イグアナを愛でるメキシコの街「フチタン」で皮ごとイグアナ料理を食べてきた

2016.09.12 07:00 
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メキシコ・オアハカ州の街「フチタンは、どうもイグアナが好きな様子…。食堂にはイグアナ料理のメニューまであったので食べてみることに。海外特有ゲテモノにも見えたメキシコのイグアナ料理、お味の方は…

 

メキシコ・オアハカの街「フチタン」で見つけたイグアナ料理

お酒と音楽とおねーさん、そして美味しいものがが大好きなナシオです。
今回はメキシコ・オアハカ州南部の街、フチタンで見つけた「イグアナのスープ」を紹介したいと思います。

 

こちらはメキシコ・オアハカ州、フチタンの市場付近の露店の様子。フチタンには、社会的に女性の力が強い母系制社会が残っていると言われており、言われてみると露店で働く女性の姿が比較的多いような気もします(笑)
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メキシコ・オアハカ州・フチタン

 

フチタンはメキシコ・オアハカ州の南東に位置する街。オアハカ州で面積は4番目に広く、人口は3番目に多い。人口約75000人(2005年時点)。Wikipedia「Juchitán de Zaragoza」参照。

アクセス:オアハカより車で約4時間半。

 

メキシコの中でもイグアナが身近なフチタンの街

地方にもよりますが、メキシコでイグアナを食べるのは変なことではなく、むしろご馳走の部類に入る食材のようです。

 

メキシコを中心に食用とされており、主に樹上性の大型種が好まれる。グリーンイグアナは養殖もされている。Wikipedia「イグアナ亜科」参照。

 

メキシコ・オアハカ州のフチタンの街にはイグアナ園(Iguanario del Foro Ecológico Juchiteco)があります。
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イグアナ園のイグアナは大事にされているようでした。
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フチタンの広場ではイグアナが放し飼いになっていました。
IMG_3605

 

他にも、イグアナを頭に乗せた女性の像まで(笑)
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寄ってみるとこんな感じです。イグアナだらけです。
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メキシコ・オアハカ州のフチタンにとって、イグアナはかなり身近な存在なようですね…。

 

そんなメキシコのフチタンで出会ったイグアナ料理

今回メキシコで食べたイグアナ料理である「イグアナのスープ」との出会いは、フチタン市庁舎(Municipio de Juchitán de Zaragoza)の南側の一角にある食堂街でした。

 

フチタン市庁舎(Municipio de Juchitán de Zaragoza)

 

ある食堂でメニューを眺めていると、そこには「CALDO DE IGUANA(イグアナのスープ)」の文字が!
IMG_3530dsc

 

本当にイグアナのスープが食べられるのか、食堂のおばさんに話を聞いてみると…

朝の7時から11時頃までならあるよ。明日また来なさい。

 

…との答えが帰ってきました。

イグアナのスープが美味しすぎて売り切れになるのか、それとも他の理由があるのか…、翌日出直すことにしましたが、待たされる事でメキシコのイグアナ料理への期待値が高まります。

 

皮がなんとも…メキシコのイグアナ料理「イグアナのスープ」実食!

翌日10時頃にお店に向かいましたが、無事にイグアナのスープを注文する事が出来ました。
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(イグアナスープ・トルティーヤ・ソフトドリンクのセットで75ペソ/約400円

 

イグアナ独特の背中のヒレでしょうか、なかなか生々しいです…。
IMG_3535[1]

 

棒状のこちらの部分はイグアナの足…?
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ちょっと気味悪く見えたイグアナの黒い皮を避けて、まずはイグアナのお肉を食べる事にしました…。IMG_3537

イグアナの肉におそるおそるかぶりついたのですが、鶏肉の様な食感に塩味の効いたトマトスープが染み込んでいて、臭みも感じず美味しく食べられました!

 

問題はこのイグアナの皮です。ワニの様なグロテスクな皮を、意を決して食べてみたところ…
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美味しい…!

臭みもゴワゴワした感じもなく、プルンプルンでいかにもコラーゲンたっぷり!と言った感じなのです!日本の鍋物に入れたプルプルとした魚の皮を食べているような感じを思い出させてくれる珍味でした。

個人的には、イグアナの肉よりも皮の美味しさが気に入ってしまいました(笑)

 

イグアナ料理を食べるなら是非メキシコ・オアハカ州のフチタンで

イグアナ料理「イグアナのスープ」は人にお勧めする事の出来る味でしたし、メキシコ・オアハカ州のフチタンの人々とイグアナの距離が近い事が、ゲテモノにも見えたメキシコのイグアナ料理を楽しめる「スパイス」になった気がします。

イグアナ料理を食べるなら、メキシコのフチタンですね…!

以上、メキシコからナシオがお伝えしました!

 


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ナシオ
1976年生まれのアラフォーバックパッカー。様々な職を経たのち深夜特急の世界に憧れ30歳から旅を始め、二度の長旅で20数か国を訪れた。40歳を目の前にし一時は落ち着く事も考えたが、現在は5年ぶりに海外に出て中南米旅のまっ最中。▶Blog ▶Facebook ▶Instagram  

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