トラベラーズチェックのメリットまとめ

日本国内だけでなく、海外旅行へ出かけた時にも便利でお得に使えるカードを探している編集部のソンです。

クレカ・現金のデメリットを補うトラベラーズチェックでしたが…

海外へ出かけた時、お土産の購入やレストランでの食事代の支払いには何を使用していますか?

多くの方が銀行や両替所で両替してもらった外貨か、クレジットカードをお使いになることでしょう。

けれどもこれらの支払手段は、いくつかのデメリットがあります。

例えば外貨は両替時の手数料が高く、クレジットカードは審査を通らなければ持つことはできません。

かつてはこの両者のデメリットを補う優れた支払手段としてトラベラーズチェックがありましたが、残念ながら国内での新規の発行は2014年をもって終了してしまいました。

トラベラーズチェックがかつて誇っていたメリットを備え、現金・クレジットカードのデメリットを補うような支払手段はないものでしょうか?

トラベラーズチェックを進化させた「キャッシュパスポート」

実は一つ、かつてトラベラーズチェックが果たしていた役割を担うと期待されているものがあります。

それが今回ご紹介するキャッシュパスポートです。

キャッシュパスポートはトラベラーズチェックのメリットを全て備えていることはもちろん、より便利かつお得な支払手段として、いま旅行者の間で大きな注目を集めつつあります。

そこで今回は、長年親しまれてきたトラベラーズチェックのメリットと、それを更に進化させたキャッシュパスポートのメリットについて解説いたします。

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※現在トラベラーズチェックは購入できません

海外旅行好きの方にとってひとつ、残念なニュースがあります。

これまで多くの方に親しまれ、愛用されてきたトラベラーズチェックですが、2014年3月31日で日本での販売が終了となってしまいました。

販売が終了しても、旅行先での利用や換金については従来通り受け付けているため、もし今手元に使い残したトラベラーズチェックがあったとしても、それが使えなくなってしまうといったことはありません。

しかしかつてはテレビCMも数多く放送され、旅行ガイドブックでも「現金より優れた支払い方法」として頻繁かつ好意的に紹介されていたことを思うと……なんとも寂しい気持ちを否めません。

代わりとしてはキャッシュパスポートがおすすめ

さて、トラベラーズチェックがなくなってしまうと、海外での支払い手段は現金とクレジットカードの2択に絞られます。

現金は両替時のレートがあまり良くないことをはじめいくつかのデメリットがあり、クレジットカードは審査を通過しないとそもそも持つことができません。

トラベラーズチェックのように、両者のデメリットをうまく補った支払い手段はないものでしょうか?

ここでおすすめなのが、マスターカードのグループ会社であるトラベレックスジャパン社が発行する「キャッシュパスポート」です。

現金とクレジットカードの中間的存在

キャッシュパスポートは一見すると、MasterCardを国際ブランドに搭載したクレジットカードに見えます。

しかし実際は事前入金型のカード(プリペイドカード)となっており、発行審査や決済用の銀行口座を必要とせず、誰でも持つことができるカードです。

また、店頭やネットショッピングでの支払いに使えることはもちろん、外貨が必要になった時にはトラベラーズチェックと同じく現金を用立てることも可能です。

このようにキャッシュパスポートは、現金とクレジットカードの中間的存在として優れたメリットを備えているため、今後トラベラーズチェックに代わる支払い手段としてますます普及していくことが期待されています。

メリット1
トラベラーズチェックより利用できる店舗が圧倒的に多い

トラベラーズチェックは2014年の販売終了に伴い、徐々にではありますが利用可能な店舗が数を減らしています。

既に使えないお店が多数を占めており、旅行時にお目当ての店で使えない可能性も非常に高いと言わざるを得ません。

けれどもキャッシュパスポートであれば、心配する必要はありません。

店頭にMasterCardのロゴが掲げられているお店であればどんなお店でも利用ができるからです。

MasterCardはVISAと並び、世界中のあらゆるお店で利用できる国際ブランドとして定評があるため、利用できないお店はほとんどないといっても過言ではありません。

またごく一部の現金でしか支払いを受け付けていない店舗や、チップ用に外貨が必要な時には、後述するATM出金サービスを利用することも可能です。

メリット2
パスポート提示の必要がないので支払いがずっと楽

トラベラーズチェックは支払いに用いる際、券面への署名に加えてパスポートの提示が必要となります。

サインだけでは第三者が真似をしている可能性も十分にあり、より確実な本人確認を行うために身分証の提示を求めていることが理由です。

一方のキャッシュパスポートは、クレジットカード同様に扱えるため、もちろんパスポートの提示は一切不要です。

カード裏面のサインか、予め登録した4桁の暗証番号を入力すれば支払いはあっという間に完了します。

トラベラーズチェックでのパスポート提示は面倒

1〜2箇所のお店での買い物であれば、トラベラーズチェックでのパスポートの提示もそれほど面倒なものではありません。

私も初めての海外旅行でトラベラーズチェックを使った時には、自分が海外で買い物をしている高揚感があったため、パスポートの提示も面倒どころか、むしろちょっとした楽しみを感じていました。

しかし様々なお店での買い物を予定している場合、それぞれの会計時にパスポートを取り出すのはなかなか手間がかかります。

2回目・3回目までは楽しいものの、その後は面倒な気持ちが勝ってしまうものです。

私自身、最初の旅行の帰国直前には自分の署名を見るのも書くのも、少しうんざりしてしまった記憶があります。

支払い時のスムーズさは、かつてのトラベラーズチェックでは決して得られなかった、キャッシュパスポートならではのメリットであるといえるでしょう。

メリット3
どこでもATMから現金を入手できる

旅行中に現金を、それも日本円ではなく外貨で必要になった時、安価な手数料で換金できることがトラベラーズチェックのメリットでした。

けれども換金を受け付けてくれるのは銀行と、ホテルや土産物店をはじめとしたごく一部の場所のみ。

思い立った時に手軽にできるというわけではありませんでした。

私もハワイ旅行の時、ホテルでトラベラーズチェックの換金を忘れたまま出かけてしまったことがありました。

代わりに銀行を探したのですが……観光地だからか、思った以上に銀行の支店は少ないものです。

結局その時はホテルへUターンして、トラベラーズチェックの換金をお願いすることとなってしまいました。

キャッシュパスポートであれば、外貨が必要になった時に場所を選ばず必要額を用立てることが可能です。

街中でMasterCardのマークが付いたATMを探し、そこにカードを挿入すれば、あとは暗証番号と必要金額を入力するだけで、カード入金残高の範囲内で好きな金額を出金できます。

宿泊先のホテルや銀行に限らず、あらゆる場所で換金ができるキャッシュパスポートのメリットは、実際の旅行時に改めて実感することになるでしょう。

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トラベラーズチェックのメリット1
再発行ができる

トラベラーズチェック最初のメリットは、現金よりも優れた安全性です。

例えば現金を旅行中に紛失してしまった場合、当然手元に戻ってくることはまずありません。

加えて人気の旅行先は、日本よりも治安が悪い場所が大半です。

スリや置き引きは日常茶飯事。

場合によっては、強盗に近い形で財布や貴重品を盗まれてしまうこともあります。

そんな時、支払手段にトラベラーズチェックを使っていれば、被る損失を最小限に抑えられます。

なぜなら、トラベラーズチェックは簡単な手続きを行うだけですぐに再発行でき、多くの場合被害額をゼロに抑えることができるからです。

トラベラーズチェック再発行の手続きについて

「再発行」と聞くと、面倒な手続きが必要で、膨大な時間がかかるものと思われる方も多いことでしょう。

しかしトラベラーズチェックの再発行手続きは、思いのほか簡単で速いものです。

具体的には、トラベラーズチェックの発行会社へ連絡を取ったあと、指示に従ってパスポートのコピーや購入時の同意書控えなど、必要なものを用意して旅行先最寄りの再発行センターへ赴くだけ。

