[サバイバル入浴法]お湯が出ないインドで女のわたしはこうして風呂に入る

2016.01.13 11:00 
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インドでお風呂は、癒しではなくミッションです。

 

インドにも冬がある

日本での年越しを恨めしく思いながらインドで年を越しました。インド留学中のいのうえです!

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以前記事で紹介した日本マニアの陶芸家と私

 

「ホット・ホッタ―・ホッテスト」と言われているインドにも実は冬があります。私が住んでいるインドのシャンティニケタンでは、寒い時は気温が2〜3度まで下がり、しかもシャワーからは水しか出ません。

 

「それでもお湯を使いたい」という想いから編み出した、「お風呂の日選び」から始まる独自の入浴プロセス(5つ)を紹介します!

 

1、「お風呂の日」は晴れの日

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夜にお風呂に入ると風邪を引くようになってしまったので、ここでは日中に入ります。そしてなるべく日差しが強い日を選びます。なぜなら、水道管が温まり、水が気持ち程度にぬるくなるからです。

 

2、湯沸かしのための湯沸かし

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お風呂の日の朝に、水を汲んだバケツを日のあたりの良い場所に置いておきます。自然の力は偉大で、人肌ほどまで水温が上がります。

 

3、コーヒーヒーターで湯沸かし

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日光のおかげで湯沸かしの時間が短縮できるものの、30〜40分はかかります。早く湯を浴びたい気持ちをグッと堪えます…!

 

ちなみに湯を温めるコーヒーヒーターの先端の部分は、たった15センチほどと小さめ。DSCN3041

 

4、沸いたお湯の温度を調節

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お湯はそのままだと熱すぎるので、蛇口から出る水で1:1に割ります。お湯にかかる前に、髪などはこの水で洗ってしまいます。

 

5、温かさを噛み締めながら、お湯をかける

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洗濯場も兼ねた寮のシャワールームで、首筋から体にゆっくりとお湯をかけ、できるだけ長く温まれるようにしています。ここまでくるのに約半日かかりました…。

 

インドでお風呂は「ミッション」

日本では「お風呂=癒し」というイメージですが、お湯が出ない場所で暮らしている私にとっては、最早、こなすべきミッションと化してしまっています。蛇口をひねればお湯が出る…日本で当たり前だった暮らしがとても恵まれた環境だったことを、心身共に実感しているいのうえでした。

 

 

 


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