もしも路上に体重計が置いてあったら……大抵の日本人は粗大ゴミだと思うでしょう。でももし、そこに人が座っていたら……?
こんにちは!世界一周休止中の極貧バックパッカーの植竹智裕(うえたけともひろ)です。
突然ですが、皆さんは道端で体重計を見た事がありますか?恐らく見かけない光景でしょう。しかし!日本を出てみると、なんと路上に体重計が置かれている事がよくありました。
僕が彼らの存在に気付いたのはバングラデシュの首都ダッカにある大学の正門前。路上に体重計を置いて、なんと…体重計測をしてお金を取っていました(値段は不明)!
「路上体重計なんて誰が利用するんだろう?」なんて思ってしまいますが、上の写真の通り、若い人も利用していて、それなりに需要はあるようです。
路上体重計屋を見かけたのは、インド、キルギス、ジョージア、ウクライナなどなど。ネットで調べてみると他にも中国やネパール、東欧でも目撃談があるようで、世界的に見ればそうそう珍しくない商売なのかも知れません。
ジョージアの首都トビリシの駅前にポツンと置かれた体重計
路上で何かを売るにしてもいちいち申請や許可が必要な日本では流行らなそうなビジネス。あくせく働く代わりに体重計ぐらい簡単に買えてしまう日本、裕福ではないとしても体重計を持って路上に座れば誰でも自由に商売を始められて、それなりに生計が立てられるこれらの国々、どちらが幸せかちょっとだけ考えさせられた瞬間でした。
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