微笑みの国タイの公園では、あまりにもシュールでついつい足を止めてしまう微笑ましいイベントが行なわれていました。
これぞディープなタイ
こんにちは!極貧バックパッカーの植竹智裕(うえたけともひろ)です。今回はタイ周辺で見られるちょっと驚きのイベントをご紹介します。
カオサン通りは外国人バックパッカーの溜まり場として知られ、バックパッカー向けのホテルやゲストハウス、インターネットカフェ、旅行代理店、土産物店等、旅行者に必要な店がずらりと並ぶため世界中のバックパッカーがここに集まり、カオサンをバックパッカーの聖地と呼ぶ者も多い。
外国人でごった返し、夜になるとバーストリートと化すカオサン通り。しかしグループ旅行者が多く、一人旅の僕には輪に入って行くのは至難の業でした。
活気に馴染めず、通りの端っこでフルーツをかじる生活をしていた僕ですが、カオサン通りの徒歩圏内に、ディープなタイを味わえるスポットを見つけてしまったのです。
昼は閑静な公園が…
僕が訪れたのはSantichai Prakan Public Parkというチャオプラヤー川に面した公園。外国人も少なく、昼は現地人の憩いの場になっています。
場所はこの辺り。カオサン通りからは徒歩10分程です。
夕方になると異変
ある日、夕方にこの公園を覗いてみると……爆音でテンポの速い音楽がかかっていました。何事かと思い、ビデオを撮りながら音のする方へ近付いてみました。
爆音の正体は「青空エアロビクス」
爆音の正体はスピーカーから流れるダンス・ミュージックでした。なんと川沿いの広場ではインストラクターと思しき男性を先頭に数十名のおばちゃん達がエアロビクスを踊っていたのです。
さすがにレオタードを着ている人は居ませんでしたが、なかなかの気合の入りよう。
この衝撃を是非、動画でもご覧ください。
僕が目撃したのは水曜日の18時過ぎ。1時間後に再度訪れた時には既に広場は静まり返っていました。
ラオスにもあった
ラオスの首都ヴィエンチャンで夕方、メコン川沿いの広場を歩いていた時の事。また、聞こえてしまったのです……。
ここでもまさかの青空エアロビクス。しかもこちらは2グループ同時開催!月曜日の夕方だというのに人数・迫力共にバンコクで観たもの以上でした。
札束を握りしめたおっさんが居たのでどうやら有料のようです。どうやらタイ周辺で青空エアロビクスを行なっている場所は多いようです。
微笑みの国の微笑ましい習慣
本人たちは至って真面目に取り組んでいるのですが、どうしても二度、三度凝視してしまう微笑ましい光景でした。カオサンから徒歩で行ける面白スポット、タイへお越しの際は是非、カルチャーショックを感じてみてください。もちろん、参加してみるのもありだと思います。
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