ミクロネシア連邦って国があるんだ…。超マイナーなオセアニアの島国にはヘンテコなカルチャーと暗い過去がありました。
こんにちは!ヒマワリ侍です。前回(下記)に続き、ミクロネシア連邦・ポンペイ島のことを紹介します!
-ミクロネシア連邦-ブラジャーを「チチバンド」と呼ぶ謎の島国
今回はもう少し島の文化に踏み込んでみましょう。
日本管理下にあったミクロネシア連邦
ミクロネシア連邦は、太平洋のミクロネシア地域に位置するオセアニアの国家。第一次世界大戦以降、日本の管理下に置かれ、1920年には日本の「委任統治領南洋諸島」として南洋庁の下に置かれた。1986年にアメリカから独立。首都は、ポンペイ島のパリキール(Wikipediaより引用)。
国民的ギャンブル・ビンゴに挑戦!
こちらは島の北部にあるカピンガマランギ村。おばちゃんたちが昼間から熱心に興じているのは……ビンゴ!この国のギャンブルといえば、ビンゴ!数字を読み上げ、ビンゴのシートに穴をあけていくアレです。
ポンペイ島では基本的にポンペイ語や英語が話されているのですが、この村はポリネシアにルーツを持つ人たちが集まっており、言語もポンペイ語とはまた別のものでした。
現地に赴任中の友人Tが通訳してくれたので、私もビンゴにチャレンジしてみました。大金ゲットとはなりませんでしたが、楽しい経験となりました。ちなみにこの村だけでなく、いたるところでビンゴに参加することができますよ!
丘を登った先に見たもの
「ソケースマウンテン」という、山というほどではない丘のようなものに登りました。どろどろにぬかるんだ道を進んでいくと、草むらの中に……戦車がありました。これ、戦時中の日本軍のものなのです。
よく、苔むした廃墟のことを「ラピュタっぽい」と言ったりしますが、戦車を目の前にそんなことを言えるわけもなく、ましてやイエーイなんて記念撮影をする気分にもなれません。「夏草や 兵どもが 夢のあと」なんて句を思い出し、ただただ静かに見つめるのみ。
「世界平和を永遠に」と日本語で書かれています。戦車を見たあとで、平和を考えずにはいられませんでした。
B系の子供達と遊ぶ
カピンガマランギ村にあるサウスパークホテルでは、ダンスショーを見ることができます。お姉ちゃんたちがココナッツブラをつけて踊るダンスはポリネシア式(この村に暮らす人々のルーツがポリネシアであるため)。
お姉ちゃんたちのダンスショーのあとは、村の子どもたちが入り乱れて踊ります。B系の服装(ダブダブのトレーナー)を着て踊る子どもたちも・・・クソ暑いだろ!
おんぶして!肩車して!とせがまれます。してあげると……喜ばれます。
ここは宿泊していなくても毎週土曜日にショーを見ることができるので、ポンペイ島へ行かれる際はぜひどうぞ!
ポンペイ式パーリーナイト
ポンペイ的パーリーピーポーの聖地といえば、ディスコ「フラミンゴ」。深夜12時ごろにオープンします。
私はTやその友人たち、あわせて5人で参戦しました。1ドル払えば好きな曲をリクエストできます。この時流行っていたのはアフリカのクラブミュージック「Azondo」でした。
ポンペイは体力勝負
ハイキングをしたり、子どもたちを肩車したり、夜中はディスコに繰り出したり……ハードです。また、輸入に頼らざるを得ないお国柄、どうしても野菜が不足しがち(ご飯は白米とフライドチキンのみという日もあり)。疲れがとれにくいです。
ディープなポンペイを味わうときは、健康管理が大事です!!文化や歴史を感じながら、汗水たらして遊ぶのは、最高に楽しいですよ!
おまけ:ナンバープレートが…
前回に引き続き、今回もおまけでミクロネシアで発見した「想定外」な光景をご紹介します。
車のナンバープレートにご注目。ダンボールにペンで「ROAD TEST」と書かれています。仮免者の路上運転用ナンバープレートだそうです。やっぱり想定外。
ヒマワリ侍
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