再発行センターでの手続きは時間にして大体2〜3時間ほどで終わり、大きな問題がなければ紛失・盗難被害に遭った全額分のトラベラーズチェックを受け取ることができます。

トラベラーズチェックのメリット2
両替レートがいい

初めて海外旅行へ行く方は驚くかもしれませんが、銀行や両替所での両替は思った以上に多くのコストがかかります。

米ドルを例に挙げて解説しましょう。

新聞やテレビのレートと同額で両替ができるわけではない

ニュースや新聞で米ドルの為替レートは日々報じられていますが、これは「仲値」と呼ばれているものであり、この価格で両替ができるわけではありません。

多くの銀行や両替所では仲値に2円60銭〜3円ほどの上乗せがされた上で両替を引き受けています。

100ドルや200ドルくらいの両替であれば、上乗せ分も300〜600円ほどと些細なものです。

けれどもたくさんの買い物を予定していたり長期の旅行日程である場合、必要な外貨の額も多くなり、それだけ負担する上乗せ金額も大きなものとなります。

トラベラーズチェックはレートがいい

一方のトラベラーズチェックは、発行金額の1%に相当する手数料が発生するため、この点は不利であることが否めません。

しかしその代わり、仲値に対する上乗せは銀行・両替所と比べて少額であり、大体仲値+1円ほどに抑えられています。

銀行で5000ドル両替した場合

例えば1ドルの仲値が112円で5,000ドルを用立てたい場合、銀行では

・1ドル112円×2,000ドル

・1ドルにつき上乗せ3円×2,000ドル分

・その他手数料はなし

となり、必要な金額は合計230,000円です。

5000ドル分のトラベラーズチェックを購入した場合

一方トラベラーズチェックでは、1%の発行手数料が発生する代わりに上乗せが1円に抑えられるため

・1ドル112円×2,000ドル

・1ドルにつき上乗せ1円×2,000ドル分

・発行手数料2,260円

となり、必要金額は合計228,260円。

銀行・両替所での両替と比べて1,740円お得になります。

米ドル以外のトラベラーズチェックの場合

米ドルの場合は差額も僅かなものですが、豪ドルや英ポンドへの両替では上乗せ額がさらに大きくなり、またトラベラーズチェックとの差額も広がります。

従って、必要な外貨金額が多ければ多いほど、トラベラーズチェックの方が手数料を払ってもなお有利な外貨の調達手段になるのです。

トラベラーズチェックのメリット3
換金できる

高い安全性と有利な取引レートに加えてもう一つ、外貨へ直接換金できることもトラベラーズチェックのメリットに挙げられます。

現金と同じように使えるのがトラベラーズチェックのメリットです。

しかしその一方、利用できないお店や場面も多々あります。

例えば現金しか受け付けていない個人経営のお店。

日本でも小規模の喫茶店や商店では現金払いしかできないところが大半のため、想像がつきやすいですよね。

加えて海外ではもう一つ、現金しか受け付けない場面としてチップの受け渡しがあります。

ベッドメイキングや車のドアサービスなど、チップを渡す場面は多くありますが、その際にもトラベラーズチェックは使えません。

けれども、こういった場合に備えてわざわざ外貨を準備する必要はありません。

なぜならトラベラーズチェックは、宿泊先のホテルや現地の銀行で外貨に換金することができるからです。

換金時の手数料は安い

「便利なのは嬉しいけれど、手数料が割高になるのはちょっと……」

そう心配する方も中にはいらっしゃることでしょう。

しかし心配する必要はありません。

なぜなら、両替とは異なり外貨への換金は手数料が安価である場合が多く、特にアメリカン・エキスプレスが発行するトラベラーズチェックの場合は手数料が無料である場合も多々あるからです。

旅行先で必要になる金額を見積り、トラベラーズチェックと外貨をそれぞれ準備するのは手数料も手間もかかって骨が折れるものです。

けれども「必要な外貨は現地でトラベラーズチェックを換金すればいい」と割り切ってしまえば、旅支度はずっと手軽なものになります。

必要最小限の金額をその都度換金すればいいだけですので、せっかく用立てた外貨を余らせてしまうといった心配もありません。

アメックスのトラベラーズチェックとは?

ステータスの高いアメックス(アメリカン・エキスプレス)のクレジットカードが持てない代わりに、トラベラーズチェックだけはせめてアメックスブランドにしていた編集部のLeeです。

私と同じような考えで、アメックスのトラベラーズチェックを購入しようと考えて、購入できる場所を知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか?

しかし、アメックスを含め、全てのトラベラーズチェックは日本国内で購入することができません。

そこでこの記事では、トラベラーズチェックの代わりの手段となりうる「キャッシュパスポート」の紹介をするとともに、アメックスのトラベラーズチェックについて徹底的に解説をしましょう。

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※アメックスのトラベラーズチェックは販売終了しました

2014年3月31日、アメックスは日本国内におけるトラベラーズチェックの販売を終了しました。

銀行などでの窓口販売はもちろん、通信販売でのトラベラーズチェックの購入も、これに伴い不可能となったのです。

ただし、今持っているアメックスのトラベラーズチェックについては、現地で利用可能なのはもちろんのこと、現地で使わなければ日本国内の一部店舗で換金できます。

代わりとしてはキャッシュパスポートがおすすめ

アメックスのトラベラーズチェックは、セキュリティもしっかりとしていたので、お金の管理方法としてはベストでした。

幸いなことに、私はトラベラーズチェックの紛失・盗難の被害はありませんでしたが、アメックスブランドというだけでどこか安心したものです。

そんなアメックスのトラベラーズチェックに頼れない現在、その代わりとなるお金の管理方法としておすすめなのが、「キャッシュパスポート」です。

キャッシュパスポートとは、海外専用のプリペイドカードで、チャージ(入金)した金額すか使えません。

キャッシュパスポートには、以下のようなメリットがあります。

ATMで現金を引き出せる

アメックスのトラベラーズチェックを現地で換金するには、銀行や両替所の窓口に行かなければなりません。

銀行窓口が混雑するのは世界共通のようで、特に現地の銀行窓口の混雑具合は半端ではありません。

私も別件で現地の銀行窓口へ行ったのですが、呼び出されるまで30分以上かかりました。

空港の両替所も、到着便が重なる時間帯には長蛇の列ができています。

一方、キャッシュパスポートはATMから現地通貨を引き出すことができます。

ATMは、空港や街中など至る所にあり、しかも混雑していません。

貴重な観光の時間も無駄になりませんね。

1枚に9通貨をチャージできる

1998年、イギリス・フランス・ドイツを周遊したとき、アメックスのトラベラーズチェックもイギリスポンド・フランスフラン・ドイツマルクの3つの通貨建てで持って行きました。

それぞれ3万円程度の額面で、合計すると札束並みの厚みだったのを覚えています。

一方、キャッシュパスポートは1枚にアメリカドル、ユーロ、イギリスポンドなど9通貨をチャージしておくことができます。

お財布の中が非常にスリムです。

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アメックスのトラベラーズチェックとは?

そもそもアメックスとは?

今でこそ、ステータスの高いクレジットカードで有名なアメックス(アメリカン・エキスプレス)ですが、1850年に創設された当初は、荷馬車によって荷物を運ぶ運送業者でした。

1882年に郵便為替業務に参入したのを機に、金融業に本格的に進出をし、1891年には、トーマスクック社に次いでトラベラーズチェックの発行も開始しました。

世界各国にアメックスの事務所が開設されており、1917年には日本にも事務所が開設されました。

1958年、磁気ストライプによるクレジットカードの発行を開始、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードなどのステータスカードの発行も、アメックスが世界初です。

アメックスのトラベラーズチェックとは?

アメックスのトラベラーズチェックは、購入可能な通貨が多いのが特徴でした。

最終的には、以下の8通貨を発行していました。

・アメリカドル
・ユーロ
・カナダドル
・イギリスポンド
・スイスフラン
・オーストラリアドル
・日本円
・中国人民元

しかし、単一通貨「ユーロ」誕生前には、フランスフランやドイツマルク建てのトラベラーズチェックも発行していました。

日本円は基軸通貨であるため、世界中の多くの国で両替可能です。

2006年にアフリカのモロッコを訪れた際は、アメックスの日本円建てのトラベラーズチェックが大活躍しました。

アメックスのトラベラーズチェックの紛失・盗難の際には、24時間年中無休で対応しているリファンド(再発行)センターに連絡をすれば、再発行も可能です。

アメックスのトラベラーズチェックはどこで購入できる?

アメックスのトラベラーズチェックは、以下の店舗で購入できました。

・三菱東京UFJ銀行
・みずほ銀行
・ゆうちょ銀行
・ワールドカレンシーショップ
・トラベレックス
・シティバンク
・JTB
・日本旅行
・トップツアー
・主要国際空港(成田・羽田・関西・中部・新千歳・広島・福岡など)に設置されている銀行の窓口

セシールや外貨両替所では、窓口販売のほかにも、電話やFAX、インターネットによる通信販売でも、トラベラーズチェックを購入できました。

アメックスのトラベラーズチェック購入にあたっての注意点

アメックスのトラベラーズチェックを購入する際には、以下の点に注意が必要でした。

在庫にばらつきがある

アメックスのトラベラーズチェックを購入する店舗や購入する通貨によって、在庫にばらつきがあります。

多くの利用客が訪れる店舗やアメリカドルなどのメジャー通貨は、在庫が豊富にあるので即日購入ができる可能性が高いです。

しかし、利用客が少ない店舗やマイナー通貨のトラベラーズチェックは、在庫もさほど多くないので、取り寄せとなり日数を要する場合もあります。

発行手数料がかかる

アメックスのトラベラーズチェックを購入する際には、購入額面の1%相当額の発行手数料がかかります。

購入する際には、多めの現金を持参しましょう。

購入したらすぐにサインを

アメックスのトラベラーズチェックを購入したら、すぐにサインをしましょう。

2か所サイン欄があるので、そのうちの上部にサインをします。

使用時に下部にサインをするのですが、欄を間違えても大丈夫です。

ただし、上下両方の欄にサインを事前にした、両方の欄にサインをしなかった状態で紛失・盗難の被害に遭っても、再発行はしてもらえません。

購入したトラベラーズチェックの番号を控える

購入したら、アメックスのトラベラーズチェックの番号を控えましょう。

券面右上に番号が書かれていますので、それを控えておきます。

トラベラーズチェックを紛失・盗難の被害に遭った際に、再発行のためには未使用のトラベラーズチェック番号が必要となるからです。

トラベラーズチェックを使用したら、使用済みの番号を消すと管理がしやすいです。

購入契約書も大切に持参する

アメックスのトラベラーズチェックを再発行してもらうためには、未使用のトラベラーズチェック番号とともに、「パーチェス・アグリーメント」(購入契約書)も必要となります。

