こんにちは。世界一周アラサー女子のYUNAです。私は1ヶ月程前に無事帰国しました。相変わらず実家でぬくぬくしています。
いよいよ、私の記事もこれが最後となってしまいました。
帰って来て友達に会う度に、「外国の男の人はどうだった?」「かっこいい人いた?」「恋しなかった?」と聞かれます。きっと皆さん、私がアラサーだから、私の将来を心配して聞いてくれているのだろうなーと、1人喜んでいました。しかし、あまりにもたくさん聞かれたので、「そうか!みんな海外男子に興味津々なのだな!」と気づきました。
たったの5人しかお伝え出来ないのですが、興味のある方は次回の旅行の参考にして下さい!(笑)
3カ国目キューバで会った現地人で、確か22歳くらいだったと思います。韓国人女子と一緒に街をプラプラしていると、韓国人女子が彼に話しかけ、一緒に街をプラプラしました。彼はフランス語を勉強中で、フランス語が話せるようになったら亡命したい事や、日本のmizunoの製品が素晴らしいから、日本に帰ったら送ってくれ!と一生懸命言われました。
途中で彼のお家に招待され、家族一人づつに紹介され、吐きそうなくらい大量のマンゴージュースを御馳走になりました。家族は突然来た日本人にもとても優しかったです。写真後ろは、いとこだったと思います。
飽きっぽい韓国人女子は、気づいたら居なくなっておりました。私も宿に帰ろうとすると、彼が宿まで送ってくれました。その道すがら、手をつながれ、愛をささやかれ、必ず手紙を書いて欲しい(キューバはインターネットが制限されています)等……あの手この手で私の気を引こうと必死です。
最終的には、
彼「ジョンとヨーコを知っているかい?」
私「知ってるよ」
彼「ヨーコは日本人で、ジョンはイギリス人、子供はすごく可愛いんだよ。」
私「へー」
彼「だから、僕たちの子供も半分ずつの血を引くから、きっと可愛い子が生まれるよ♡」
(同時に繋いでいる手の甲にキスをして来ました)
私「んー。そう思わないけど。」
その後、宿に到着したので、丁寧にお礼を言って別れました。この時、ちゃんと宿に送り届けてくれなかったらどうしよう……という違う面でのドキドキがありました。
情熱の国スペインで出会ったのは、陽気な恋多き国イタリア人の彼でした。お互い暇だったので、スペインではメジャーな「バル」へ行く事になりました。バルでは、一緒にビールやワインを飲み、色々な話をしました。
写真の様な立ち飲みバーも多いです。
マドリッドに滞在したのは、1月で、外は寒かったです。私がポケットに手を突っ込んで歩いていると、彼が腕を組んで来ます。あまり気にせず、歩いていました。三軒目まで行って、宿に帰ろうかどうしようかと話していると、ベンチがあったので、そこでもう少し話そうと彼。私がベンチに近づくと、先に彼が座り「どうぞ」と促されたのは、彼の膝の上。とても嬉しそうにしてるので、とりあえずそこに座ってみました。
座っている写真が無いのが残念ですが、彼は私を見上げながら愛をささやきます。「何だこのシチュエーション?」と思って、笑いをこらえるのに必死でした。しばらく座って居心地が悪くなったので、一緒に宿に帰りました。
んー、さすがイタリア。愛を語るポジションも決まっているのでしょうか。
モロッコは、スペインに近い国です。私もスペインから船でモロッコへ行きました。ヨーロッパに入る前に南米でスペイン語を勉強していたので、少しなら会話が出来る状態でした。モロッコは、英語・スペイン語・フランス語を話せる人が居るという感じでした。
モロッコのマラケシュの観光地フナ市場の土産屋さんにて、スペイン語で値段交渉をすると……
彼「オーマイガッ!!君はスペイン語が話せるのか?」
私「うん。少しだけね!」
彼「君は今すぐ、モロッコに引っ越して来るべきだ!」
(と言いながら、店の中から友達を呼ぶ)
私「えー!無理。モロッコに住みたくない。」
彼「大丈夫!何の心配もないよ。僕が毎日君の家に通うよ。そして、結婚しよう。」
(と、満面の笑みで言いながら、友達に自慢していました)
結局、お土産の値段交渉が進まないので、彼に別れを告げ、このお店を離れました。こういう事が至るお店で繰り広げられました。
親日国で知られるトルコですが、観光地以外では日本語を話す人はほとんど居ません。その中でも南の田舎町「カルカン」で彼に出会いました。
31歳と言いますが、40歳くらいに見えます。彼はお店を二つ持っており、私が街をプラプラしていると、お店の前で「お茶でも飲もう」と誘って来ました。トルコでは、毎日甘い紅茶を何杯も飲みながら、みんなでおしゃべりする文化があります。
せっかくなので、御馳走になりました。そして、私が日本人だと知ると、急に見た目やら何やら褒め始め、自分の店の財力を示し、「君がお店をしたいなら、この街でお店を準備するよ。君は日本人相手に商売をすれば良い」と……。そして、バケーションでヨーロッパのどこへ行った等……財力のアピールと、私の魅力を一生懸命語ります。
お店の一つは、宝石屋さんなので、一番高い指輪をつけてくれて猛アピールです。
しかし、会話のメインがそういう話題(財力アピールや結婚したい等……)なので、私は会話していても面白くないなーと思いました。そして、随所に「私」ではなく「日本人」と結婚したいという気持ちがひしひしと伝わって来ます。アラサーとして婚期も気になりますが、会話の面白くない相手とは、恋に落ちても面白くありません。残念ながら、丁重にお断りし、宿へ帰りました。
インドのデリーで街を歩いていて、疲れたのでジュースを飲んで休んでいると、彼に会いました。
彼「デリーには何日居るの?」
私「3日かなー?」
彼「次はどこへ行くの?」
私「アーグラーに行くよ。次の日曜日やね。」
彼「日曜日かー!!土曜日なら一緒に行けたんだけどねー!!土曜日にしない?」
私「ん??1人で行くから、予定合わせてくれなくて大丈夫だよ……」
インドでは街を歩けば、すぐにこういう風に声をかけて来ます。いちいち真剣に返さないし、連絡先を交換したりもしません。しかし、そうやって軽く声をかけては、振られて、をずっと繰り返している(のであろう)インド人の根性には脱帽します。
こうやって、多数の男性に口説かれた(?)のは、人生で初めてでした。イタリア人男子の例で言えば、ロマンチックな反面、私は笑いをこらえるのに必死になってしまいました。こういう些細なきっかけから恋愛に発展する人も居れば、その場で終る人もいると思います。
しかし、実際旅してみて、上記の「トルコ」「インド」では思っていた以上に日本人女性×現地男性の国際結婚カップルが多く、話を聞く事がありました。「キューバ」や「モロッコ」も多いと聞く事もあります。
しかし、海外では何かしらの事件や事故に巻き込まれる可能性もゼロではないと思います。相手の本心をしっかり見抜き、安全を考慮しながら、海外での恋に花を咲かせるのも旅の面白さの一つになると思います。是非、女性も海外での恋を楽しんで頂きたいと思います。
文・写真:YUNA
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