夫婦で8ヶ月旅するってどんな感じ?彼女ナシのぼくが聞いてみた【前編】

2015.08.21 11:00 
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24時間一緒ってどんな感じ?一人になりたくなったらどうするの?そもそもなんで二人で行ったの?独身旅人の僕が、世界一周した夫婦に素朴な疑問をぶつけてきました。

 

世界一周夫婦にインタビュー

こんにちは!極貧バックパッカーの植竹智裕(うえたけともひろ)(右)です世界一周をしならがら世界新聞で記事を書き続けてきたRyutaさん(左)とYukakoさん(左から2番目)夫婦、世界新聞デスク(左から3番目と4人で集まる機会があったので、夫婦にインタビューを敢行してきました。
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こんな人がインタビューしました

僭越ながら改めて自己紹介させて頂きます。

植竹智裕(独身・恋人なし)
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性格:友達と旅行に行っても一人の時間を設けてもらうくらい一人好き。でも夫婦で世界一周も興味あり。
夫婦との面識:直接会うのは初めて(旅先で会った共通の友達はいるんですけどね)

 

今回インタビューさせて頂いたのは……

Ryutaさん&Yukakoさん夫婦 
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ドイツのオクトーバーフェストにて

旅の期間:8ヵ月
経歴:同じ職場で出会い結婚。2014年6月にハネムーン世界一周の旅に出発し2015年2月に帰国
代表記事:「VIPラウンジ」は自分には関係ないと思っているアナタへ。バックパッカーの僕が年間1万円で利用してますけど何か?
ルート:アジア→ヨーロッパ→アフリカ→南米→北米(計27ヶ国)

 

二人にとって「世界一周」とはどういう時間だったのでしょうか?
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ふたりで世界一周したきっかけ

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ペルーの砂漠にてサンドボーディング

 

――ふたりで世界一周することになったきっかけは何だったんですか?

Ryutaさん(以下R):数年前、オーストラリアに僕一人でワーキングホリデーに行った時に、旅が面白いって思ったんです。戻って来てから結婚したんですけど、二年後に世界一周に行きたいっていう話をしたんです。

 

――Yukakoさん、具体的にRyutaさんから何て言われたんですか?

Y:「行くから」って感じでした(笑)。「そんなんやったら私も行きたいんやけど」って。

 

――Yukakoさんは以前にも旅はされてたんですか?

Yukakoさん(以下Y):いえ、全然。

R:どちらかというと僕が「行きたい」って言って、奥さんも「私も行きたい」って言ってくれた感じです。結婚した時に「一年半後に二人揃って退職して世界一周する」というのは会社に伝えました。

 

戻ってきた時のギャップが怖い

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出発の日に撮影

――世界一周するとなって、周りの人の反応はどうだったんですか?

R:いい印象でした。「行っておいで」みたいな。恵まれた環境ではあったのかなぁ。

 

――Yukakoさんは旅慣れていないなら周りも驚いたのでは?

Y:同じ職場で、周りも彼の事を知ってたので「まぁあの旦那さんだからそうだよね」みたいな感じでした(笑)。一瞬、私だけ日本に残るっていう選択肢も考えたんですけど、会社の人が「旦那がそんな経験するなら同じ経験をしてこないと、戻って来た時に夫婦としてのギャップが生まれるから行った方がいいよ」って言ってくれたんです。

デスク(以下デ):へー!その人すごいですね。見越してますね。

 

――反対はされませんでしたか?

R:一人も居なかったです。「凄いなぁ」って言われる方はいましたね。行こうと思えば誰でも行けると思うので凄いとは思わないですけど。

 

――でもこういうご時世じゃないですか。

R:ちょうどISILとかボコ・ハラムとかがニュースになっていた頃でしたからね。今回は夫婦で行くから、そういう場所は行かないでおこうって話は二人でしました。

 

「行くから」の意味

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オーストラリア滞在時、農園で働くRyutaさん

デ:ちなみにRyutaさん、「行くから」って言葉には「ついて来て」っていう意味も込められていたんですか?