買物のレシートはいつも捨ててしまう方も、トラベラーズチェックの購入契約書だけは捨てずに、旅行の際は肌身離さず持っておいてください。

もちろん、トラベラーズチェックとは別のところで保管をしてください。

私は、トラベラーズチェックはポーチに入れ、番号リストと購入契約書は旅行用腹巻に入れておきました。

トラベラーズチェックの種類3つまとめ

券面のカッコ良さから、トラベラーズチェックはいつもアメリカン・エキスプレス(アメックス)だったLeeです。

トラベラーズチェックを購入するためには、種類ごとの比較が重要ということで、トラベラーズチェックのブランドごとの比較をしようと考えている人もいるかもしれません。

しかし現在、日本国内でトラベラーズチェックを購入をすることはできません。

そうなると、代わりのお金の管理方法を探す必要がありますが、おススメが「キャッシュパスポート」です。

この記事では、キャッシュパスポートのメリットを紹介するとともに、過去に発行されていた主なトラベラーズチェックの種類なども解説しましょう。

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※現在トラベラーズチェックを購入することはできません

2014年3月31日、アメックスがトラベラーズチェックの国内販売を終了したのを最後に、日本国内でトラベラーズチェックを購入することはできなくなりました。

購入することはできませんが、今持っているトラベラーズチェックを現地で利用すること、そして日本国内で換金することは可能です。

ただし、その両方とも、取扱店舗が少なくなる一方ですので、利用や換金をするなら早めに行なってください。

代わりとしてはキャッシュパスポートがおすすめ

トラベラーズチェックの代わりとしてお金を管理する方法は様々ありますが、おススメが「キャッシュパスポート」です。

あらゆるシーンで使える

キャッシュパスポートは海外専用プリペイドカードのため、日本国内では使えません。

しかし、それ以外の場所では利用シーンを選びません。

マスターカードブランドが搭載されているため、世界210以上の国や地域に広がるマスターカード加盟店でのショッピングや、マスターカードに対応しているATMから現地通貨を引き出すこともできます。

チャージ残高がなくなりそうでも、自分名義のインターネットバンキング口座があれば、スマホからキャッシュパスポートへのチャージもカンタンです。

安心のセキュリティ

キャッシュパスポートには、ICチップが搭載されています。

海外ではカード決済の際、磁気ストライプからカード情報を読み取るスキミングの被害が急増しています。

しかし、キャッシュパスポートでICチップを使って決済をすれば、スキミングの心配がありません。

また、キャッシュパスポートを申し込むと、本カードとともにスペアカードが付いてきます。

万が一、本カードが紛失・盗難の被害に遭っても、スペアカードが無事ならば、そのまま買い物や現金の引き出しを続けられます。

クレジットカードと異なり、再発行まで使えないなんてことはありません。

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トラベラーズチェックの種類1:アメックス

アメックスのトラベラーズチェックの歴史

トラベラーズチェックのブランドは数多くありますが、最も有名なのはアメックスです。

クレジットカードで有名なアメックスですが、それよりも先にトラベラーズチェック事業を始めていました。

アメックスといえば、旅行とエンターテインメントに力を入れており、トラベラーズチェック事業開始前に、世界中に旅行事業の拠点を築いていました。

トラベラーズチェックの取扱高では、長らく首位の座を保っていました。

主な発行通貨は、以下の通りです。

・アメリカドル
・ユーロ
・カナダドル
・日本円
・イギリスポンド
・オーストラリアドル
・スイスフラン
・中国人民元

ドイツマルクやフランスフランなど、単一通貨ユーロ導入に伴い消滅した通貨建てのトラベラーズチェックも、2001年までは発行されていました。

日本国内でアメックスのトラベラーズチェックが購入できた場所

かつて、日本国内でアメックスのトラベラーズチェックを購入できた場所は、以下の通りです。

・三井住友銀行
・三菱東京UFJ銀行
・ゆうちょ銀行
・みずほ銀行
・シティバンク
・トラベレックス
・セシール
・ワールドカレンシーショップ
・JTB

もちろん現在、上記の店舗すべてで、トラベラーズチェックを購入することができません。

換金については、トラベレックスが主要店舗での換金を行なっています。

三井住友銀行では外貨両替コーナーや外貨郵送買取サービス、本支店で可能です。

三菱東京UFJ銀行に関しては、券面に三菱東京UFJ銀行名が印刷されているトラベラーズチェックに限り、一部店舗で換金ができます。

それ以外の店舗については、買取すらしていない可能性が極めて高いので、要確認です。

トラベラーズチェックの種類2:VISA

クレジットカード業界では最大手のVISAも、トラベラーズチェックを発行していました。

ただし、こちらはクレジットカード事業とは異なり、アメックスの後塵を拝す形となっています。

三井住友銀行発行のトラベラーズチェック

日本で初めてVISAクレジットカードを発行したのが、現在の三井住友カードです。

それだけに、三井住友グループとVISAの絆は強く、1982年ごろからVISAブランドのトラベラーズチェックの発行を始めました。

2か所書く必要のあるサインの位置が、アメックスやマスターカードのサイン位置とは異なっています。

アメックスやマスターカードは、中央寄りの上下にサインを書きますが、三井住友銀行発行のトラベラーズチェックは、右上と左下にサイン欄があります。

券面右側には額面、中央にはVISAのロゴ、左には羽ばたく鳥がデザインされていました。

券面上部に記載の行名も変遷をたどっており「Sumitomo Bank」→「SMBC International Bussiness Service,Inc.」となっております。

2008年まで販売されていました。

旧東京銀行のトラベラーズチェック

もう一つ、旧東京銀行でもVISAブランドのトラベラーズチェックを取り扱っていました。

ただしこちらは、合併相手の三菱銀行でマスターカードブランドのトラベラーズチェックを取り扱っており、マスターカードブランドが残った結果、VISAブランドは消滅しました。

主な販売元は三井住友銀行と東京銀行でしたが、それ以外にも静岡銀行などの地方銀行、旅行代理店のJTBでも、VISAブランドのトラベラーズチェックを販売していました。

トラベラーズチェックの種類3:マスターカード

クレジットカード業界では、VISAと並ぶ業界の雄であるマスターカードですが、トラベラーズチェックの発行も行なっていました。

VISAとマスターカードは、クレジットカードに関してはライセンスだけ与え自社発行はしていませんが、トラベラーズチェックに関しても同様の姿勢です。

トーマスクックのトラベラーズチェック

その前身となるのが、1874年にトーマスクック社が発行したトラベラーズチェックで、2006年まで日本国内で販売されていました。

トーマスクックはイギリスの旅行代理店グループで、日本では時刻表で有名です。

現在のトーマスクックは、旅行代理業やホテル業、航空業など、旅行に関するあらゆる事業を手掛けています。

トーマスクックのトラベラーズチェックは、券面右にトーマスクック氏の肖像、中央にマスターカードのロゴ、左には販売店のロゴが記載されています。

トーマスクックのトラベラーズチェックは、JTBでも購入が可能でした。

三菱東京UFJ銀行のトラベラーズチェック

トーマスクック以外に、マスターカードブランドでは三菱東京UFJ銀行のトラベラーズチェックがありました。

1980年代に、三菱東京UFJ銀行の前身である三菱銀行によって発行が開始され、2008年まで販売されていました。

券面左にギリシア彫刻のような像、中央にマスターカードのロゴ、右には額面が記載されています。

券面上部に表記される行名も、合併とともに変遷し、「Mitsubishi Bank」→「The Bank of Tokyo-Mitsubishi」→「The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ」となりました。

トラベラーズチェックの購入方法まとめ

[chat face=”lee2.jpg” name=”編集部Lee” align=”left” style=”type1″]券面のデザインが非常にかっこよかったため、トラベラーズチェックはアメリカン・エキスプレスのものを郵便局で購入していた編集部のLeeです。[/chat]

久しぶりに海外旅行に行く人で、お金の管理のためにいまだにトラベラーズチェックを購入しよう、そう考えている人はいませんか?

実は2018年現在、日本国内でトラベラーズチェックを購入することはできません。

現在では、クレジットカードや国際キャッシュカード、海外プリペイドカードといった、新たなお金の管理方法が登場しております。

特におすすめするのが海外プリペイドカードの「キャッシュパスポート」です。

※現在国内でトラベラーズチェックは購入できません

2014年3月31日をもって、アメリカン・エキスプレスが日本国内でのトラベラーズチェックの販売を廃止しました。

アメリカン・エキスプレスの販売廃止をもって、全てのブランドのトラベラーズチェックは、日本国内で購入できなくなりました。

新規購入はできないものの、以前に購入したトラベラーズチェックは海外で利用可能です。

また、かつてトラベラーズチェックを取り扱っていた日本国内の店舗の一部では、トラベラーズチェックを日本円の現金に換金することもできます。

トラベラーズチェックの代わりはキャッシュパスポートがおすすめ

新規購入ができなくなったため、新たにトラベラーズチェックを購入して安全なお金の管理方法にしようとしても、それはできません。

お金の管理方法をお探しであれば、クレジットカードや国際キャッシュカード、海外プリペイドカードがいいでしょう。

クレジットカード、国際キャッシュカードはお金の管理方法としてはいまいち

クレジットカードは多くの店舗、多くの商品で利用可能で、現地ATMでキャッシングもできます。

お金がなくても「借金」という形でショッピングやキャッシングができるのはいいのですが、借金には違いないので、分割払いやリボ払い、そしてキャッシングには金利が発生します。

