「幸せの国」やイケメンの国王様というイメージのブータン。実は観光の際にはガイドを全日程雇わなければいけないなど、自由気ままに安く旅行というのは厳しい国なのですが、現在日本とブータンの国交樹立30周年を記念して格安観光キャンペーン中ということで、ブータンへ観光してきました。
こんにちは。ヒマワリ侍です。
2016年の夏は、日本とブータンの国交樹立30周年を記念して格安観光キャンペーン中ということで、ブータンへ観光してきました。
ブータン王国は南アジアの国家。北は中国、東西南はインドと国境を接する。国教は仏教(ドゥク・カギュ派)。首都はティンプー。長年鎖国政策をとっていたが、1971年に国連加盟。翌年に国民総幸福量という功利主義を採用し、開発独裁につなげた(Wikipediaより引用)
ブータンを旅行するには基本的に1泊あたり2万1100〜3万700円(200~290ドル)の「公定料金」なるものを払い、ガイドを全日程雇わないといけません。…高い!
しかし2016年6月~8月の3か月間限定で、日本人は公定料金の割引や航空券のディスカウントなどといったお得なキャンペーンをしているので、6泊7日で一人当たり約13万1200円(1240USD)ですみました。(この金額にはカトマンズ(ネパール)~パロ(ブータンの玄関口)間の往復航空券やビザ代、ほぼ全ての食事代などが含まれています)
関西国際空港からカトマンズへ飛び1泊。翌朝、カトマンズからパロへ向かいます。飛行機は50人乗り程度の小さなものでした。
進行方向左側の座席からはヒマラヤ山脈が望めます。エベレスト、マカルー、カンチェンジュンガ…雨季なのに見られてラッキーでした!着陸直前は、本当に山肌スレスレで、興奮とスリルを味わえるフライトでした。
パロ空港でガイドと合流し、ドライバーの運転する車で首都ティンプーへ向かうことに。ここから約一週間、母と私、ガイド、ドライバーの4人で行動します。
約1時間の道のりはけっこう曲がりくねっていて、ちょっと車酔い……途中に寄った、鎖でできた長い橋はめちゃくちゃ揺れて、車酔いに輪をかけて気分が悪くなりました。
そうこうしているうちに、ブータンの首都ティンプーでの本格的なツアーがスタートしました!
ティンプーは、空港・鉄道が無く交通面からいえば不便な位置だが、道路で国内各地と南のインドと結ばれているほか、ティンプーから西のパロにブータン唯一の国際空港(パロ空港)があり、そことも道路が繋がっている。市内交通は、バスが中心だが、 市内には交通信号がなく(国内に1つもない)、交通警官が交通を捌いている。Wikipedia「ティンプー」より。
以下、ブータンへ行ったならば誰もがガイドに導かれるであろうティンプーの観光スポットを4つ紹介します!
白亜の仏塔、メモリアルチョルテン。四方を見張る神などの説明を受けました。大きなマニ車を回したり、手持ちのマニ車を回しながらチョルテンの周りを歩いたり、と老若男女問わずたくさんの人々がお祈りをする様子を見ることができました。
仏塔「メモリアルチョルテン」は、1974年に、第3代国王を讃えて建設された。Wikipedia参照。
ティンプーから少し離れた丘の上にある巨大な金ピカの仏像です。アジア某国の資本家が出資して作られたばかりだそうですが…うーん、ひときわ異彩を放っているような。内部にはタンカ(仏画)やたくさんの仏像が安置されていました。
クエンセル・ポダン(Buddha Dordenma)は巨大な仏像。第4代ブータン国王の60歳を記念して、2015年9月に完成した。建物の中にはクエンセル・ポダンの縮小版の仏像が十万体配置されている。Wikipedia参照。
ブータンの政治と宗教を司る重要な場所です。入る際には正装はもちろんのこと、持ち物はX線検査を受ける必要があります。
市の北端にある要塞で、ブータン仏教界の総本山。国王の執務室のある王宮でもあり、国会議事堂や行政機関もある。(Wikipediaより引用)
本来標高の高い場所に生息しているターキンはブータンの国獣。柵の向こうは広い土地とたくさんの木々。ここではまさに「放し飼い」のような状態を観察することができますが…
手前で黒ヤギが必死に、ターキンのエサをつまみ食いしていたのが面白かったです(笑)どこから来たヤギなのか……?
ターキン放牧場は、ターキンのための野生動物保護地域。Wikipedia参照。
他にもいろいろなところを訪れたのですが、慣れないチベット仏教について説明を受けても、どの寺院がどういう特色だったのか、だんだん混同してしまいました…。ガイドに「そろそろ覚えてきただろう?あの仏様は誰だか言ってみろ」と言われることもあり、簡単にメモを取っておけばよかったと後悔……。
ブータン観光の際は、心して行くことをおすすめします…。
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