安すぎるカラオケに男根信仰の根付く村…と、ガイド必須でも飽きのこないブータン旅行のハイライトとなるのが、断崖絶壁に建つタクツァン僧院へ向かうトレッキング。往復約5時間かけてトレッキングしてきました。
こんにちは。ヒマワリ侍です。先日からカラオケやら男根信仰の根付く村やら、ちょっと変わったブータンのスポットを紹介してきましたが……今回は、初めてブータンへ行ったならほぼ必ず行く事になるであろうタクツァン僧院を紹介します!
ブータン王国は南アジアの国家。北は中国、東西南はインドと国境を接する。国教は仏教(ドゥク・カギュ派)。首都はティンプー。長年鎖国政策をとっていたが、1971年に国連加盟。翌年に国民総幸福量という功利主義を採用し、開発独裁につなげた。Wikipedia「ブータン」参照。
ブータン旅行はガイド必須。人数や日数をツアー会社に相談したら、その期間に合わせたプランを提案してくれます。最短の2泊での旅行でも必ずと言っていいほど組み込まれているこのタクツァン僧院こそが、ブータン旅行のハイライト。外せないポイントとなっているのです。
前日はパロ市内のホテルに泊まり、当日は朝8:30頃に出発。車で20~30分ぐらい行ったところにある登山口からタクツァン僧院のトレッキングはスタートします。登山口から休憩所まで1時間、休憩所から僧院まで1時間。僧院内部を見学した後は同じ道を引き返し、昼食を摂り、登山口へ戻るというプランです。
タクツァン僧院のトレッキングは、途中までは馬を使って登る事も可能です。馬レンタルは600~700ニュルタム(1000円前後)。仏教的には動物虐待?なのかもしれませんが、体力に不安を抱えていた還暦間近の母も安心して登れました。ガイドの青年、馬、馬を引くおじさん、母、私…という組み合わせは、どことなく西遊記のようだったと思います。
タクツァン僧院までのトレッキングでの休憩所は円形で、少しお洒落な雰囲気?ブータン旅行にはこういう場所のお茶やコーヒーの代金もツアー料金に含まれています。帰りにここでビュッフェ形式の昼食を摂りました。
タクツァン僧院までのトレッキング道中の景色。ガスがかかった僧院も神秘的です。
休憩所から1時間程度歩くと、タルチョがかかった谷のような場所が。
階段を下って上ると…奥に見えるのがゴールのタクツァン僧院です。内部は撮影禁止なのですが、修行僧たちが熱心に読経をしている様子を覗かせていただく事ができました。
初めてブータンに行かれる際にはツアーに必ず組み込まれているので強制的に行く事になるであろうタクツァン僧院。「強制的」というとあまり気乗りがしないかもしれませんが、ブータン旅行の中でも一、二を争うほどの絶景です。
タクツァン僧院のトレッキングは往復で5~6時間と言われていますが、還暦目前の私の母でもガイドが荷物を持ってくれたり、三蔵法師のごとく馬を使ったりしたお陰で難なく楽しむ事ができました。道も整っているので心配ご無用。
私たちのガイドは、今までに80歳の女性を案内した事もあるとか…!ブータン旅行の際には、ぜひタクツァン僧院の絶景を楽しんできてくださいね!
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