街を歩けば匂いが漂うチェコの国民的おやつ「トゥルデルニーク」を食べてみた

2017.04.11 07:00 
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チェコの街中でしょっちゅう見かける、一見変わった調理法の伝統菓子「トゥルデルニーク」を食べてみました。

 

こんにちは、はるぼぼです。旅の楽しみの一つが食。なかでも、日本にはない現地のスイーツを食べ歩くのが好きです。 中世の面影が残る中央ヨーロッパの国・チェコでは、「トゥルデルニーク」と呼ばれる伝統菓子にトライしました。

 

チェコの伝統菓子「トゥルデルニーク」

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「トゥルデルニーク(Trdelnik)」は、薄く伸ばした小麦粉生地を筒に巻き付け、回転させながら焼いたチェコの伝統菓子。 「トゥゥルドロ」と呼ばれることも。 焼きあがったら表面にシナモンやナッツ、砂糖などをまぶして仕上げます。筒の中にチョコレートなどを入れるバリエーションも楽しめます。

 

チェコで甘い香りがしたら大体トゥルデルニーク

チェコを旅すれば、必ずトゥルデルニークに出会います。 プラハの旧市街はもちろん、チェスキークルムロフなどの観光地にも、必ずトゥルデルニークを売るお店があります

食べ歩きができる庶民的なお菓子であることから、いつでも気軽に食べられるのが魅力なんです。屋台のようなコンパクトなお店で焼いたものを買って、食べ歩くという意味では、日本のたい焼きのような感覚かもしれません。

 

プラハの街を歩いていると、甘ーく香ばしい香りが漂ってきました。 香りの元は、やっぱりトゥルデルニーク。
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その場でトゥルデルニークがこんがりキツネ色に焼けていく様子は、なんとも食欲をそそります。回転しながら焼かれている光景は、なんだかバウムクーヘンに似ていますね。
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トゥルデルニークのお味

トゥルデルニークには幾つか種類があります。 オリジナル(生地のみ)、チョコレート、バニラクリーム、シュトゥーデル(アップル&シナモン)があるなかで、シュトゥーデル(アップル&シナモン)のトゥルデルニークをチョイス。
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実際に手にしてみるとかなりのボリューム。食べてみると、外はサクサク、中はデニッシュ生地のようにフワフワでおいしいのですが、結構甘い…。 表面にはざらめ砂糖がトッピングされていました。 ちなみに他にも、シナモンやナッツをまぶしたタイプのものもあるようです。

食べてみると、リンゴの素朴な甘さと、ちょっと大人な風味のシナモンが絶妙にマッチ。 チェコの人々にとっての懐かしい味ってこういう風味なんですね。

 

トゥルデルニークは食べにくい

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実はこのトゥルデルニーク、両サイドに穴が空いているので、下の穴から中のシュトゥーデルが出てきてしまって、ちょっと食べにくかったです。日本のチョココロネの感覚で食べると失敗します。

でも紙袋に入れてくれるので、下に落としてしまうことはありませんが、下から抑えたり食べる角度を工夫したりする必要があります。

そんな食べにくさも含めて、チェコの思い出になるトゥルデルニークでした。

 


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はるぼぼ
和歌山出身。大学進学を機に上京。東京でのサラリーマン時代に当時19歳のドイツ人「ダーリン」と出会い、恋に落ちる。「なんとかなる」をモットーにドイツ移住を決意し、退職。5か月のアジア横断の旅を経て、現在はドイツ南西部で奮闘中。日本をこよなく愛するダーリンと、日本で美味しいものを食べまくるその日を楽しみにしている。 ▶ブログ ▶フェイスブック ▶Twitter  

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