口座にお金がなくても利用限度額いっぱいまで利用できるため、お金の管理方法としてはいまいちです。

国際キャッシュカードは、預金口座と紐づけになっており、預金口座の残高の範囲内でしか利用できないため、紛失時の被害額を抑えられます。

現地のATMでお金を引き出すのはもちろん、VISAやマスターカードのブランドが搭載された国際キャッシュカードならショッピングも可能です。

ただし、国際キャッシュカードでは口座の残高を管理する手間がかかります。

キャッシュパスポートはベストなお金の管理方法

海外プリペイドカードは、チャージ金額分しか利用できないため、国際キャッシュカードと同様に紛失時の被害額を抑えられます。

しかも、海外プリペイドカードは銀行口座と紐づけになっていないため、公共料金の引き落としなどを気にする必要がありません。

中でもおすすめの海外プリペイドカードは、キャッシュパスポートです。

デザインが黒ベースなので、非常にスタイリッシュです。

年齢制限審査もありませんので、延滞や債務整理を経験してクレジットカードの審査通過が難しい方、他の海外プリペイドカードでは年齢制限に引っかかる中学生でも、安心して発行できます。

キャッシュパスポートはスペアカードが発行されるため、本カードを万が一なくしたり盗まれたりしても、スペアカードを持っていれば、利用停止になることもありません。

旅行サイトやレンタカーでの割引もあるため、海外旅行をお得にすることも可能です。

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トラベラーズチェックの購入方法

※現在、日本国内でトラベラーズチェックを購入することはできません。

トラベラーズチェックは、かつて日本国内で購入できました。

アメリカン・エキスプレスやトーマスクック、VISAや三菱東京UFJ-MasterCardなど、様々な会社でトラベラーズチェックを発行していました。

その購入方法は、トラベラーズチェックを取り扱っている窓口へ行き、「トラベラーズチェックをください」と言うだけです。

トラベラーズチェックの購入に際して、クレジットカードのような審査は一切ありません。

トラベラーズチェック主要購入窓口リスト

アメリカン・エキスプレス

・三井住友銀行
・三菱東京UFJ銀行
・ゆうちょ銀行
・みずほ銀行
・シティバンク
・トラベレックス
・セシール
・ワールドカレンシーショップ
・JTB

VISA

・ワールドカレンシーショップ
・旧住友銀行
・旧東京銀行

三菱東京UFJ-MasterCard

・三菱東京UFJ銀行(旧三菱銀行時代を含む)

この他、JTBやみずほ銀行、旧さくら銀行では、それぞれ自社ブランドのトラベラーズチェックの販売も行なっていました。

トラベラーズチェック購入に必要なもの・注意点

トラベラーズチェックを購入するには、購入金額分の現金が必要です(クレジットカード払いはできない)。

私も、初めての海外旅行でトラベラーズチェックを購入するときに、車で30分かかる最寄りの郵便局まで足を運び、しかも5万円以上の現金も持っていたため、色々な意味で緊張したのを覚えています。

また、トラベラーズチェック購入の際には、以下のような注意点がありました。

トラベラーズチェック購入には手数料がかかる

トラベラーズチェックを購入する際、額面分の金額だけ払えばいいわけではありません。

額面分プラス1%程度の発行手数料を支払わなければなりません。

私が郵便局で購入したアメリカン・エキスプレスのトラベラーズチェックの場合、発行手数料として1%をその場でとられました。

5万円分購入すると500円の手数料ですので、結構バカにできませんよね。

トラベラーズチェックはセット販売が基本

私が郵便局で購入したアメリカン・エキスプレスのトラベラーズチェックは、1冊が「10ユーロ×10枚」となっていました。

ばら売りをしてくれる窓口もあるようですが、基本は1冊単位での購入となります。

トラベラーズチェックは購入時にサインをする

トラベラーズチェックを購入しても、それですぐに利用できるわけではありません。

その場でホルダーズ・サインをしなければならないのです。

ホルダーズ・サインとは購入者が行なうサインのことで、さらに利用時に「カウンターサイン」という署名をして、その2つのサインが同一であることで本人確認ができるというものです。

全てのトラベラーズチェックにサインをしなければならないので、結構手間がかかります。

トラベラーズチェックのサインはパスポートと同じものを

購入時にトラベラーズチェックにするサインは、パスポートと同じものが望ましいです。

トラベラーズチェックの使用時には、パスポートを提示し、パスポートに記載されている自分のサインとの照合もします。

私の場合、筆記体ですと自分が書き慣れていない上に、外国人にもまねされやすいリスクがあったので、書きやすい漢字のサインにしていました。

メジャー通貨でないトラベラーズチェックは在庫がない場合も

私が初めてフランスに行ったとき、当時の通貨は「フランスフラン」でした。

フランスフランは決してメジャー通貨ではなかったので、アメリカドルとは異なりどこの取扱い店でもあるわけではありませんでした。

近所の郵便局ではフランスフランのトラベラーズチェックの取り扱いがなく、仕方なく車で30分ほど行った郵便局に足を運んで購入しました。

取扱そのものはしているものの、「フランスフランのトラベラーズチェックの在庫がない」と言われたこともありました。

その場合、取り寄せに数日かかりますので、再度足を運ばないといけません。

ちなみに、フランスの通貨がフランスフランからユーロに代わった時は、取扱店舗が一気に増えたのでうれしかったです。

トラベラーズチェックが廃止になった理由とは?

[chat face=”lee2.jpg” name=”編集部Lee” align=”left” style=”type1″]トラベラーズチェック廃止のニュースを聞いて、思わず「なんでだよ」と叫んでしまった編集部のLeeです。[/chat]

そんな私も含めて、なぜトラベラーズチェックが廃止されたのか、知りたい人も多いでしょう。

さらに、「トラベラーズチェックの代わりに何を持って行けばいいの?」と、途方に暮れる人もいるかもしれません。

そこでこの記事では、トラベラーズチェックが廃止された理由を解説するとともに、トラベラーズチェックに代わるお金の持ち方を紹介します。

おすすめのトラベラーズチェック代替ツール3選をみる

トラベラーズチェックが廃止になった理由1
購入が面倒

トラベラーズチェックが廃止された理由、まずは購入が面倒だったからです。

普通の銀行小切手は、サインと金額を小切手に書き込んで、それを銀行に持って行けば現金化でき、後ほど口座から利用分が引き落とされる仕組みです。

一方のトラベラーズチェック(旅行小切手)は、事前に必要な額面のトラベラーズチェックを購入しておき、利用するときにサインをして換金するという仕組みとなっています。

トラベラーズチェックを利用するためには、まず買わなければなりませんが、買うのが非常に面倒でした。

マイナー通貨のトラベラーズチェックは取扱店舗が少ない

私が初めて行った海外旅行は、1997年のフランスでした。

当時のフランスの通貨はフランスフランで、アメリカドルと比べるとはるかにマイナーな通貨でした。

アメリカン・エキスプレスのトラベラーズチェックの中に、フランスフラン建てのものはありましたが、取扱店舗が多くありません。

アメリカドルのトラベラーズチェックは、近所の地方銀行でも取り扱っていたのですが、フランスフランのトラベラーズチェックは、車で30分ほど行った郵便局にしか置いてありませんでした。

