5年前旅で出会い、カップルで世界一周することになった私たちが、友人、知人からよく質問されることをまとめてみました。喧嘩ですか!?しょっちゅうです!
みなさん、こんにちは!西回りで世界一周中の水島早苗です。長かったヨーロッパを抜け出し、現在南米・コロンビアにいます。ようやく世界一周できる実感が湧いてきました!
私たちはカップルで旅をしています。
2014年・ベルリンフィルのピクニックコンサートにて。餞別に頂いたTシャツを着て記念撮影!
質問に答える前に、私たちはこんな二人です。
年齢 私:32歳(三人姉妹の長女) 彼:33歳(三人姉弟の末っ子)
旅に出る前の職業 私:週5日理学療法士、週2日パン・ケーキ作り 彼:主夫、週3日本屋
出会い:5年前、お互い一人旅の途中に、ドイツのホステルのキッチンにて
準備期間:同棲しながら4年
一人旅歴 私:アイスランドを皮切りにドイツパン修行、ロシア、中国、ベトナムなど 彼:タイを皮切りに陸路で中国からトルコまで、ドイツなど
今回の旅に出るときに一番多くかけられた言葉:「ちゃんと一緒に帰ってくるんだよ?」
今回の旅のルート:ロシア→ヨーロッパ→コーカサス→中東→北アフリカ→ヨーロッパ→現在、南米
私:世界のあさごはん・カフェ・パンを訪ね食べ歩くこと
彼:とにかく街歩き、いろんな風景を見ること
こちらはフィンランド・ヘルシンキで食べた朝ごはん。黒パンにベリーのジャムがポイントです。
世界新聞でも連載・みんなのあさごはん!を書かせてもらっていますが、私の目的は世界の食を冒険することでした。一方、彼はとにかく歩いて、いろんな景色を見たい!ということなので、そもそも旅の目的が違っています。
目的が違う上に私たちの場合、一人旅を繰り返してきた中で旅のスタイルが固まっていました。昼寝したい私に対し、したくない彼、ブラブラ歩きたい私に対し、地図を見て街をくまなく歩きたい彼、などなど、はじめはかみ合わないことが多く大変でした。
A:なります!そういうときは別行動します。
私は、満足な食事にありつけたり、素敵なカフェを見つけたら、今日のミッション終了!みたいなところがありますが、彼はとにかく歩きたい、いろんな風景を見たいので全然物足りません。そういうときに一人の時間を作ります。
たいてい私が宿に帰ったりカフェに居座ったりして、彼が観光を続けるなど、一人の時間をそれぞれ楽しんでいます。
A:家計簿をつけています。
お互いの貯金で旅行していますが、パソコンで家計簿を作り、そこでお互いのお金をどれだけ使ったかを管理しています。私が骨折するまでは財布も別々に持っていましたが、骨折で財布の管理ができなくなり財布はひとつになりました。完治した今でもそのスタイルは変わっていません。
家計簿には現地価格、日本円に換算、5つ星で満足度、一言コメントできるようにしています。
私:骨折、カメラ2回故障、タブレット2回故障
彼:パソコン故障
旅を始めて3ヶ月経過したある夜、ホステルの二段ベッドから転落し、左ひじの骨を2ヶ所骨折し、1ヶ月ギプスと共に旅行しました(こちらの記事参照)。振り返ってみると、骨折はトラブルではあるものの人の優しさに触れることができたり、彼のサポートを受けたこともあって、このころからようやく二人旅らしくなったんじゃないかと感じます。「3」の数字は節目の時といいますが、まさにその通りでした。
私:おおまかなルート設定
彼:細かいところを調べる
私がトントン決めて、彼が付いてきてくれるところは兄弟構成(長女と末っ子)が表れていると人からよく言われます。
宿泊先や移動手段などは、口コミや安さを調べるのが得意なので私がやっています。前述の家計簿をつけるのも私です。対して、宿のアクセス方法や観光名所を回る計画などを考えたり調べるのが彼です。男性の方が地図には強いですからね!
A:しょっちゅうです!
夫婦で世界一周したRyutaさんやmiaさんの10の質問を読んだときの衝撃は忘れられません。羨ましい!!喧嘩せずに旅するってどうすればできるんだろう??
ちなみに、私たちの喧嘩はいつもくだらないことなので、私は寝たら忘れ、彼は食べると忘れます。深刻な喧嘩はあったかというと・・・うーん、あったかもしれないんですが、寝たら忘れました笑
私:一旦太ったあと痩せた
彼:太った
私は食べ歩きの旅なので太って当然なんですが、彼の旅の目的・とにかく歩くことにも付き合うようになり、痩せました。
一方彼は、私の旅の目的・食べ歩きに目覚め、とにかくいろんなものをチャレンジし、食べています。最近では国の名物料理は彼に聞いた方が詳しいです…。お互いの影響を受けていい方向に流れているなと、この質問をされたときに気づきました。
A:コミュニケーション能力はある程度ついた。文法はめちゃくちゃ笑
私たちはいろんな人と話したいと思ったので、英語をしっかり勉強していくのではなく、多言語を浅く広くかじって出発しました。
・ロシア語
私たちの旅の始まりはシベリア鉄道だったので、ロシア語が早速役に立ちました。つたない言葉でも、何を言おうとしているか真剣に聞いてくれるのがロシア人の特徴だと感じました。おかげで、1週間ロシア語の缶詰状態でもロシア人と楽しく過ごすことができました!
・ドイツ語
私はドイツに住んでいたことがあるのでドイツ語が話せます。ドイツ語は限られた国で話される言葉ですが、例えば東欧にはドイツに出稼ぎに行っていたり、一緒にビジネスをしていた人が多く、ドイツ語を話せる人が少なくないようでした。写真はマケドニア・オフリドの町中で出会った男性(写真左)。彼もドイツに若い頃出稼ぎに行った経験があり、ドイツ語を話すのが久しぶりで嬉しかったと、お宅に招いてくれました。
・スペイン語
スペイン語圏に入るまでに1年かかってしまい、準備期間に得たことの多くを忘れてしまった感がありますが・・・それでもコロンビア・ポパヤンで道を尋ねたご夫婦が親切にも食べ歩きに付き合ってくれて、名物をたくさん試すことができました!
A:友達がたくさんできました。
一人旅ではおそらくトライしなかったカウチサーフィンでたくさんの友達ができました。一人旅だと、外国語が得意でないことと内気さが邪魔して積極的に交流できないのですが、二人だと少しの勇気で飛び込めます!
トルコ・アンタルヤでホストになってくれた夫婦と。彼らの友人とも合流し、歌い、飲み、食べ、高校生の修学旅行みたいにはしゃぎました。
ウクライナ・キエフでは、ホストのクリスマスのお祝いに混ぜてもらいました。
A:カフェ開業の準備をします。結婚は…
旅で私たちに親切にしてくれた人は数え切れません。来日してくれる人がいれば、全力でもてなしたいです。私たちが旅の途中でしてもらったように、温かい思い出を作ってもらえればといいなと思っています。
また、カフェ開業の準備も進めていきます(こちらの記事参照)!以前の長期旅行では理学療法士に復職しましたが、今回は目標が明確になったので、復職はしないと思います。ちなみに、彼も私もお互いに一緒にカフェを作るつもりは今のところありません。
旅に出る前は家事はほとんど彼にお任せでしたが、彼は帰国後は就職をするとのことなので、家事は二人で分担してやっていこうと思います。旅での共同作業が帰国後も活かせるといいなと思います!え?結婚ですか?もうお互いにいい歳なので、仕事を見つけて落ち着いたら結婚します!
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