あることに気づいて子供達との距離が縮まりました。
こんにちは!カナダのカルガリーから日本へ帰ってきたばかりの旅人いぶきです!!
今週末からイギリスとアイルランドへ行く予定です!
言葉の壁
今回は、私がタイのアユタヤの孤児院でボランティアとして子ども達と一緒に過ごしたお話を書きたいと思います。
当時、英語圏以外の国に行ったことがない私は「言葉の壁」に不安を感じていました。
だって、こんなリアルなトイレの看板があるタイでタイ語が話せないのにボランティアなんて…笑。
とりあえずタイ語の指さし絵本なども買ってみたけれど、話し掛けられたらどうすればいいのか…。
そんな不安を抱えたまま飛行機に乗りました。
初日の朝から不安…
基本的には宿泊費が少し高めになっていて、(と言っても一日1000円ほど)そのお金が募金されるシステムになっています。
基本的な活動は孤児院で子ども達に日本語を教えたり、折り紙を教えたり…とエージェントの方には言われましたが、タイ語抜きで日本語を教えるのは無理があるのでは?
こちらが私の部屋。
朝、子ども達がドアを叩きながら何か叫んできました。もちろんタイ語で。
なんなんだ!?何が起こったのだろうか!?!?と初日の朝から不安に…
髪の毛をいじられる日々
結局、私と遊びたかっただけのようでした。
タイ語のみでの子ども達との生活が始まります。
折り紙を折っていると…
私の髪の毛をいじりはじめる子もいて、毎日違う髪型にされました。三つ編みも上手です。
私だったら絶対にできないような髪型も笑。どこで習ったのでしょうか?
わたしが出会ったお茶目な子ども達
ポーズがかわいくって絵の才能のある女の子。
私のカメラを勝手にもっていき、知らないうちに自撮りしていた子。
ウインクだって上手!
服は先進国からの貰い物のようですが、それでもおしゃれってできるんですね。
日本にはないポーズをしてくれたこのニタヤー(右)は小さい子たちの面倒を見たりだとか、言葉は分からなくても優しい子なんだと分かりました。
日本にはあんまりないポーズ笑
一番なついてくれたルサモン(左)、右が私。
最終日の夜に「いぶきこっちに来て!」とルサモンに誘われました。
ルサモンは「スワイ(綺麗)」と遠くを指差して言いました。
その指の先には、日本のどこにでもあるような本当に小さなビルの光が見え、私に夜景を見せてくれたんだと気付きました。宝物を見せてくれたのかな…。小さな光でも特別に感じたのを覚えています。
私は「話そう」としていなかった
タイ語がわからなくコミュニケーションがうまく取れないこともあり、最初は憂鬱になりました。
部屋で引きこもろうとする私を、子ども達はしつこく誘い、髪の毛をいじったり、抱きしめてきたり、手紙をプレゼントしてくれたり…。
私もみんなの気持ちに応えようと、タイ語の本を見ながら言いたいことを伝えるようになりました。それから子ども達との距離は縮まったように感じます。
外国語のコミュニケーションって難しいように思えるかもしれませんが、結局は自分が話そうとするかどうかなんだと気付かされました。
そんなことを気付かせてくれたアユタヤの子ども達。すごく感謝しています。
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