2014年でトラベラーズチェックは終了。手元のTCはどうなる?

編集部のもっさんです。

海外旅行へ初めて行ったのはタイでしたが、その当時クレジットカードを持っていなかったのでトラベラーズチェックを使いました。

トラベラーズチェックはタイ現地をガイドしてくれた友人のすすめで用意しました。

クレジットカードのなかった自分には、とても役立ったのを覚えています。

私のようにクレジットカードを持っていない人が海外旅行をする場合、トラベラーズチェックは大変便利でした。

ところが、2014年3月31日をもってトラベラーズチェックは終了となりました。

これまでトラベラーズチェックを利用していた人には残念なことですが、代わりの手段を考える必要があるでしょう。

そこでトラベラーズチェックの代わりになるものとしておすすめなのが、キャッシュパスポートです。

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トラベラーズチェック終了の疑問1
具体的に何が終了したの?

これまでトラベラーズチェックを利用してきた人にとっては残念かもしれませんが、トラベラーズチェックの何が終了するのでしょうか。

トラベラーズチェックが終了といっても使えないわけではなく、新たに購入ができないという意味です。

これまで日本国内では、外国為替業務を取り扱う銀行や外貨両替のできるショップでトラベラーズチェックを購入できました。

私も初めての海外旅行の時は、地元にある都市銀行でトラベラーズチェックを購入したことを覚えています。

ちなみに、地方銀行や信用金庫では自行でのトラベラーズチェックの取り扱いは行っておらず、香港上海銀行東京支店と業務提携している両替サービスへ取り次いでいるだけでした。

日本で購入できたトラベラーズチェックの代表的なブランドには、以下のようなものがありました。

・アメリカン・エキスプレス

・VISA

・三菱東京UFJ-MasterCard

・ThomasCook-MasterCard

まとめるとトラベラーズチェックは日本国内で販売終了、トラベラーズチェックがなくなってしまうわけではありません。

元々、トラベラーズチェックには使用期限というものがなく、紛失したり盗難にあったりしても再発行ができるのです。

その点では現金と同じように使用でき、安心して保有できる便利なものでした。

トラベラーズチェック終了の疑問2
手元にあるトラベラーズチェックは換金できる?

私が昔購入したトラベラーズチェックは、タイ旅行から帰ってきてすぐに購入した地元の都市銀行で換金しました。

2014年以前のことなので、終了した現在のトラベラーズチェックの換金状況を調べてみました。

トラベラーズチェックは日本国内で販売終了になりましたが、国内で換金することはできます。

手元にトラベラーズチェックがある方は安心してください。

トラベラーズチェックを日本国内で換金したい場合は、外国為替業務を行っている金融機関や両替商へ持参して日本円へ換金します。

基本的にはトラベラーズチェックの換金は購入したところでなくてもできますが、VISAやMasterCardブランドのトラベラーズチェックを受け付けてくれないところもあるので注意が必要です。

私の場合は、残ったトラベラーズチェックは購入したところで換金したので、購入したところとは別のところで換金できなかったという経験はありません。

ただし、実際に現金にしてみてわかったことですが、トラベラーズチェックを換金する場合のレートは購入する場合のレートよりも低くなります。

そのため、通常は換金すると損をすることになります。

なのでトラベラーズチェックは有効期限がないので、そのまま保有しておいて次に海外旅行へ行ったときに使ったり、トラベラーズチェックをそのまま外貨預金として預け入れるという手段もあります。

注意しなくてはいけないのは、2016年5月2日をもって、ゆうちょ銀行でのトラベラーズチェックの換金が終了したことです。

今後もこの流れは続くようで、日本国内でトラベラーズチェックを換金できる場所は減少していくことが予測されます。

現在トラベラーズチェックが残っている場合は、換金するタイミングに注意が必要です。

トラベラーズチェック終了の疑問3
現在海外でトラベラーズチェックは使えるの?

トラベラーズチェックは日本国内での販売は終了になり、手元にあるトラベラーズチェックが、海外で使えなくなるわけではないのですが…

海外で使用できる場所も減ってきています。

かつてトラベラーズチェックは、欧米、アジア、オセアニア、アフリカなど世界の主な都市で使えました。

使える場所も、ホテルやレストラン、空港、お店、現地ツアーなどさまざまな場所があり、現金を持ち歩く必要もありませんでした。

初めての海外旅行をする人のように海外に不慣れな人は、多額の現金を持ち歩くのは不安に感じるかと思いますが、トラベラーズチェックなら安心できました。

ちなみに、日本から現金を持って行かなくても、現地の銀行やホテルならトラベラーズチェックを換金することができました。

しかし、海外プリペイドカードやクレカなどが全盛を誇るにつれ、トラベラーズチェックは完全にオワコン化してしまいました。

トラベラーズチェック終了の疑問4
なぜ終了したの?

