ガーナにいる彼女と1年以上「遠距離」している僕が心がけている5つのこと

2015.07.17 11:00 
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Backpack Wedding より

旅と別れはつきもの…。もしあなたの恋人が突然海外に行ってしまったら…そんな時のために、 時差9時間のガーナと遠距離中の僕が、「遠距離恋愛のコツ」を全力でお届けします。

 

はじめまして!旅するライター、へむりです。

僕は、青年海外協力隊として中東シリアで活動したあと、大阪を中心に旅のイベントを企画したり、学校で講演したりしていましたが、今月から無期限でアフリカと中東を周ってきます。目的は「ガーナで青年海外協力隊として活動している彼女に会いに行く」こと!

世界新聞では「世界の恋愛」というテーマで、現地の人たちに教えてもらった恋愛事情などを伝えていきます!

 

色んな「工夫」をしています笑

表紙 ◯17 IMG_1261

と、その前に。出発前にデスクから「是非、書いて欲しい!」と言ってもらった「遠距離恋愛のコツ」をお送りします。
なんせ僕は、1年以上、9時間の時差の遠距離恋愛の真っ最中なのです。協力隊の任期は2年なので、来年まで彼女(上写真右)は帰ってきません・・・。だけど、相変わらず仲良しのふたり。そのために、色んな工夫をしております。

これを読んでいるあなたもいつ、留学やワーキングホリデー、旅で恋人と離ればなれになるか分かりません。そして、日本で彼氏彼女を待つとなると、不安がいっぱい。かと言って「行かないで」なんて言ってケンカするのも嫌だ…。「遠距離でも大丈夫!!」と思えるふたりになる、ちょっとしたコツを紹介いたします。

 

1、言葉で伝える

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シリアの市場にて

 

時差9時間の壁を乗り越えさせてくれるもの。それは言葉です。
思いはきちんと伝えることが大切。
口に出さないで伝えることって、特に遠距離だと難しい。
「シャイだから・・・」なんて言ってられません。

現地の人たちは僕の彼女に求婚しまくってますからね。毎日。

 

そして、今、LINEという便利なものができております。毎日メールして、週1〜2回話してます。
面倒と思ったことはなく、「伝えたい!」と思った日々の出来事を伝えています。
返信が遅い時も「今、頑張ってる時なんだろうな」と思って、催促しません。返事がなくても「こんなことあったよ〜」って報告したり、伝えたいことを伝えています。

「好き!」って言って、「はいはい」って流されても、メゲません。

 

2、情報を共有する

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友人のマサキ君が運営しているBackpack Wedding より

 

「え?こんな場所行きたい!」
「こんな家族、すてき!」
「こんな生き方してる人がいるんや!」
「こんな結婚式、いいね!」

僕がスマホを片手に電車に乗っていると、SNSを通して入ってくる情報。素敵なものを見つけたら、2人でシェアします。

Facebookでは、投稿や閲覧をする人を限定できる「グループページ」が作れます。そこに「夢ノート」と題したグループを作り情報をシェア、コメントを書き込むことで、お互いの思いを知ったり、追加でやりたいことが浮かんだり・・・。
「帰ったら会いたい人リスト」や「結婚式でかけたい曲リスト」を作ると、帰国したあとの未来がイメージできます。

 

余談ですが、日々の情報交換で「長続きするカップルがしていること◯選」という記事の「愛してると言い過ぎない」の項目に彼女が「これ共感!!」と書いてきました…。
でも、メゲる必要はありません。そういう場合は、歳をとっても仲良しの夫婦がやってる習慣(という記事)に「毎日、愛していると言う」と書いてあったと、アピールすればいいのです。

 

3、共通の話題を作っておく

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シリアの街アレッポのカフェにて

 

彼女が協力隊として出発するまでの1年間、僕らは大阪のシェアハウスに住んでいました。そこで、よく交流イベントを企画していたので、共通の友人がいっぱいいます。
なので、彼女がガーナに行った後も、「◯◯くんとご飯行ってきたよ!」と連絡したり、友人たちの誕生日サプライズを一緒に考えたりします。僕の作る誕生日ムービーに彼女がしょっちゅう出ていて、「ほんまにガーナいるん?」疑惑が出るほど・・・。

そして、僕ら二人の出逢いは「料理教室」。なので、二人とも料理を作るのも、食べるのも好きなのです。僕がカフェに行ったら「一緒に行きたい!」とか「一緒に作りたい!」とついつい、写真付きでメールしちゃいます。

「ガーナでは食べられない」と恨めしそうなスタンプが来ても気にしません笑。

 

4、自分のやりたいことを持つ

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協力隊のときにシリアで住んでいた部屋

 

遠距離での生活を「お互いの成長の期間」と捉えましょう。

海外(特に途上国)というのは、「当たり前」が通じません。
毎日が変化の連続、しんどいことがいっぱいですが、その分、成長の機会に恵まれています。

一方、日本も成長の機会、考える機会はいっぱいありますが、毎日同じルートの道を通り考えなくても目的地にたどりつけますし、お店で値段交渉や世間話をすることなく目的のものが手に入りますし、同僚が理由不明で職場にいなくて、仕事の話ができないことは滅多にありません(協力隊あるあるです・・・)。

日本とは違う環境で頑張る彼女に負けないくらいの成長を、日本でする。
そして、そのことで彼女に刺激を与える。

依存ではなく、共存を。
競争ではなく、共創を。

 

「本当に自分のやりたいことは何か?」を何度も何度も問い直し、そのために動くことで、彼女に自分の魅力を伝えたい、と僕は思っています。

とはいえ、彼女が出発してすぐの頃、彼女がそばに居ないことであまりにモチベーションが下がっている僕を見て「来年の誕生日はガーナに来なさい」とお叱りを受けたのは内緒です(なので、今年の誕生日はガーナです)。

 

5、「有り難う」を伝える

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「当たり前」の反対って何か、ご存知ですか?

それは「有り難う」です。
「有ることが、難しい」のですから、「当たり前」じゃない。
メールをくれることも、近況と写真を送ってくれることも、電話をしてくれることも、当たり前じゃない。

日本の喧騒に疲れ、ムスっとしてるときもあります。そんなときでも、「ありがとう」って伝えることって、大切だって思います。

何より、「大好き」と違って「ありがとう」なら、言い過ぎても叱られないはずです!!
・・・よね?

 

そして、彼女の許可を取るべくこの記事を送ったところ、「わたし個人の経験から言うと、遠距離を続けるコツは男性にあると思っています。だから、わたしたちは続いてるんだと思う」とのお返事。

 

ご参考になれば幸いです。さぁ、心置きなく素敵な旅を!素敵な恋愛を。

 


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へむり
生まれも育ちも大阪人なのに、よく関空で止められる。留学でイギリスに、NGOでフィリピンに、青年海外協力隊としてシリアに、と訪れていくうちに、日本の「普通」に馴染めなくなっているのに、なぜかキャリアセミナーの講師を各地でしている。2015年夏より、協力隊でガーナに行った彼女に会いに行き、そのままアフリカと中東を周る旅へ。 サイト:idea journey〜 世界の「生き方」「働き方」を伝える旅

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