トラベラーズチェックは購入手続きも面倒

自宅から遠い郵便局へ足を運びましたが、そこからフランスフラン建てのトラベラーズチェックを購入するのが、また大変でした。

購入にはパスポートが必要なので、緊張しながらパスポートを持って行きました。

さらに、購入したトラベラーズチェックには2か所のサイン欄があるのですが、購入したその場で1カ所にサインをしなければなりませんでした。

小切手は50枚くらいあったので、50個のサインをしなければならず、時間も労力もかかった記憶があります。

トラベラーズチェックが廃止になった理由2
使い勝手がよくない

購入が面倒でも、現地での使い勝手が良ければデメリットを十分にカバーできます。

しかし、トラベラーズチェックは使い勝手もよくありませんでした。

フランスでトラベラーズチェックはそのまま使えない店がほとんど

アメリカドルのトラベラーズチェックは、そのまま利用できるアメリカの店舗も少なくありませんでした。

一方のフランスフラン建てのトラベラーズチェックは、どのお店で聞いてもそのままでは使えませんでした。

高級店などではそのまま使えるところもあったようですが、そのようなお店は縁がありません。

トラベラーズチェックは換金するにも面倒

フランスでトラベラーズチェックを使うには、換金してから利用しなければなりませんでした。

パリでしたら、銀行や郵便局、街中に多くある両替所などで換金できますが、観光地でない地方都市に行くと、両替所がほぼありません。

私は銀行を利用しましたが、パリの銀行の窓口はいつも行列ができていました。

フランス人の特徴なのか、窓口で相談をしながら手続きをする人が多く、行列は延びる一方です。

しかも、フランスの行員はお昼にしっかりと1時間以上の休憩をとるため、その間は換金しようと思ってもできません。

トラベラーズチェックが廃止になった理由3
利用する人が減った

購入や換金が面倒でも、使う人が多ければ廃止にもならなかったでしょう。

しかし、ここ数年、トラベラーズチェックの利用頻度は減っていました。

私も、2010年にフランスに旅行に行った際には、ユーロのトラベラーズチェックを持って行ったものの、全く利用せず帰国後に全額換金しました。

トラベラーズチェックよりも使い勝手の良い商品が登場

それは、トラベラーズチェックよりも使い勝手の良い商品を持って行ったからです。

つまり、クレジットカードと国際キャッシュカードです。

ショッピングにはクレジットカードを利用しましたので、カード払いができる多くの店舗で大活躍しました。

フランスでは、スーパーなどでの200円程度の買物でもクレジットカードを使う地元民が多く、私もそれに倣ったわけです。

蚤の市や屋台ではクレジットカード払いができないため、現金はやはり欠かせません。

ユーロを引き出すために活躍したのが、国際キャッシュカードでした。

クレジットカードからのキャッシングだと、金利が発生してしまいますが、国際キャッシュカードならば金利は発生しません。

自分の預金口座から引き出すので、安心できます。

トラベラーズチェック廃止後のお金の持ち方3つ

2016年にフランスに行った際には、私はトラベラーズチェックを持って行きませんでした。

というより、すでに日本国内で廃止されていたので、持って行けなかったのです。

その際、従来のクレジットカードと国際キャッシュカードに加えて、海外プリペイドカードも持って行きました。

1 海外プリペイドカード


海外プリペイドカードは、一部を除いて海外でしか使うことができません。

事前に海外プリペイドカードに必要な金額を入金(チャージ)しておき、その金額分しか利用できないため、被害額を最小限に抑えられます。

VISAやマスターカードブランドが搭載されているため、多くのお店でそのまま利用できます。

ショッピングだけでなく、チャージした金額の範囲内で、現地の銀行ATMからお金を引き出すこともできます。

ちなみに、2016年のフランス旅行で私が最もお世話になったのが、海外プリペイドカードのマネパカード(上写真)です。

編集部おすすめの海外プリペイドカード3選はこちら

2 クレジットカード

クレジットカードは、最も使い勝手が良いカードといえます。

海外プリペイドカードや国際キャッシュカードでは支払えないことがある、ホテルやレンタカーのデポジット、ガソリンスタンドでの支払いにも使えます。

私の持っているクレジットカードには、海外旅行保険も付いていましたので、保険料の節約にもなりました。

ただし、現地の銀行ATMからキャッシングすると金利が発生します。

編集部おすすめのクレジットカード3選はこちら

3 国際キャッシュカード

国際キャッシュカードは海外プリペイドカードと似ておりますが、国際キャッシュカードは預金口座の残高の範囲内で利用することができます。

ショッピングはもちろん、現地のATMから現地通貨を金利なしで引き出すことも可能です。

ただし、預金口座を様々な料金引き落としに使っていると、海外で思いっきり使ってしまったせいで公共料金の口座引き落としができない、なんて可能性もあります。

初心者にはマネパカードがおすすめ

海外旅行初心者には、海外プリペイドカード、特にマネパカードがおすすめです。

クレジットカードには年齢制限がありますが、マネパカードは15歳から持てます。

中学生や高校生で、海外に修学旅行に行くという場合でも、安心して親御さんは持たせられます。

また、クレジットカードには審査がつきものですが、マネパカードはチャージ分しか利用できないため、審査がありません。

「過去に延滞をしたのでカードを作れるか不安」
「これまで借金をしたことがないので審査に通るか不安」

と考える人もいるでしょうが、マネパカードならば問題なく発行できますよ!

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トラベラーズチェック販売終了について。今後のお金の持ち方まで

初めての海外旅行の時には、トラベラーズチェックが大活躍してほっとした編集部のLeeです。

海外旅行の際のお金の持って行き方として定番だったトラベラーズチェック(TC)ですが、2014年3月31日で、日本国内でトラベラーズチェックは販売終了となりました。

私も、トラベラーズチェックが販売終了になって困っており、実は今でもトラベラーズチェックがほしいと思っています。

私と同じように、お金を管理するためにトラベラーズチェックをほしいと考えている人は多いのではないでしょうか。

この記事では、トラベラーズチェックが販売終了となったになった理由を説明しながら、新しいお金の管理方法としてキャッシュパスポートをおススメ理由なども紹介します。

キャッシュパスポート公式サイトはこちら

トラベラーズチェックは販売終了

2014年3月31日で、日本国内でトラベラーズチェックは販売終了になりました。

販売終了はしたものの、日本国内では、一部のトラベラーズチェック取扱店で、トラベラーズチェックの日本円への換金を受け付けています。

また、日本国内では販売終了となったトラベラーズチェックですが、海外ではトラベラーズチェックを販売している国もあります。

しかし、海外でトラベラーズチェックを購入するのは、言葉や手続きの面で、日本国内で購入するよりも不安があります。

加えて、現地でトラベラーズチェックを購入するには、多額の現金を持って行かなければなりません。

トラベラーズを購入するために、多額の現金を持って行って不安な気持ちになるのは、本末転倒ですね。

トラベラーズチェックが販売終了になった理由

TC販売終了の理由1 購入が面倒くさい

トラベラーズが販売終了となった理由、まずは購入が面倒な点です。

私は、アメリカン・エキスプレスのユーロ建てトラベラーズチェックを、ゆうちょ銀行で購入していました。

トラベラーズチェックを販売している郵便局は、自宅から車で30分ほど行ったところです。

購入の際は、パスポートを持って行かなければなりません。

しかも、購入したらそれで終わりではなく、2か所あるサインのうち1カ所に、全て自分のサインをしなければなりません。

1枚10ユーロのトラベラーズチェックを500ユーロ分、つまり50枚のトラベラーズチェック全てにサインをしなければならなかったので、かなり面倒でした。

TC販売終了の理由2 使い勝手が悪い

また、トラベラーズチェックの使い勝手の悪さも、販売終了の理由に挙げられます。

お金の管理方法としては優秀なため、私も愛用していたトラベラーズチェックですが、使い勝手は正直良くありません。

私がフランスにいたとき、街中のお店でトラベラーズチェックをそのまま利用できた例は、全くありませんでした。

トラベラーズチェックを利用するには、銀行や郵便局、両替所などで現地通貨に換金しなければなりませんでした。

しかし、銀行や郵便局は営業時間が限られており、しかもフランス人は窓口でいろいろな相談をするので、行列は長くなる一方でした。

両替所は、大都市や観光都市以外にはほとんどないため、探すのが大変でした。

TC販売終了の理由3 他のお金の管理方法が出てきた

しかし、トラベラーズチェックが日本国内で販売終了になった最大の理由、それは他のお金の管理方法が普及したからでしょう。

かつては、抜群のお金の管理方法として人気のあったトラベラーズチェックですが、現在ではそれ以外にもクレジットカードやデビットカード、そして海外プリペイドカードがあります。

この中で最も古株なのが、クレジットカードです。

セキュリティ面で不安のあったクレジットカードですが、最近ではICチップが搭載されたカードが多くなり、スキミングの心配も少なくなりました。

カード会社の不正利用監視システムも発達しており、不正利用も未然に防止できるようになっています。

デビットカードは紐づけになっている銀行口座の預金残高の範囲内、海外プリペイドカードはチャージした残高の範囲内しか利用できないので、被害額を抑えられます。

TC販売終了した今、海外プリペイドカードがおすすめ

販売終了となったトラベラーズチェックに代わるお金の管理方法として、クレジットカードやデビットカード、そして海外プリペイドカードを紹介しましたが、中でもおすすめが海外プリペイドカードです。

クレジットカードとの比較

クレジットカードは、審査で利用限度額が決定します。

新規申込では、利用限度額は低く設定されるので、海外で多額の利用を考えている方にとっては、物足りないかもしれません。

一方、カード会社によって多少の違いはあるものの、海外プリペイドカードならば、「チャージ金額=利用限度額」となり、自分である程度の利用限度額を決められます。

キャッシュパスポートは、24時間あたりのショッピング利用限度額が85万円相当額、ATM引き出し限度額が15万円相当額となっていますが、十分な金額です。

デビットカードとの比較

デビットカードは、「預金残高=利用限度額」となります。

デビットカードの銀行残高を、公共料金やクレジットカードの引き落としに使っている人は、要注意です。

デビットカードを海外で使い過ぎ、口座にお金がほとんど残っていないと、公共料金やクレジットカードの引き落としができません。

一方の海外プリペイドカードは、すでにある預金口座ではなく専用口座を開設しますので、公共料金やクレジットカードの引き落としに影響しません。

TC販売終了後のお金の管理はキャッシュパスポートがおすすめ

トラベラーズチェックが販売終了した今、私は海外プリペイドカードをお金の管理方法として採用しています。

海外旅行初心者の方は、数ある海外プリペイドカードの中でも、特にキャッシュパスポートをおススメします。

キャッシュパスポートには、他の海外プリペイドカードにはない、以下のようなメリットがあるからです。

スペアカード

まずは、スペアカードの存在です。

トラベラーズチェックは紛失・盗難の被害に遭っても再発行が可能ですが、再発行には時間がかかるため、その間はトラベラーズチェックを使えません。

クレジットカード会社の中には、仮カードを再発行してくれるサービスをしているところもありますが、即時仮カードの再発行をしてもらうには、大都市部に多くあるカード会社のオフィスに足を運ばないといけません。

しかし、キャッシュパスポートならば、新規契約時に本カードとスペアカードの2枚が発行されます。

万が一、本カードを失くしたり盗まれたりしても、スペアカードが残っていれば、引き続きキャッシュパスポートを使い続けられます。

もちろん、本カードは利用停止措置をとることで、それ以上の被害拡大を防ぐことができます。

紛失・盗難の被害に遭っても、それ以上の被害拡大を防げる一方で、快適な海外旅行もできるのは、キャッシュパスポートならではですね。

代理チャージ可

もう一つ、キャッシュパスポートならではの特徴として、代理チャージができる点が挙げられます。

キャッシュパスポートは海外旅行だけでなく、お子さんの海外留学に持たせる親御さんも少なくありません。

他の海外プリペイドカードは、発行に年齢制限を設けていますが、キャッシュパスポートは年齢制限がありません。

お子さんから「キャッシュパスポートのお金が足りない」と報告を受けた親御さんは、キャッシュパスポートにチャージを日本からすれば、再び利用できるようになります。

キャッシュパスポートは、事前に委任状の提出をしていれば、本人以外の家族が代理でチャージができるのです。

しかも、入金はリアルタイムで行われますので、以前の海外送金のように、送金に時間がかかることもありません。

海外留学のお子さんはもちろんのこと、海外旅行者にもおすすめです。

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【トラベラーズチェック廃止】今後のおすすめのお金の持ち方3選

