おでん+カレーという新提案…。マカオを代表するB級グルメは、寒い冬にぴったり!
おでんの美味しい季節です!
こんにちは!極貧バックパッカーの植竹智裕(うえたけともひろ)です。
早いものでもう2015年もあとわずか。日増しに寒くなり、おでんが恋しい時期になってきましたね。
日本のおでんも美味しいですが、2013年にマカオに行った時に、カレーおでんなる逸品に出会ってしまいました…。
マカオとは?
マカオ(澳門)は中華人民共和国の特別行政区の一つ。中国大陸南岸の珠江デルタに位置する旧ポルトガル植民地で、1999年12月20日に中華人民共和国へ返還された。現在はカジノや世界遺産を中心とした世界的観光地としても知られている。(Wikipediaより引用)
「カレーおでん通り」がある
こちらはマカオ屈指の観光スポット、聖ポール天主堂跡。
その前に延びる目抜き通りから路地に入った所(”大堂巷”通り)に、なんとカレー味のおでん屋さんが軒を連ねている通りを発見しました。
スープで煮込んでからのカレー
店からはカレー独特のいい香りが漂っています。日本でも大人気のおでん、そしてカレーと言えば日本人の好きな料理で上位に食い込む鉄板メニュー、この二つを足したら美味しくないはずがありません。早速頼んでみましょう。
どのお店もこのようにかまぼこや、魚のすり身の団子、野菜が並べられていて、客はボウルに食べたい具材を入れて行きます。1本約150円。
そしてお店のおばちゃんに渡すと、ザルに入れてスープ入りの鍋で煮てくれます。最初は日本のおでんと同じようなこげ茶色のスープで煮込み、お皿に盛り付けてから特製カレーソースをかけるのがマカオ流。
並んでいるメニューとは別に、鍋では牛ホルモンを煮込んでいて、こちらも注文可能。
僕はかまぼこと牛ホルモンを頼んでみました。気になるお味は……唐辛子が効いていてめちゃくちゃスパイシー!目頭が熱くなるくらいの感動的な美味しさでした♪
違うお店にもハシゴしておかわりしてしまうぐらい(今度は湯葉とホルモン)…。
カレーおでんは大航海時代の産物だった
でも、「中国のマカオでなんでカレーなの?」って思いませんか?マカオの食文化について調べてみると以下のような記述がありました。
マカオ料理はかつてポルトガルの植民地があったインドやマレーシア、アフリカ、ブラジルの料理の要素や、交易のあった日本料理の影響を取り入れて融合した(Wikipediaより引用)
かつてポルトガルが先陣を切って大海に飛び出し、日本にもキリスト教やカステラなどの西洋文化を伝えた事は歴史の授業で習いましたが、マカオにはカレーが伝わっていたと思うとちょっと壮大な歴史も感じられる料理です。
ブームの予感
日本では見かける事が少ないカレーおでん。遅かれ早かれブームがやって来そうな料理なので、まずはご家庭で試してみてはいかがでしょうか(レシピはこちら)?
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