どうも!ただ今ヨーロッパを放浪中、モノより思い出派のokashoです。ハンガリーでちょっとおもしろい電車に乗ってきたので、ご報告いたします。
旧ソビエト連邦を中心とした社会主義諸国では古くから、社会勉強の一環として子どもたちが運営する鉄道があります。ここブダペストでは「ハンガリー国有鉄道非公開株式会社セーチェーニ山子ども鉄道」として子ども鉄道が運行されています。wkipediaより引用
大きな地図で見る
ブダペスト子ども鉄道はブダペスト一高い山であるセーチェーニ山駅とヒューヴェシュ谷駅を結ぶ11.2㎞の単線で、列車の平均速度は約20㎞/hだそうです。
この鉄道の駅業務や機関車の運転などの主な職務は、大人の監督のもと10歳から14歳の子どもたちにより遂行されています。
扉を開け閉めしたり合図を出したり敬礼したりと、しっかりお仕事しています。
でも、仕事が終わると他の子ども達としゃべったり、ジュースを飲んだり……。そのギャップがまた愛らしかったです。
開通した1948年からの長い歴史を感じます。ちなみにロシアでは現在20以上の都市で子ども鉄道が運行されています。
それでも各駅で少しは乗降があり、無人駅から乗ってきた乗客には子ども車掌さんが切符を販売します。
このように、子供鉄道はあくまで職業としての鉄道の基礎を教える教育機関であり、採算などは度外視されているようです。
がんばれ!将来のハンガリーを支えるこども達!と応援したくなる約40分の旅でした。
文・写真:okaho
okasho
最新記事 by okasho (全て見る)
- ブダペスト子供鉄道に乗ってみた - 2013/12/09
- フリヒリアナをお散歩してきた-スペインで1番美しい村- - 2013/11/04