「香港にもこんなところがあったんだ…」昔ながらの水上家屋が残る大澳の、どこか懐かしい雰囲気にほっと一息。ピンクイルカにも出会えたりと、充実した観光スポットでした。
都会のイメージの香港に今も残る、昔ながらの水上家屋
こんにちは。ヒマワリ侍です。初めて香港へ行ったのはトランジットの為でした。香港といえば(下の写真のような)ギラギラ輝くネオン街というイメージを持っていましたが……、
Photo by Daxis
あいにく私が訪れたのは昼間。「さて、どこへ行こう?」とネットで情報を探していた時、ランタオ島(大嶼島)の「大澳(タイオー)」という場所に水上家屋がある事を知りました。ギラギラ香港にそんなものが今でも残っているのか!と驚き、行ってみる事にしました。
ランタオ島は香港島の西方に浮かぶ香港最大の島であるが、鉄道や道路で市街地と結ばれている。西部には、「棚屋」と呼ばれる古い水上家屋が残る漁村の大澳があり、観光名所のひとつとなっている(Wikipediaより引用)
アクセス:香港国際空港~バスで東涌(3.5HKD・約30分)、東涌~バスで大澳(平日11.8HKD/日祝19.2HKD・約1時間)
大澳ののどかな街並み
大澳に着きました。案内掲示板には日本語も書かれています。水上家屋スポットには家のマークが描かれていて分かりやすい!
こんな景色が。水が濁っていますが、山をバックに、ボートが水上家屋の間を走る様子がなかなかいい感じ。
水上家屋はもちろん現役。家を支える柱には貝のようなものがくっついているようです。
カステラ焼きのようなものをせっせと作るおっちゃん。他にも商店やカフェもあり、ギラギラネオンとはまた違った、穏やかで少し懐かしさを感じるような香港の姿を垣間見る事ができました。
最大のアトラクションの「ピンクイルカ探し」
さて、こんな素朴な雰囲気の大澳の最大のアトラクションは、ピンクイルカウォッチングのようです。歩いていると「ピンクイルカ、ボート、20HKD(260円)」と声をかけられたので乗ってみる事に。
水上家屋ゾーンをぐるっと回ったあと、海の方へ出てピンクイルカ探し。
結果としては、一瞬だけ見る事ができました!もしピンクイルカに出会えずとも、20HKDで遊覧ボートに乗ったと思えば高くはないような気もします。
Photo by chem7
大澳ノスタルジー
大澳はカメラを持ってゆったりと歩きたい、そんな街並みだと感じました。また、小さなエリアなのでトランジットでも充分満喫する事ができました。乗り継ぎ時間を利用してちょっとだけ香港を楽しみたい方やネオン街に疲れた方にオススメです。
ただ……ネットで大澳を調べた時に「東洋のヴェネツィア」というキャッチフレーズで紹介されていましたが、タイミングによっては干上がっていたり、また水もだいぶ濁っている場合もあるので、過度な期待をし過ぎずにノスタルジーを感じてみてください!(笑)
ヒマワリ侍
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