オーストラリア・メルボルンの安宿「バッパー」で完全武装した僕の部屋(ベッド)がこちら。ちなみにベッドは1段目がオススメです。
オーストラリアの安宿こと「バッパー」で暮らして4ヶ月
こんにちは!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。現在オーストラリアのメルボルンで無職生活を満喫しながら細々と暮らしております。
(連載「オーストラリアのワーホリは稼げるのか?」バックナンバーはこちら)
メルボルン
メルボルン(Melbourne)は、オーストラリア・ビクトリア州の州都で、ポート・フィリップ湾に面した港市。オセアニア有数の世界都市。「世界で最も住みやすい都市ランキング」6年連続1位(2011〜)。Wikipedia「メルボルン」「Melbourne」参照。
オーストラリアの安宿ことバッパー。以前バッパー(バックパッカーズの略)に暮らすメリットとデメリットをご紹介しましたが相変わらず書くネタも無いので今回は僕がバッパーでどんな暮らしをしているかについて書きます。
僕がバッパーに居座り続ける理由
僕の部屋は1日20ドル(約1600円)でメルボルンでも最安値の部類です。
…ただし、12人と部屋をシェアしているので、体臭・騒音・いびき・歯軋りなど問題は多くてプライベートも持ちにくいです。それでも、どんどん人が入れ替わって色々な人と出会えるのが魅力でバッパーに住み着く事にしました。
12人部屋にある僕のベッド
こちらが僕のベッド。シーツをカーテン代わりにしてしまえば、内部はちょっとしたプライベート空間!(周囲が散らかっているのは見ないでください)。
上述の通り、12人でひとつの部屋をシェアすると睡眠環境は劣悪……でしたが、しっかり工夫をして、慣れてしまえば実はとても快適です。
ベッド+服&ハンガー=クローゼット/カーテン
カーテンでカバー仕切れないエリアには、ダイソーでハンガーを買い込んで、衣類をかけてカーテン代わりにしています。衣類の量が旅人っぽくないとはよく言われます。買い過ぎたと反省はしていますが後悔はしていません。
内側から見るとこんな感じ。密閉はされていませんが、前向きに考えれば、風通しよくプライベート空間を維持できます。
ベッド+S字フック&ウォールポケット=棚
ベッドの周りをご覧頂いて分かる通り、僕には部屋を散らかす天賦の才能があります。ベッドの上に小物が散らばって困っていたので、ダイソーでS字フックとウォールポケットを買って、必要な物を収納したらベッドの上がずいぶんすっきりしました。
ベッドの下は格納庫
長い事生活すると、自ずと自分の気に入ったベッドに収まる事が出来ます。僕は空きが出た瞬間に下段に移りました。なぜならベッドの下のデッドスペースを独占出来るからです!
ファーム労働でボロボロになって買い換えたため、靴類もずらっとベッドの下に並んでいます(この他に2足あります)。
気ままなバッパー生活に突然の別れ
住めば都とはよく言ったもので、週140ドル(約11200円)で愉快な仲間たちと付かず離れず気ままに暮らしていましたが、先日、宿泊代の支払いの際にサラッと衝撃的な事を言われました。
来週から週175ドル(約14000円)に値上げするからね。
まさかの1泊5ドルアップ。今の生活も気ままで好きですが、値上げをするのであればいっその事ジムやプールが付いたシェアハウスを探した方が安くつくので、引越し先を探す羽目になりました。そして、今も理想的なお値段・立地・設備のシェアハウスが見つからず。
気ままなバッパーでの生活をご紹介するはずが、長い事暮らしたバッパーとの思い出の記事になってしまうとは思いませんでした…。
とにかく、安い仮宿でも工夫をすれば快適に暮らせますよ!
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