東欧の煮込み(シチュー)料理、グヤーシュは濃厚こってりで日本の冬にもぴったり!
こんにちは!夫婦で旅をしていますさくらいもです。現在メキシコのカンクンにいます!
短い冬を終えてしまった私たちですが、日本はまだまだ寒いですよね。そこで今回は、真冬のヨーロッパの寒さに震えあがっていたとき、その温かさで私を救ってくれたグヤーシュについてご紹介します!
東欧の味噌汁、グヤーシュとの出会い
出会いは2015年11月中頃、ヨーロッパ一か国目チェコのとあるレストランでした。東南アジアから北上してきた私たちはまだ冬の寒さに慣れなくて、何か温かい汁物的なものが食べたいと思っていたときに見つけたのがグヤーシュでした。
By Kobako – photo taken by Kobako, CC 表示-継承 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=504621
グヤーシュは、ハンガリー起源のシチュー料理。牛肉とタマネギ、パプリカなどから作られる。代表的なハンガリー料理であり、一般的にハンガリー家庭では主菜として食べられることはなく、日本の味噌汁のような存在である。(Wikipedia参照)」
ブラウンシチューのような見た目ですが、味はトマトの酸味とパプリカの風味が強く濃厚。これにトロトロに煮崩れるまで煮込まれた牛肉のうまみが加わり、いい意味でこってりしています。このこってり感が寒さに疲れた体を癒し、温めてくれるのです。日本の味噌汁的な存在というのも納得の、ほっとする一皿。東欧、中欧で広く愛されている料理のようです。
「グヤーシュの素」を買ってみた!
チェコではスーパーにグヤーシュの素まで売っていました!一口でこの料理が大好きになった私は、早速購入。
そして、今年1月、物価の高さと寒さにたまりかねてついにアイスランドでグヤーシュを作ってみました。
作り方は袋の裏面を参考にすすめていきますが、もちろん読めません笑。イラストを参考に、水の量と素を入れるタイミングだけはつかんでおきます。
まず、お好みの具材を用意します。私は余っていたカリフラワー、じゃがいも、タマネギ、本当は牛肉を使うのですが、アイスランドは牛肉が高かったのでソーセージでアレンジすることにしました。
材料を一口サイズに切って、油を敷いた鍋で軽く炒めます。ここに水を入れ、このタイミングでグヤーシュの素も一緒に投入。この素自体は、ピザ味のポテトチップスみたいな匂いがしました。そして中火で煮込むこと約20分…。
完成しました!これが初の自作グヤーシュです。せっかくなので、小さいお皿ではなく、大きいお皿でたっぷりと頂くことに。
お味は…まあまあ。トマトの酸味とパプリカの風味はちゃんとありますが、肉をソーセージで代用したのが失敗でした。ソーセージ自体の塩分が出て、ちょっと味が濃すぎます。すごくのどが渇きました。笑
日本でも食べたい!
こんなにおいしくて日本の冬にもぴったりだと思うのに、日本でこの料理を見かけなかったことが不思議です。帰ったらグヤーシュを扱うレストランを探そうと思います。素を使わずに自分で作る練習もして、冬のわが家の新しい定番料理に加えます!
グヤーシュ♡ハンガリーのビーフシチュー♪ by Yumscroll
さくらいも
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