観光地でのナンパはスゴいです!でもそれ以外では…意外なトルコ人男性の姿がありました。
アジアを旅し、現在ドイツ南西部在住のはるぼぼです。
「トルコはナンパがすごい」「トルコの男性は肉食系」…という、トルコ人男性のアグレッシブさについてはよく聞くのですが、
「みんなそんな感じなの…?」ということで、トルコを周遊して出会った男性達を通してトルコ人男性について考えてみました。
まずは外国人観光客が多いイスタンブール旧市街へ行ってみることに…
ブルーモスクやグランドバザールがある旧市街では、確かによく声をかけられました…。
「お願いだから一度一緒に食事に行ってくれ」とか、「トルコ人の男を試してみなよ」など、色々な申し出がありました…。
また南部の観光都市・アンタルヤでは…
婚約者がいると言っているのに「いいじゃないか、たまには楽しもうよ」とお土産物屋のおじさんが言ってきたりしたこともありました…。彼らのアプローチは行き過ぎですが、トルコ人男性の直球ぶりには見習う所があると思ったり思わなかったり…。
トルコ人男性と結婚したイスタンブール在住の女性に聞いてみました。
トルコ人女子は、知らない男性に見つめられただけでキレるような気性の人がいる。敬虔なイスラム教徒もいるので、自国の女性には軽々しく「ナンパ」がしにくいお国柄。そのため、ナンパするトルコ人男性は「観光地の外国人ならオッケー」という感覚の上に「日本人女性が軽いと思っている」らしく、日本人女性をナンパすると効率がいいと思っている。
※あくまでも個人の意見です
…ただし、敬虔なイスラム教徒の男性は女性と握手することさえ避ける場合もあるようです。イスラムの教えで妻を大切にすることが善行とされているらしく、トルコ人男性は、「電話やメールがとてもマメなので寂しがり屋の女の子にはぴったり」だそうです。
一方、外国人観光客の少ないイスタンブールのアジア側ではそういった声かけは一切ありませんでした。
ブルサ、イズミール、フェティエ、カシュ、コンヤなどの地方都市も回りましたが、「ナンパ」と呼べるような経験はありませんでした。
…そのかわりに、「素朴で親切なトルコ人男性」の姿がありました。
人気のリゾート地、フェティエでは、大学の同級生だという獣医さん二人に出会いました。フェティエに到着してすぐ道を聞いたのが最初の出会いです。
とても優しい二人は、一人で参加していた私を気遣ってツアーの自由時間を一緒に過ごしてくれたり、飲み物を買ってくれたりしました。下心ではなく、女性として、そして旅行者として尊重してくれていた印象でした。トルコ人男性がこれほど紳士的だとは知りませんでした。
彼も地元の人ではく、彼が泊まっていたペンションに破格の値段で泊まらせてもらえることに。
ペンションでお手製のトルコ料理も振る舞ってくれました。
宿を探している時に「一人で探せるから大丈夫」と言っても、「時間があるから平気」と私の荷物を持って宿探しを手伝ってくれました。
彼もやはり素朴で優しい、ナンパとは無縁であろうトルコ人男性。「君は僕にとって初めての外国人の友達だから、この日のことは忘れないよ」という言葉が印象に残っています。
実際に旅してわかったことは、外国人観光客が多いエリア以外では、むやみに声をかけてくる男性はほとんどいないということでした。話しかけてきたとしても、単に外国人と話したい人や親切な人は多かったです。
日本語が話せるおじいちゃんがいたり…。親日国としても知られているだけあってか、日本人であるがゆえに特別良くしてもらったことも一度や二度ではありません。
トルコ人男性の基本姿勢は、たとえ相手が外国人でも知らない女性には必要以上に声をかけないという印象でした。「ナンパがすごい」というのは観光地だけの現象であって、それはトルコ全体として見ればむしろ特殊なのだと思います。
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