次回の旅行にも使おうと思っていたトラベラーズチェックが廃止されたと聞いて、少し困っている編集部のLeeです。

2014年3月31日をもって、日本国内では全てのトラベラーズチェックの販売が終了しました。

現在、日本国内ではどこの郵便局や銀行に行っても、トラベラーズチェックを購入することができませんので、特に海外旅行初心者の方は無駄足を踏まないように注意してください。

トラベラーズチェックは、セキュリティが非常に高く再発行も可能なことから、海外旅行者のお金の管理には不可欠な存在でした。

この記事では、トラベラーズチェックの廃止についてと、現在おすすめのお金の持ち方を3つ紹介します。

トラベラーズチェック廃止。できること、できないこと

トラベラーズチェックが廃止されて3年以上経過しますが、トラベラーズチェックに関して現在できること、できないことを紹介します。

日本国内でトラベラーズチェックの購入はできない

まず、トラベラーズチェックの購入はできません。

トラベラーズチェックにはブランドがあり、ブランドごとに日本国内での取扱窓口が異なっていました。

アメリカン・エキスプレスのトラベラーズチェックは、みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行やトラベレックスで取り扱っていました。

私も、フランスに行くときにはゆうちょ銀行で、アメリカン・エキスプレスのユーロ建てを購入していました。

VISAのトラベラーズチェックは、三井住友銀行、旧東京銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)で、マスターカードのトラベラーズチェックは、旧三菱銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)で取り扱っていました。

その他、JTBやみずほ銀行、トーマスクックなどが発行しているトラベラーズチェックもありましたが、これらすべては、2014年3月31日を持って販売を廃止しています。

日本国内でのトラベラーズチェックの換金場所も減っている

トラベラーズチェックには有効期限がありませんので、上記で紹介した取扱窓口を中心に、日本国内での換金はまだ十分に可能です。

例えば、大手外貨両替ショップの「トラベレックス」では、アメリカン・エキスプレス、トーマスクック(マスターカード)、インターペイメント(VISA)、バークレイズバンク(VISA)が発行元のトラベラーズチェックのみ、換金を受け付けています。

日本国内での換金の場合、現地通貨の現金ではなく日本円で戻ってきます。

アメリカン・エキスプレス発行のトラベラーズチェックの場合、1日あたりの換金限度額は20万円相当額までで、複数通貨のトラベラーズチェックを同日に換金しても変わりありません。

アメリカン・エキスプレス以外が発行元のトラベラーズチェックについては、郵送での換金はできず、トラベレックス店舗に持参します。

その際は、パスポートや運転免許証を持参のうえ、本人が来店してください。

ただし、フランスフランやドイツマルク、スペインセペタやオランダギルダーなど、統一通貨「ユーロ」誕生に伴い消滅した通貨建てのトラベラーズチェックについては、トラベレックスの専門部署に問い合わせてください。

ゆうちょ銀行では、2016年5月2日を持って、アメリカン・エキスプレスのトラベラーズチェックの買取を廃止しました。

他の金融機関でも、換金を廃止するところが増えることが予想されますので、未使用のトラベラーズチェックを使う予定のない人は、早めに換金しましょう。

現地でのトラベラーズチェックの利用は可能だが…

以前より、トラベラーズチェックは銀行や郵便局、両替所で換金するのがメインで、街中のお店でそのまま利用するのは難しいものでした。

現在では、現地の銀行や郵便局、両替所で換金するのさえ難しくなっています。

換金を受け付けているとしても、地方都市ではなく観光地や大都市の窓口に限られます。

トラベラーズチェック廃止後のお金の持ち方1
海外プリペイドカード

トラベラーズチェック廃止後のお金の持ち方としては、いくつか候補がありますが、まずは「海外プリペイドカード」を紹介しましょう。

海外プリペイドカードは、基本的には海外でしか利用できないプリペイドカードで、事前に入金した金額だけ利用できるものです。

「マネパカード」「キャッシュパスポート」などがあります。

セキュリティはどちらもしっかりしている

海外プリペイドカードのセキュリティは、トラベラーズチェックに引けを取りません。

トラベラーズチェックは、パスポートを提示の上で、事前にしたサインと同じサインを、その場でトラベラーズチェックにします。

私も現地の郵便局で換金をした時、窓口のおばちゃんが私の顔と筆跡をじろじろと見るので、なりすましの心配はまずないと思います。

一方、海外プリペイドカードはICチップが搭載されているので、スキミングの被害に遭いにくく、暗証番号を入力しないと使えません。

どちらも自分で決めた金額しか使えない

トラベラーズチェックと海外プリペイドカードのどちらも、自分で決めた金額しか使えません。

トラベラーズチェックは、事前に購入した額面分しか使えませんし、海外プリペイドカードは原則として、事前に入金した金額しか使えません。

ただし、海外プリペイドカードの場合、スマホから追加入金することもできますし、家族に送金してもらうことも可能です。

トラベラーズチェック廃止後のお金の持ち方2
クレジットカード

トラベラーズチェック廃止後のお金の持ち方候補、次は「クレジットカード
です。

私も海外旅行に行くときには、メインカード1枚とサブカード2枚の合計3枚、クレジットカードを持って行くようにしています。

そのうち2枚はVISAとマスターカード、残り1枚はJCBだったりアメリカン・エキスプレスだったりします。

万が一の被害はクレジットカードの方が上

万が一、紛失や盗難の被害に遭った場合、被害はクレジットカードの方が大きくなります。

トラベラーズチェックを失くしたり盗まれたりしても、前述の通り、パスポートとサインのダブルチェックがありますので、第三者による不正利用の可能性はまずありません。

トラベラーズチェックは、所定の手続きを踏めば、未使用分の全額を再発行もしてもらえます。

一方のクレジットカードは、万が一落としたり盗まれたりすると、被害額が拡大しかねません。

海外旅行ではクレジットカードを多く利用することが想定されるため、出国前に利用限度額を上げている人もいるでしょう。

そうなると、被害はさらに拡大します。

カードは自分の手元にあるのにもかかわらずスキミングによってカード情報が盗まれ、カード情報は別のカードにコピーされ、不正利用されてしまいます。

気づかないうちに被害が拡大している可能性もあるのです。

利便性はクレジットカードが最強

利便性に関しては、あらゆるお金の持ち方の中で、クレジットカードが最も優れています。

トラベラーズチェックは、基本的に銀行や郵便局、街の両替所で現地通貨の現金に換金してから利用します。

トラベラーズチェックのまま使えるお店はあまりありません。

一方、クレジットカードならば、搭載されている国際ブランドのステッカーが貼ってあるお店ならば、世界中どこでも利用できます。

実店舗でのショッピングはもちろんのこと、ネットショッピングの支払いにもクレジットカードが使えます。

最近では、現地で鉄道や飛行機のチケットをスマホから購入する人も増えており、決済方法としてクレジットカードは欠かせません。

また、高級ホテルでは1泊分の宿泊料金を保証金として前払いするところもありますが、トラベラーズチェックで払ってもそれは同じです。

しかし、クレジットカード払いならば保証金を支払う必要がないことが多いです。

付帯サービスはクレジットカードならでは

決済機能以外に付帯しているサービスは、クレジットカードならではと言えるでしょう。

海外旅行保険やショッピング保険、航空機遅延補償の付いたクレジットカードも少なくありません。

JCBカードを持っていれば、ホノルルやパリなどの主要観光地にある「JCBラウンジ」を利用可能で、現地情報の取得や休憩に大活躍です。

日本語が通じるこれらのラウンジは、私も利用してほっとしました。

トラベラーズチェックにそのような付帯サービスはありません。

トラベラーズチェック廃止後のお金の持ち方3
国際キャッシュカード

トラベラーズチェック廃止後のお金の持ち方候補、最後は「国際キャッシュカード」です。

国際キャッシュカードは、もともとは海外のATMでも日本国内の自分の預金口座から現地通貨を引き出せるカードです。

最近ではそれに加えて、VISAやJCBといった国際ブランドを搭載することで、お金の引き出しだけでなくお店でのカード払いもできる「デビットカード」が普及しています。

お金の追加は国際キャッシュカードならば自由自在

トラベラーズチェックは、基本的に日本国内で購入してから出国します。

もちろん、現地に到着してから現地通貨建てのトラベラーズチェックを買うこともできなくはないのですが、時間と手間を考えるとあまり現実的ではありません。

私も、以前ユーロのトラベラーズチェックを使いきってしまい、最寄りの郵便局で購入しようとしましたが、すでに営業終了しており、結局別の決済手段に切り替えました。

一方の国際キャッシュカードも、基本的には出国前に口座内にお金をたっぷり入れておきます。

それでも使い切った場合、家族に頼んで自分名義の口座にお金を振り込んでもらえばOKです。

海外プリペイドカードの送金よりは、ずっと手続きが簡単です。

初心者にキャッシュパスポートをおすすめする理由

トラベラーズチェック廃止に伴う代わりの候補として、「海外プリペイドカード」「クレジットカード」「国際キャッシュカード」の3種類を紹介しました。

中でもおすすめなのが海外プリペイドカード、特に「キャッシュパスポート」です。

年齢制限がない

トラベラーズチェックは、パスポートさえ持っていれば何歳でも購入することができるため、初めて海外旅行に行く中学生や高校生にも重宝されていました。

クレジットカードは高校生を除く18歳以上、デビットカードは15歳以上でないと持つことができません。

一方のキャッシュパスポートは、発行するのに年齢制限がありませんので、トラベラーズチェックの代わりとしてはピッタリです。

スペアカードで万が一の時も安心

トラベラーズチェックが紛失・盗難の被害に遭っても、所定の手続きを踏めば再発行が可能ですが、手続きに時間と手間がかかるため、初心者にはハードルが高いです。

また、再発行までは当然トラベラーズチェックが使えません。

一方のキャッシュパスポートですが、メインカードと同時にスペアカードも発行されます。

メインカードが紛失・盗難の被害に遭っても、スペアカードが無事ならばそのまま旅行を続けられます。

お財布の中がスリムに

キャッシュパスポートは、1枚のカードの中に9通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円、NZドル、カナダドル、シンガポールドル)を入金することができます。

