山梨のど田舎に育ち、英語もしゃべれない、おまけにシャイな私…。外国人の友達を作るなんて夢のまた夢でしたが、「ホステル」に泊ったら、こんな面白い人達との出会いがありました。
この企画は180 か国30,000 件のホステルを予約できるHostelworld.com(ホステルワールド)のスポンサードで、4週に渡り4人の旅するライターによる「ホステルからはじまるストーリー」をお届けする予定でしたが…好評につきさらに1ストーリー。最終回です。
こんにちは!旅人いぶきです!
ホステルっていうとどんなイメージがありますか?山梨のど田舎で育ち、英語もあまりできなかった私はホステルなんて言葉聞いたこともありませんでした。
旅に出る前から、色々な国の出身の人と出会いたいという願望があったのですが、最初はどうやって友達を作ればよいのか分かりませんでした。
ところが、安いからという理由で「ホステル」に泊まったら、そんな願望があっさり叶ってしまいました!
今回は、オーストラリア、オランダ、フィリピンのホステルに滞在した3ヶ月で友達になった(会話した)35人から、「日本にいたらまず出会わないだろう」という7人を、出会いも交えて紹介してきたいと思います!
私の初体験ホステル・オーストラリアのKing Street Backpackersのリビングはこんな感じでした。楽しそうでしょ!?
出会ったホステル:Where 2 Next @フィリピン
フィリピンのマニラにあるホステルで出会いました。なんとホステルに1カ月ほど住んでいるという彼。便利だし、落ち着くそうです(笑)。
ポーカーで稼いだり、ポーカーを教える仕事をフィリピンでしているとのこと。「日本のヤクザとも一緒にポーカーをしたよ!」と言われて「ヤクザ」にすら出会ったことがない私には驚きでした。
突然、ポスターのモデルにならないかと頼まれたこともあるそうです。中国の携帯の宣伝で、上半身裸で寝そべっている人が彼ですが…モデル体型には見えません(笑)。
出会ったホステル:Transit Backpackers @オーストラリア
彼女(写真右)は、私が共用のキッチンで夕食を作っていたら、話しかけてきてくれました。一人ぼっちで寂しかったのですごくうれしかったです。
友人と3人で旅に出たはずなのに、旅の途中で友人2人はカップルになり、一人ぼっちになってしまったそうです(笑)。「様々な人に出会い、写真を撮り、旅のおもしろさを知った」と言っていました。彼女の写真が見られるページはこちら
出会ったホステル:Where 2 Next @フィリピン
マルコスとは、出会って1、2時間後にノリで一緒にフィリピンを旅をすることに。マルコスのおかげですごく楽しい1週間だったことを覚えています。
その後、何度か日本(写真は山梨の本栖湖)にも来てくれ、私もマルコスの住んでいる韓国へ行きました。彼は、韓国語が出来なかったにも関わらず、韓国でプログラマーの仕事を始めることにしたそうです。
もう出会ってから3年くらい経つのですが兄弟みたいに思っています。
出会ったホステル:Flying Pig Beach Hostel @オランダ
ヨーロッパや南米をヒッチハイクしているという彼。ホステルのバーで女の子たちと飲んでいたら突然話しかけてきて、旅のエピソードを聞かせてくれました。
私が「(ホステルで)色々な人に話しかけるのって緊張する」と言ったら…「どんどん話しかけていきなよ!失うものなんてないよ!」とアドバイスをくれました。
おかげで私はその後、色んな人に話しかけることができるように…。
出会ったホステル:Transit Backpackers @オーストラリア
タスマニアのホステルの10人部屋に一緒に泊まっていました。明日どこに行くの?と聞いたら「南の方に車でちょっと旅しようと思う。一緒に行く?」と言われ、ノリで行くことになりました。車にキャンプ用品など全ての荷物を積んでオーストラリア一周中!とのこと。
一緒にキャンプへ行った時の夕飯。車には、キムチのインスタント麺とツナ缶とビールとがたくさん積んでありました…(笑)。
出会ったホステル:Where 2 Next @フィリピン
「危険な場所」だと聞いていた初めてのマニラで一人ぼっちだった私。それを見たホステルの従業員が「仕事が終わってから好きなところに連れて行ってあげるよ」。
行きたい場所リストを渡すとインターネットで調べてくれ、ジープニー(乗り合いタクシー)で1日観光しました。ホステルに戻ってくると…
「本音を言うとデートに一緒に行きたかっただけなんだ。俺は18歳だし、いぶきはフィリピンには長くいないことは分かっているけど、これだけは言いたい。好きだよ。」
驚きを隠せませんでした…。ごめんなさいとしか言えませんでしたが、良い思い出です。
出会ったホステル:Transit Backpackers @オーストラリア
ホステルで出会ったフランス人たちにお寿司を作ってあげたら…お返しにフランス人(矢印)が、クレープ、チョコムース、カラメルプリンと本格的なフランスのデザートを作ってくれました!ちなみにフランスでは、クレープを食べる「クレープの日」まであるそうですよ〜。
「日本人の女の子と付き合ってたことあるよ!」と言っていましたが、こんなデザートを毎日作ってくれるんだったらキュンとしちゃうかもと勝手に想像してしまいました(笑)。
オーストラリアで初めてホステルに泊った時、予約するのも、チェックインするのも不安、男女の10人合部屋とかに泊まって本当に大丈夫なのかな…。と思っていました。
しかし、ホステルのキッチンに行くと周りのみんなが、「Hi! Where are you from?」とフレンドリーに話しかけてくれて、安心したのが懐かしいです。
今では、ホステルでたくさんの面白い人に出会い、友達も増え、英語力も確実にアップしました。
山梨の田舎娘が出来たので誰でもできるハズです(笑)。
あなたもHostelworld.com(ホステルワールド)で世界への扉を開いてみませんか?
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