みなさん、おはようございます!連載・みんなのあさごはん!の水島早苗です。今回はフランス・パリからお届けします!
今回のあさごはんはパン屋さんから探っていきたいと思います。私は、6年前にドイツのパン屋さんで修行をしていました。そこでヨーロッパのパンが社会の中で、かなり重要な位置にあることを知りました。
その中のひとつに、パンに関する安全・こだわりが法律で守られているということが挙げられます。
「パン屋」を勝手に名乗ってはいけない
フランス語でBOULANGERIE(ブーランジェリー)は「パン屋」と訳されます。
ただしこの名前、フランスでは「パン職人さんが冷凍処理など一切せず、店内で小麦から生地を作って焼いたパンを売るお店」だけが名乗っても良い名前なのです。
簡単に聞こえますが、これが意外と難しいのです。多くの商品を売るために工場で作り、冷凍し、それを各店舗に運び、焼いて売っているお店も多いのです。日本でも有名なチェーン店のフランスのパン屋さんがありますが、実はブーランジェリーとは看板に書いていません。条件をクリアしなければ勝手に「パン屋」と名乗れないのです。
「パン屋」に潜入!
パリらしいアパートの1階にパン屋さんを発見しました。ちゃんとブーランジェリーと書かれており、パン屋さんの前には人が集まっています。もしかしたら、美味しいパン屋さんかもしれません・・・!
フランスといえば、バゲットです。種類が多くて迷ってしまいます。
今日のあさごはんはバゲットと塗り物
迷った挙句、バゲット・トラディショナルという伝統的なバゲットを購入しました。パンを部屋に置いているだけでも、いい香りが広がります。
表面のパリパリ感と、中のしっとり・もっちりした食感、そして小麦の風味がとても豊かです。これはパン屋さんで買ったパンだからこそ。何もつけなくても十分美味しくいただけます!
塗りものはキャラメルクリームを買ってみました。キャラメルをパンに塗って食べられるなんて、素敵ですよね!
薄くバターを塗ったり、買って来たキャラメルクリームを塗って食べます。キャラメルの甘く、とろりとした感触が最高です!
他にもマロンのジャムやパテを買って、日本では味わえない塗り物の味を楽しみました。
マロンのジャムは甘さ控えめでオトナの味です!日本でも発売すればいいのにと思わずにはいられません。
カマンベールチーズをはさんで。朝からヘビーかもしれませんが、食べきれなかった分はランチに持って行きます。
パリのあさごはん、いかがでしたか?パリを訪れた際には是非、「パン屋」のパンを頬張ってみてはいかがでしょうか!
文・写真:水島早苗
ブログ:Da bin ich! -わたしはここにいます-
facebookページ:みんなのあさごはん!
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