もし9通貨のトラベラーズチェックを持って行こうとしたら、とても分厚くなってしまいます。

特にヨーロッパやアジア、オセアニアに北アメリカ内を周遊する人にとっては、複数の通貨を1枚で管理できるキャッシュパスポートは非常にスマートです。

家族からの送金もできる

日本で購入したトラベラーズチェックを使いきってしまったら、それでおしまいです。

現地でトラベラーズチェックを購入できなくもないのですが、時間と手間が非常にかかります。

一方のキャッシュパスポートは、現地でチャージ残高がゼロになっても、チャージしていない残高がある、あるいはインターネットバンキングにお金があれば、PCやスマホからキャッシュパスポートへのチャージが可能です。

もし、未チャージ残高がなく、インターネットバンキングも持っていなくても、心配いりません。

キャッシュパスポートは、「入金委任状の登録」を事前にしておけば、本人だけでなく親御さんがチャージをすることもできます。

私も含めて、トラベラーズチェックを留学や語学研修の時に持って行く人も少なくありませんが、現地の銀行口座を開設せずにお子さんへの仕送りが簡単にできるキャッシュパスポートは、親御さんがお子さんのお金を管理するツールとしても有効なのです。

キャッシュパスポート公式サイトはこちら

トラベラーズチェックの代わりにキャッシュパスポートをおすすめする理由

かつてトラベラーズチェックを愛用し、今はクレカと海外プリカを駆使する編集部のLeeです。

海外旅行者たるもの、特に初心者はお金の管理に注意しなければなりません。

かつて海外旅行初心者だった私は、トラベラーズチェックを持って行きました。

しかし現在、日本国内でのトラベラーズチェック販売は行われていません。

今、トラベラーズチェックに代わりのお金の管理方法を探している海外旅行初心者におすすめするツールは、キャッシュパスポートです。

今回は、キャッシュパスポートがトラベラーズチェックの代わりになる理由を書いてみたいと思います。

キャッシュパスポート公式サイトはこちら

キャッシュパスポートがトラベラーズチェックの代わりになる理由まとめ

トラベラーズチェックのメリットは、「発行に制限や審査がない」「お金の管理が楽」「紛失しても大丈夫」といったところでしょう。

キャッシュパスポートも、これらの条件を兼ね備えていますので、代わりになるという訳です。

しかも、キャッシュパスポートにはトラベラーズチェックにはない機能もあるのです。

以下の表で、それぞれの機能を比較してみましょう。

キャッシュパスポート

トラベラーズチェック

再発行

有効期限

なし

なし

払い戻し

現地で使い切った際の追加

×

主な対応通貨数

9通貨

6通貨
(ゆうちょ銀行の場合)

ショッピングでの利用

世界210カ国以上のmastercard加盟店で可能

一部店舗でのみ利用可能

利用方法

暗証番号入力、
またはサイン

パスポート提示&
目の前でサイン

銀行ATMを使った
現地通貨引き出し

×

紛失・盗難の際の利便性

スペアカードですぐに
利用可能

再発行まで使えない

キャッシュパスポートの方が、圧倒的に多機能ですね。

トラベラーズチェックの代わりにキャッシュパスポートをおすすめする理由1:年齢制限・審査なし

キャッシュパスポートには年齢制限・審査がない

トラベラーズチェックは、銀行や郵便局に在庫があればすぐに購入できるのが大きなメリットでしたが、キャッシュパスポートはトラベラーズチェックとの共通点が多いです。

クレジットカードと異なり、トラベラーズチェック同様、キャッシュパスポートを手に入れるのに、年齢制限も審査もありません。

キャッシュパスポートは、手元に届くまでに1週間程度かかる点が、トラベラーズチェックと異なる点ですが、誰でも簡単にお金の管理ツールを手に入れられるので、安心ですね。

クレジットカードは年齢制限・審査がある

海外旅行のお金の管理には、クレジットカードも有効です。

私も、初めての海外旅行にはクレジットカードとトラベラーズチェックを持って行きました。

トラベラーズチェックは、最寄りの郵便局ですぐに購入できましたが、クレジットカードは審査に手間取り、結局1枚しか発行できませんでした。

トラベラーズチェックの代わりにキャッシュパスポートをおすすめする理由2:1枚で9の通貨として使える

複数の国の周遊では、複数の通貨の管理が面倒

共通通貨「ユーロ」ができる以前に、私はイギリス・フランス・ドイツの周遊をしました。

フランスが中心の旅でしたので、現金はイギリスポンド、フランスフラン、ドイツマルク、トラベラーズチェックはフランスフラン建てのものを持って行きました。

トラベラーズチェックは管理が非常に楽でしたが、現金は管理が大変です。

国境を越えるたびに、財布の中身を入れ替えなくてはいけません。

そのうち面倒になって、全部1つの財布に入れていたのですが、別の国の貨幣を出してしまうことが多発しました。

キャッシュパスポートは複数の通貨の管理が楽

私が持って行ったトラベラーズチェックは1通貨のみでしたが、通貨ごとに発行されているトラベラーズチェックは、冊子状になっているのでバラバラにならず、ごちゃ混ぜになる心配がありません。

キャッシュパスポートは、トラベラーズチェックの代わりどころか、それをしのぐ機能です。

キャッシュパスポート1枚の中に、9通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円、NZドル、カナダドル、シンガポールドル)をチャージして利用できるのですから。

現在、フランスフランとドイツマルクは「ユーロ」になっていますので、イギリス・フランス・ドイツの周遊も、キャッシュパスポート1枚で管理できます。

キャッシュパスポートならば、複数の通貨で財布が膨らむことも、財布の中で異なる通貨がごちゃ混ぜになることもありません。

トラベラーズチェックの代わりにキャッシュパスポートをおすすめする理由3:失くしても大丈夫

トラベラーズチェックは紛失・盗難の場合も使われる心配がなく、再発行が可能

トラベラーズチェックがお金の管理ツールとして非常に優秀だった最大の理由、それはリファンド(再発行)ができる点です。

トラベラーズチェックを購入すると、小切手と一緒に「管理リスト」のようなものが渡されます。

トラベラーズチェックには、1枚ずつ固有の番号が割り振られており、管理リストに番号を書き込みます。

トラベラーズチェックを換金するには、パスポートを提示の上、購入時に記入したのと同じサインを店員の目の前で行わなければなりません。

トラベラーズチェックを換金するごとに、管理リストの換金した小切手の番号に印をつけておきます。

トラベラーズチェックが紛失・盗難の被害に遭った際も、パスポート提示&同一のサインを目の前でするという2つのハードルがあるため、不正利用はほぼできません。

しかも、警察に届け出て、トラベラーズチェック発行会社に連絡(未使用のトラベラーズチェック番号などを知らせる)をすれば、再発行してくれるのです。

キャッシュパスポートは紛失しても安心

キャッシュパスポートもトラベラーズチェックと同様に、失くしても安心です。

キャッシュパスポートにはICチップが搭載されており、スキミング(カード情報を読み取る手口)のリスクが極めて少ないです。

利用の際には4桁の暗証番号を入力しないといけないので、暗証番号を知らない他人が拾ったとしても、利用できません。

また、他の海外専用プリペイドカードにはない、キャッシュパスポートならではの特徴として、スペアカードの発行があります。

キャッシュパスポートの新規発行時に、メインカードと一緒にスペアカードが発行されます。

他の海外専用プリペイドカードが紛失・盗難の被害に遭った場合、再発行を待たなければなりません。

一方、キャッシュパスポートが紛失・盗難の被害に遭った場合、再発行を待たずにスペアカードを使えるため、不自由を強いられることもありません。

トラベラーズチェックの代わりにキャッシュパスポートを持って行けば、これだけ便利&お得に

トラベラーズチェックの代わりに海外にキャッシュパスポートを持って行けば、トラベラーズチェックと同様、あるいはそれ以上の便利とお得さを実感できるでしょう。

いつでもどこでも利用できる

トラベラーズチェックを換金できる場所は、銀行や郵便局、一部の両替所や高級ホテルのフロントに限られていました。

フランスのレストランでトラベラーズチェックを使おうとしたところ、断られてしまい、代わりにクレジットカードで払った経験があります。

一方のキャッシュパスポートは、クレジットカードとほぼ同様の使い勝手で、マスターカードの使える加盟店でしたら、スーパーから高級店まで使えます。

ショッピングだけでなく、「Cirrus」マークのあるATMならば、キャッシュパスポートを使って現地通貨を引き出すことができます。

有利な為替レート

トラベラーズチェックのレートは、日本円の現金から外国通貨の現金に両替する際のレートよりも有利です。

キャッシュパスポートも、日本円の現金から外国通貨の現金に両替する際のレートよりも有利です。
日本円からユーロに両替する場合、1ユーロ当たり1円ちょっと、レートがお得です。

最近では、クレジットカードのキャッシング枠を使って現地通貨を調達する人も増えています。

しかし、クレジットカードのキャッシングは「借金」ですので金利がかかりますが、キャッシュパスポートの引き出しは「チャージしたお金」ですので金利がかかりません。

海外送金方法としても使える

フランスに留学していたころ、フランスフランのトラベラーズチェックを使いきってしまい、日本にいる親に海外送金を依頼しました。

しかし、思いのほか時間がかかり、入金が確認できたのは1週間後でした。

キャッシュパスポートは、「入金委任状の登録」さえしておけば、本人以外の家族からキャッシュパスポートにチャージしてもらうことも可能です。

ほぼリアルタイムでチャージが完了するため、お金が足りなくなっても安心です。

キャッシュパスポート公式サイトはこちら

2014年でトラベラーズチェックは終了。手元のTCはどうなる?

