ワーホリでオーストラリアの農園で働き始めた編集部の植竹…。ライムをはじめ、カボチャ、オレンジと収穫しまくった結果…最初の1ヶ月の収支を公開!
こんにちは!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。現在は南部のレンマークという地方都市で農民として働いています。
前回はオーストラリアでのファームジョブについて、一体どんな仕事をするのかご紹介しましたが、今回は休みの日に助っ人として働かせてもらえた他の仕事についてご紹介します。
連載「オーストラリアのワーホリは稼げるのか?」バックナンバーはこちら
僕が普段働いているのはライムのファームです。40℃を超える中、最初の8日間は休みなしで働きました(ビザを2年目以降1年延長することを希望している僕は、最低88日間、農業や林業に従事しなければなりません。
もしやこのままぶっ続けで働かされるのでは……と思って白目を剥いていた僕でしたが、9日目に待望のお休みを頂きました。理由は「市場にライムがあり過ぎるから」。そりゃそうですよね。ライムなんてそうそう毎日使わないですもんね、きっと。
休日になるとは想像していなかった為、オーナーからのメールに気づかずいつも通り出勤した僕。オーナーに呆れられながら連れて行かれた先は、同じバッパーの仲間が働くカボチャ畑。
一人がハサミで茎からカボチャを切り離し、僕たちは綺麗なカボチャと、ヒビが入って売り物にならないカボチャに分ける作業でした。至って簡単。ところが、その後、カボチャをどんどん箱に入れなければなりません。まるでラグビーの練習。しばらく筋肉痛で悩まされました。
ライムピッキングが休みの間、オレンジのピッキングにも行きました。
葉っぱと果実の色が違うのでライムに比べて見つけやすく、ひとつひとつも大きいのであっという間に箱に貯められます。ただし、木が高いのと、ラダーが重いのでライムに増して肉体労働。ライムの方が楽かも。
ある日、イースターでライムピッキングが休みになって、代わりに駆り出されたのはコショウの苗植え。四つん這いになって、予め敷かれたビニールシートに穴を開けて苗を植えていくだけ。他の肉体労働で全然役立たずな僕が誰よりも早く苗を植える事が出来ました。天職かも知れないと思いましたが、この仕事はこの日限りでした。
このように、バッパーのオーナーさんが紹介してくれた仕事を続けるだけでなく、不意にファームの都合でお休みになってしまった場合、他の仕事の手伝いも斡旋して貰えるので、お金を稼ぐにはなかなかいい環境です。でも……1週間に1度ぐらいは何もせずにぼーっとするお休みが欲しいですが(笑)
ライム(31箱):2562ドル
オレンジ(3箱):90ドル
パンプキン(3時間):70ドル
オレンジ(6.5箱):182ドル
ペッパー(4.5時間):100ドル合計:3004ドル(約240320円)
支出:1621ドル(約129741円)
利益:110058円
煙草や酒、スマホの通信料などかなり浪費しているのでまだまだ節約の余地はありますが、月々11万は貯金出来ると考えればなかなかいい環境なのではないでしょうか。次回はバッパーでどのように暮らしているのか、1日のライフスタイルをご紹介します!
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