かつては軍隊輸送船としても活躍した豪華客船、クイーンメリー号。今ではロサンゼルスのロングビーチに静態保存されており、ホテルや博物館、さらにはイベント会場として活躍しているということで探索してきました!
お酒と音楽とおねーさんが大好き、実は小型船舶免許を持っているナシオです。
ロサンゼルスのロングビーチにある豪華客船クイーンメリー号では、ホテル、博物館、イベント会場、さらには機関砲も見られたりと、まるでテーマパークのような現在の様子を紹介します!
クイーンメリー号は、1936年から1967年にかけて北大西洋を横断する定期便として運航された。現在は国立登録史跡として登録され、ロングビーチで博物館船兼ホテルとして静態保存されている。Wikipediaより。
クイーンメリー号の手前には、冷戦時代のソビエト連邦の潜水艦「スコーピオン」もありました!
アクセス:ロサンゼルス公共交通機関の要、Union Station(ユニオンステーション)からメトロレッドラインで7th Street / Metro Center(セブンス・ストリート/メトロセンター)へ行き、メトロブルーラインに乗り換えて Downtown Long Beach Station(ダウンタウン・ロングビーチステーション)で下車(所要1時間程度)。
駅からそばの公園の前にあるバス乗り場Pacific & 1st NW(パシフィック&ファースト・ノースウエスト)から無料のロングビーチ観光バス「Passport」に乗って20分程で到着。
営業時間:10:00~22:00(年中無休)
入場料:通常27ドルでQueen Mary Passportを購入。(この日は船内で行われたアートのイベントのチケットで内部の見学が出来ました)
入場口/チケット売り場付近には、「THE QUEEN MARY」と書かれた大きな看板があります。
早速中へ!
内部に入ってまず向かったのが操舵室でしたが、金メッキの装置が格好いいです。当時の大型客船としては船のスピードが速く、大人気だったそうです。
オードリー・ヘップバーンが乗船した際に取られた写真が飾られていました。
一度でいいからこんな美人さんと豪華客船で船旅してみたいものです…。
しかし第二次世界大戦中には兵員輸送船として徴用されることになります。
クイーン・メリーは姉妹船クイーン・エリザベスと共に兵士及び食料などの輸送船として戦争に従事し、1度の航海で護衛も無しに15,000人の兵士を運ぶことが可能であった。Wikipediaより
兵員輸送船としての名残が上部甲板に残るこの機関砲です。
豪華客船に機関砲とは驚きましたが、これ自体が船の歴史そのものなんですね…。クイーンメリー号は客船としてデビューしたにも関わらず、戦時中には兵員輸送船として使われた経緯を考えると、日本の横浜に係留されている氷川丸思い出さずにはいられませんでした。
もともと豪華客船であったことから、現在もその設備を生かして、現在もホテルやイベント会場としても使用されています。
展示スペースにはクイーン・メリー号の模型がありましたが写真に納まりきらない大きさ!
かつて大食堂だった大広間は、この日はアートのイベントの展示会場になっていました。
船としては機能していないかのように思えたクイーンメリー号ですが、無線は健在のようです。展示用の人形かと思ったら、おじさんが実際に無線を操っていました(笑)
ロングビーチ界隈の夜景も楽しめるので少し遅めの時間に遊びに来ても良いかもしれませんね!
以上、L.Aからナシオがお伝えしました!
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