では、なぜトラベラーズチェックは終了したのでしょうか。

これはクレジットカード時代到来が大きな原因です。

クレジットカードは、トラベラーズチェックよりも優れているところが多いため普及しました。

クレジットカードがトラベラーズチェックより優れているところとしては、以下のような点があります。

クレジットカードを使えるところは多い

トラベラーズチェックを使えるところが減るのと対照的に、クレカ時代到来によりクレジットカードを使える国・場所は増加しました。

VISAやMASTERのクレジットカードを使えるところは、トラベラーズチェックを使えるところより多くなりました。

クレジットカードは気軽に利用できる

トラベラーズチェックは利用する際に相手と面と向かってサインする必要があります。

これをカウンターサインと言いますが、この手続きを踏まないとトラベラーズチェックは有効にならないないのです。

場合によっては、身分証明書の提示や滞在先のホテルの名前などを書かされることもあります。

クレジットカードならカードの提示とサインだけで使用することができます。

また、ATMを利用すれば気軽に現地通貨をキャッシングすることもできます。

手間がかからない点においても、クレジットカードの方が優れているのです。

クレジットカードでもリスク回避できる

元々、トラベラーズチェックは、現金を盗難・紛失するリスクを回避するためのものでした。

トラベラーズチェックの持ち主がサインしなければ使えないし、失くした場合には再発行することもできました。

ところが、クレジットカードでも十分にリスクを回避することができます。

盗難・紛失の場合でもサポートセンターへ連絡すれば利用停止でき、手続きをすればカードの再発行もできます。

クレジットカードが、トラベラーズチェックの役割を十分に果たすようになったのです。

クレカが作れない・作りたくない人はキャッシュパスポートがおすすめ

クレジットカード時代到来により、誰でも気軽にクレジットカードが作れるようになりましたが、クレカが作れない・作りたくないという人もいるでしょう。

そんな方におすすめなのが、海外プリペイドカードのキャッシュパスポートです。

キャッシュパスポートの特徴

簡単にチャージできる

キャッシュパスポートはプリペイドタイプのカードなので、ATMやインターネットバンキングから簡単にチャージできます。

安心して利用できる

キャッシュパスポートはICチップと暗証番号でセキュリティ管理がしっかりとされています。

盗難や紛失の場合でもスペアカードがあるので、再発行しなくてもすぐに利用できます。

たとえ海外でトラブルが発生しても、サポートしてくれるサービスがあるので安心です。

海外で使うのに便利

キャッシュパスポートはMasterCardのお店やATMで使えるので、海外の加盟店でのショッピングや現地通貨のキャッシングをするのに便利です。

銀行口座がなくてもすぐに発行できる

通常のクレジットカードのように銀行口座は不要で、年齢制限や審査もなく1週間という短期で発行されます。

旅行へ出かけるまで時間がなくても、すぐにカードを入手することが可能です。

 キャッシュパスポートが使えるシーン

旅行先での決済に

複数の国を旅行すると国ごとに使える通貨が異なることがあり、通貨を両替する必要があります。

キャッシュパスポートなら1枚で、複数の通貨の決済をすることが可能です。

留学先での決済や現金の引き出しに

日本国内の家族から留学先へ送金したい場合でも、金融機関を通じて送金する必要はありません。

代理人がキャッシュパスポートへチャージするだけで、ショッピングの決済やATMからの現金の引き出しができます。

海外でのビジネス決済や経費の管理に

海外でのビジネスで決済したり、経費を管理したりするのも、キャッシュパスポート1枚だけで済みます。

 申込みから利用まで簡単にできる

クレジットカードのように審査に時間がかかることなく、申込んでから1週間ほどでカードは発行されます。

1万円~100万円までの利用したい金額を口座へ入金すれば、世界中の加盟店やATMで使うことができます。

 

クレカ時代到来でトラベラーズチェックの販売が終了になりました。

その一方で、クレカが作れない・作りたくない人もいるかと思いますが、そんな人には簡単・安心・便利なキャッシュパスポートをおすすめします。

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