編集部のもっさんです。

海外旅行へ初めて行ったのはタイでしたが、その当時クレジットカードを持っていなかったのでトラベラーズチェックを使いました。

トラベラーズチェックはタイ現地をガイドしてくれた友人のすすめで用意しました。

クレジットカードのなかった自分には、とても役立ったのを覚えています。

私のようにクレジットカードを持っていない人が海外旅行をする場合、トラベラーズチェックは大変便利でした。

ところが、2014年3月31日をもってトラベラーズチェックは終了となりました。

これまでトラベラーズチェックを利用していた人には残念なことですが、代わりの手段を考える必要があるでしょう。

そこでトラベラーズチェックの代わりになるものとしておすすめなのが、キャッシュパスポートです。

キャッシュパスポート公式ページはこちら

トラベラーズチェック終了の疑問1
具体的に何が終了したの?

これまでトラベラーズチェックを利用してきた人にとっては残念かもしれませんが、トラベラーズチェックの何が終了するのでしょうか。

トラベラーズチェックが終了といっても使えないわけではなく、新たに購入ができないという意味です。

これまで日本国内では、外国為替業務を取り扱う銀行や外貨両替のできるショップでトラベラーズチェックを購入できました。

私も初めての海外旅行の時は、地元にある都市銀行でトラベラーズチェックを購入したことを覚えています。

ちなみに、地方銀行や信用金庫では自行でのトラベラーズチェックの取り扱いは行っておらず、香港上海銀行東京支店と業務提携している両替サービスへ取り次いでいるだけでした。

日本で購入できたトラベラーズチェックの代表的なブランドには、以下のようなものがありました。

・アメリカン・エキスプレス

・VISA

・三菱東京UFJ-MasterCard

・ThomasCook-MasterCard

まとめるとトラベラーズチェックは日本国内で販売終了、トラベラーズチェックがなくなってしまうわけではありません。

元々、トラベラーズチェックには使用期限というものがなく、紛失したり盗難にあったりしても再発行ができるのです。

その点では現金と同じように使用でき、安心して保有できる便利なものでした。

トラベラーズチェック終了の疑問2
手元にあるトラベラーズチェックは換金できる?

私が昔購入したトラベラーズチェックは、タイ旅行から帰ってきてすぐに購入した地元の都市銀行で換金しました。

2014年以前のことなので、終了した現在のトラベラーズチェックの換金状況を調べてみました。

トラベラーズチェックは日本国内で販売終了になりましたが、国内で換金することはできます。

手元にトラベラーズチェックがある方は安心してください。

トラベラーズチェックを日本国内で換金したい場合は、外国為替業務を行っている金融機関や両替商へ持参して日本円へ換金します。

基本的にはトラベラーズチェックの換金は購入したところでなくてもできますが、VISAやMasterCardブランドのトラベラーズチェックを受け付けてくれないところもあるので注意が必要です。

私の場合は、残ったトラベラーズチェックは購入したところで換金したので、購入したところとは別のところで換金できなかったという経験はありません。

ただし、実際に現金にしてみてわかったことですが、トラベラーズチェックを換金する場合のレートは購入する場合のレートよりも低くなります。

そのため、通常は換金すると損をすることになります。

なのでトラベラーズチェックは有効期限がないので、そのまま保有しておいて次に海外旅行へ行ったときに使ったり、トラベラーズチェックをそのまま外貨預金として預け入れるという手段もあります。

注意しなくてはいけないのは、2016年5月2日をもって、ゆうちょ銀行でのトラベラーズチェックの換金が終了したことです。

今後もこの流れは続くようで、日本国内でトラベラーズチェックを換金できる場所は減少していくことが予測されます。

現在トラベラーズチェックが残っている場合は、換金するタイミングに注意が必要です。

トラベラーズチェック終了の疑問3
現在海外でトラベラーズチェックは使えるの?

トラベラーズチェックは日本国内での販売は終了になり、手元にあるトラベラーズチェックが、海外で使えなくなるわけではないのですが…

海外で使用できる場所も減ってきています。

かつてトラベラーズチェックは、欧米、アジア、オセアニア、アフリカなど世界の主な都市で使えました。

使える場所も、ホテルやレストラン、空港、お店、現地ツアーなどさまざまな場所があり、現金を持ち歩く必要もありませんでした。

初めての海外旅行をする人のように海外に不慣れな人は、多額の現金を持ち歩くのは不安に感じるかと思いますが、トラベラーズチェックなら安心できました。

ちなみに、日本から現金を持って行かなくても、現地の銀行やホテルならトラベラーズチェックを換金することができました。

しかし、海外プリペイドカードやクレカなどが全盛を誇るにつれ、トラベラーズチェックは完全にオワコン化してしまいました。

トラベラーズチェック終了の疑問4
なぜ終了したの?

では、なぜトラベラーズチェックは終了したのでしょうか。

これはクレジットカード時代到来が大きな原因です。

クレジットカードは、トラベラーズチェックよりも優れているところが多いため普及しました。

クレジットカードがトラベラーズチェックより優れているところとしては、以下のような点があります。

クレジットカードを使えるところは多い

トラベラーズチェックを使えるところが減るのと対照的に、クレカ時代到来によりクレジットカードを使える国・場所は増加しました。

VISAやMASTERのクレジットカードを使えるところは、トラベラーズチェックを使えるところより多くなりました。

クレジットカードは気軽に利用できる

トラベラーズチェックは利用する際に相手と面と向かってサインする必要があります。

これをカウンターサインと言いますが、この手続きを踏まないとトラベラーズチェックは有効にならないないのです。

場合によっては、身分証明書の提示や滞在先のホテルの名前などを書かされることもあります。

クレジットカードならカードの提示とサインだけで使用することができます。

また、ATMを利用すれば気軽に現地通貨をキャッシングすることもできます。

手間がかからない点においても、クレジットカードの方が優れているのです。

クレジットカードでもリスク回避できる

元々、トラベラーズチェックは、現金を盗難・紛失するリスクを回避するためのものでした。

トラベラーズチェックの持ち主がサインしなければ使えないし、失くした場合には再発行することもできました。

ところが、クレジットカードでも十分にリスクを回避することができます。

盗難・紛失の場合でもサポートセンターへ連絡すれば利用停止でき、手続きをすればカードの再発行もできます。

クレジットカードが、トラベラーズチェックの役割を十分に果たすようになったのです。

クレカが作れない・作りたくない人はキャッシュパスポートがおすすめ

クレジットカード時代到来により、誰でも気軽にクレジットカードが作れるようになりましたが、クレカが作れない・作りたくないという人もいるでしょう。

そんな方におすすめなのが、海外プリペイドカードのキャッシュパスポートです。

キャッシュパスポートの特徴

簡単にチャージできる

キャッシュパスポートはプリペイドタイプのカードなので、ATMやインターネットバンキングから簡単にチャージできます。

安心して利用できる

キャッシュパスポートはICチップと暗証番号でセキュリティ管理がしっかりとされています。

盗難や紛失の場合でもスペアカードがあるので、再発行しなくてもすぐに利用できます。

たとえ海外でトラブルが発生しても、サポートしてくれるサービスがあるので安心です。

海外で使うのに便利

キャッシュパスポートはMasterCardのお店やATMで使えるので、海外の加盟店でのショッピングや現地通貨のキャッシングをするのに便利です。

銀行口座がなくてもすぐに発行できる

通常のクレジットカードのように銀行口座は不要で、年齢制限や審査もなく1週間という短期で発行されます。

旅行へ出かけるまで時間がなくても、すぐにカードを入手することが可能です。

 キャッシュパスポートが使えるシーン

旅行先での決済に

複数の国を旅行すると国ごとに使える通貨が異なることがあり、通貨を両替する必要があります。

キャッシュパスポートなら1枚で、複数の通貨の決済をすることが可能です。

留学先での決済や現金の引き出しに

日本国内の家族から留学先へ送金したい場合でも、金融機関を通じて送金する必要はありません。

代理人がキャッシュパスポートへチャージするだけで、ショッピングの決済やATMからの現金の引き出しができます。

海外でのビジネス決済や経費の管理に

海外でのビジネスで決済したり、経費を管理したりするのも、キャッシュパスポート1枚だけで済みます。

 申込みから利用まで簡単にできる

クレジットカードのように審査に時間がかかることなく、申込んでから1週間ほどでカードは発行されます。

1万円~100万円までの利用したい金額を口座へ入金すれば、世界中の加盟店やATMで使うことができます。

 

クレカ時代到来でトラベラーズチェックの販売が終了になりました。

その一方で、クレカが作れない・作りたくない人もいるかと思いますが、そんな人には簡単・安心・便利なキャッシュパスポートをおすすめします。

キャッシュパスポート公式ページはこちら