R:ありました(笑)「世界一周行くよ!」みたいな。僕がオーストラリアに行った時も「行くから」みたいな感じでしたが…。(今回ついて来てくれたのは)その時の経験がデカかったのかな。

Y:私もオーストラリアについて行きたかったけど仕事があったので、突然「来月から彼と一緒にオーストラリア行きます」って事はできなくて。

R:(僕がオーストラリアに行っている一年間は)ずっと遠距離だったんですけど、僕がオーストラリアで色々経験する一方、彼女は日本で同じ仕事を続けていたので、そのギャップが大きかったです。

 

――どんなギャップがあったんですか?

R:生活が違い過ぎますからね。毎日の経験とか変化量が全然違うじゃないですか。オーストラリアでは「明日はどの街へ行って仕事探そう?」とか考えなきゃいけないし、全部が英語の環境ですし。そういうところを今度は二人で経験しようっていうのが今回の世界一周でした。

 

24時間一緒に居て大丈夫?

無題
ハンガリー→ポーランドへの寝台列車にて

――旅に出ると24時間一緒に居るわけじゃないですか。日常では珍しいと思うんですけど、毎日それが続くとなると不安はなかったんですか?

R:周りにもよく聞かれたんですけど……全然大丈夫でした。
実際、本当にずっと一緒に居ましたけどね。日本に居た時から1Kの部屋に住んでいたし、出社も帰りもタイミングが合えば一緒だったので。二人で居ても別々の事をしてた時もあったので、一人で部屋に籠りたいとかそういうのは無かったです。

デ:なんか独身の植竹くんが参考に聞いてるみたいな感じになってない?

 

――そのつもりですけど?(笑)いずれ僕も夫婦旅をしたいんで勉強になります。どちらかを部屋に残すこともなかった?

Y:私は心配だったから「行かんとって」みたいな(笑)

R:買い物も一緒に行ってたしな。一人旅じゃないから奥さんの安全も考えて動かないといけないっていうのもあったので、一人では出かけませんでした。

R:一回だけドイツで日本人同士男女でグループに分かれて別行動した事はあったけどそれくらいですね。

 

――Ryutaさんには「俺が守らないと!」っていう気負いはあったんですか?

R:それはもちろんありました。ルート決める時も、危ないと言われるルートは通らないようにして、街中でも夜に出歩くのは今回はやめておこうと。僕はあまりお酒を飲まないんでバーとかクラブとか行かないし……夜は基本早寝でした。

 

――意外!ドイツのオクトバーフェストの記事の写真、めっちゃ酒飲みそうに見えますけど(笑)

デ:酒飲みの顔してますもんね。

R:あれはだいぶ無理してた!半分くらいしか飲んでなかったです(笑)雰囲気が凄く良かったのでもう一度行きたいのは本当ですけど。

 

※話題の写真
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後編へ続く

もともと旅好きだった訳ではないというお二人ですが、海外への興味だけではなく、「二人で同じ経験をする」という事が大きな目的だったようです。そうして8ヵ月に及ぶハネムーンに旅立ったお二人ですが、実際に行ってみて意見が食い違ったり、ケンカをしたりといった問題は無かったのでしょうか?次回はお二人にとって世界一周ハネムーンがどんな時間だったのかを詳しく聞いていきたいと思います。お楽しみに!

 

写真提供・取材協力:RyutaYukako夫妻
HP:松田帳~the world trip log~


 


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植竹 智裕
1986年、東京都多摩市生まれ。会社を辞めて早5年、世界一周・旅行記出版を夢に俳優業など手を出しつつゆるやかに資金を貯めてきた植竹、ついに日本を飛び出し世界から色々な体験記をお届します! 帰国後のお仕事のご相談もお待ちしております!旅のオフショットはインスタで。ブログTwitter

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