世界一にも輝いたことがあるペルーのコーヒーを体験しようとレストランで注文してみたら…巨大な醤油差し(?)とお湯が…。
こんにちは、編集部の武重です。
ペルーのコーヒーは2010年に全米スペシャルティ・コーヒー協会 (SCAA) の品評会で世界一に輝きました(参考PDF:世界に認められたペルー産コーヒー )。輸出量としては世界第9位ではあるものの、品質ではもう世界クラスです。
そんなペルーのコーヒーを体験せずにはいられない。首都リマにいた私たちは、さっそくいくつかのレストランに行ってみました。
で、出てきたのが巨大な醤油差し(?)…。
右はお湯入りのコーヒーカップです。
別の店でもやっぱり、醤油差しのような容器(左から2番目)とお湯入りコーヒーカップ。
最初は「カップを温めてくれているんだ!」と思いました。さすがコーヒー推しの国。街のカジュアルなレストランでさえ、このサービスレベル。すごい!と軽く感激したものです。しかし…
カップのお湯を捨てる場所がないし、そもそも醤油差しの正体は?
周りの人を観察して、ようやくわかりました。
この醤油差しの中身は濃縮コーヒー。これを…
お湯に入れる!濃いコーヒーが薄まってちょうどいい、というわけです。
ちゃんとおいしいコーヒーです。街の庶民的なお店ですので、世界一を満喫できるものではありませんが、日常で飲むなら十分。
自分で濃さを決められるので、濃いめが好きな人も薄めが好きな人もOK。わたしは濃くして飲んでました。
コーヒーやお茶って世界中にあるのに、少しずつみんな違う。だから海外に行くときに、ちょっと注意して見てみるといいですよ。
世界新聞にもコーヒーの記事はいくつかあります。
欧州「コーヒーロード」の歩き方
コーヒーが一番美味しかった国は?コロンビアの農園でわたしが見たもの
コーヒーが無形文化遺産のウィーンで本当に居心地のいいカフェを探そう
みなさんのお気に入りのコーヒーはどこの国にあるのでしょうか?
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