タイのバンコクでは1月13日から首都封鎖と称し反政府デモが続いています。そんな中、新市街に買い物に行ったら、思いがけず反政府デモに遭遇しました。今回はその様子をお届けします。
どうも、世界新聞の三矢です。2014年2月18日、サイアムという場所に向かって歩いていると、デモ参加者が続々と集まってきました。
デモの中心地はMBKという超大型ショッピングセンターの真ん前です。
デモ会場では水や食料が参加者に配られています。
デモTシャツの販売がいたるところでされています。そのデザインの豊富さに驚かされます。
座り込みを続けるデモ参加者。
そこらじゅうにテントが設置されています。
Tシャツ以外にもタイの国旗をモチーフにした商品が多数販売され、多くのデモ参加者が身に着けています。
そこらじゅう露店だらけです。
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長期戦を見据えてか、食べ物の露店も複数見受けられます。
タイマッサージ屋さんもあります。
こんなゲームも！穴にボールを入れるというものから、
ダーツまで。政治デモならではの光景です。
よくよく見るとデモとは全然関係のない露店も。タイ人の逞しさを感じます。
こちらがデモのメイン会場と思しきステージ。
「RESTART THAILAND」というメッセージの下でスピーチする参加者。
平日とは思えない凄い人出です。
スピーチに応える参加者。
バンコクに入るまでは、反政府デモがどれだけ危険なのだろうと恐れていましたが、街の中心地では規律正しくデモが行われており、恐ろしいという印象は受けませんでした。それどころか数々の露店や参加者を見ていると、一種の祭りのような印象を受けました。
でも、場所によっては車がひっくり返らされたりとかなり激しいことになっているところもあるので、迂闊に近づかないのが賢明です。編集註：2月23日にタイ反政府デモ拠点で爆発、２人死亡２２人負傷という事件も起きており、細心の注意が必要です。
文・写真：三矢英人
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