シヴァ神のエネルギーの象徴として崇拝され、シンボルの意味を持つ男根「リンガ」。インドやネパールで思い出に残った様々なリンガを紹介します。(写真はお土産用リンガ)
こんにちは! セカマタ〜(色んな意味で)世界を股にかける女一人旅〜のピノです!
世界には沢山の宗教があり、その宗教によって崇められているものは様々です。
今回はヒンドゥー教の多いインド・ネパールより、古くから祀られているすごい形の彫像についてご紹介致します!
ヒンドゥー教の多い地域でよく見る「リンガ」
ヒンドゥー教の神にシヴァという神様がいます。ヒンドゥー教徒の多い地域には、シヴァ神の象徴として信仰されているリンガと呼ばれる彫像がよく祀られております。
そのリンガのモチーフが、アレなのです。
ラオスのワットプーにて。
そうです。どうみても男根です。しかもとてつもなくデカイ。
Wikipediaさんによりますと、リンガとは
特にインドで男性器をかたどった彫像が、シヴァ神や、シヴァ神の持つエネルギーの象徴と考えられ人々に崇拝されている。
という事で、ふざけている訳ではないようです。
しかし、インドとネパールにあるリンガは少し形が違いました。
ネパールのポカラにて
こちらは一見、男根には見えない形をしておりますが、Wikipediaさんを読み進めてみると…
『リンガの下にはヨーニ(女陰)が現され、人々はこの2つを祀り、白いミルクで2つの性器を清め、シヴァの精液とパールヴァティーの愛液として崇める習慣がある。
とあります。
つまり、女性器との結合バージョンなのです!!
精液や愛液まで再現されているとは…正直戸惑いを隠せません。ただの彫像なのに、モザイクが必要な気さえしてきました。
様々な形のリンガ
という訳で、今までに見つけたリンガをご紹介したいと思います。
ネパールのポカラにて。シヴァ神は首に蛇を巻いている為、一緒に祀られているのでしょうか。
インドのバラナシ、ガンガー付近にて。女性器に対し、男根がやや小さいと思うのは私だけでしょうか…。
ネパールのガレシュワー寺にて。野菜らしきものがなんとも雑に供えられていました。
インドのバラナシ、ベンガリートラにて。
バラナシはヒンドゥー教最大の聖地の為、リンガの数も桁違いでした。リンガの種類がこんなにもあるとは驚きです!
インドのバラナシ、ガンガー付近にて。集めてしまえばパワーも増すような気がしなくもないですね。
6 バラナシの家庭のリンガ
リンガについて思うこと
Wikipediaさんには、こうも書かれていました。
リンガに例えられ、尽きることなく生命を生み、さらに破壊するという原理や現世の本質をあらわしている。すなわちシヴァは、この世の万物を生み出し続ける性器そのものという位置づけがなされる。
これが、現世の本質を表しているとは驚きです。正直にそう思います。
…この形じゃなくてもよくない?
リンガはお気軽に手に入る
実は、あまりにリンガを気に入りすぎてお土産に購入してしまいました。
バラナシの売店で見つけたポケットリンガちゃんです。これでいつでも大好きなリンガに会えますね。20ルピー(約40円)と格安なので皆様も見つけたら是非。
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