートを見ると南米のスタンプはカラフルだったので、押してもらうのが今から楽しみです!1年経ったパスポートを振り返って、とても楽しかったです!!
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