ジャケットがないなら、インドの正装をすればいいじゃない。無事入店できたのか…!?
こんにちは、親の金で世界一周中のぴさろです。
今回は親の指令で、パリの3つ星レストラン「ギ・サヴォワ」で一人74000円のコースを体験しなければいけないことに…。
レストランからは「当店の雰囲気に合わせ、ジャケットを着用してご来店下さい」とのメッセージ。しかし僕はバックパッカーなので、スーツなんて持ってませんし買えません…。そこでたどり着いたのが、インドの民族衣装でした…。
ギ・サヴォワのホームページの動画からも伝わってくる明らかな格式…
コック長/オーナーのギ・ザヴォワが経営するレストラン。ミシュラン3つ星の他に、ゴー・ミヨ、Bottin Gourmand、などからも評価される。Wikipedia、HPより
3つの試行錯誤の末…
1、どこかでスーツを買う
これが1番確実な方法ですが、金額も張り、荷物のスペースもなくなってしまうので却下。
2、諦めて持ち合わせでどうにかする
とは言ったものの、僕が持っている1番綺麗な服といえば、ジーパンにスニーカーにゴアテックスパーカーです。それで3つ星に行くのは常識的にまずい気がします。
3、代用品を探す
世界一周中は、少ない物資を代用をしながら生活しています。みりんの代わりにコーラ、ポン酢をオレンジで作たり、箸やスプーンの代わりに手を使ってみたり…。スーツの代用になる様があれば、コストパフォーマンスよく状況を打破できます。
「安いのに正装」を求めた結果、インドの民族衣装であるクルターパジャマを手に入れたのでした。(1200円)
一応正装、コストパフォーマンス抜群、清潔感のある白!なにより僕の濃い顔に似合っているという点は評価できます…。
ついにパリの三つ星レストランにやってきたのですが…なんやかんやで正直、ビビっておりました。
なぜなら、インド人にとっては正装でも、日本人の僕がしている時点でコスプレなんですよね…。例えるなら、ケニア人がチャイナドレスで高級料亭に来ている様なもの…違和感が半端じゃありませんよね?
しかも、「ジャケットを着用してご来店下さい」と連絡されている以上、ジャケットじゃない時点で突き返されても文句は言えません。内心では帰りたい一心でしたが、勇気を出して高級感あるドアを開いてみると…
僕のコスプレを微塵も気にする様子もなく、対応されてしまいました。意外にもトントン拍子で、何の問題もなくコースはスタートしたのでした…なんか逆に寂しい。体を張ったボケをスルーされた気分でした。
そしてインドの民族衣装のまま、74000円のフルコースを無事平らげたのでした。
そんなこんなで、ジャケット必須のパリの3つ星レストランは、インドの民族衣装でも入れました笑 ただしメンタルの強さは必要です!
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