青空教室といえば、第二次世界大戦の空襲等により校舎を焼失した学校が屋外で行った授業のことを指しますが、今回はチベットのお寺で行われるスケールの大きすぎる青空教室を紹介します。
山々に抱かれたガンゼの街
スケールの大きすぎる青空教室が行われているのはチベットのガンゼという街。峡谷と高山が多い場所で、海抜は3325mから5688mにまで達します。
伝統的な民族衣装と肩が凝りそうなほど大きなアクセサリーを身につけています。
たくさんのお坊さんが学ぶお寺に潜入
青空教室が開催されているお寺は、小高い丘に町を見下ろすように建立されています。
青空教室といっても普通の教室もあります。ノートにメモをとったりよそ見をしたり。意外と日本と同じです。
絶景を前に集中できない青空教室
こちらが、少年のお坊さんが寺の屋上で暗記の授業をしているもよう。
気ままに座り込み暗記に励んでいます。右下に映っている先生も読書中。
果たして少年は無事合格できるのか!?このような旅人にとっては羨ましい環境で厳しい試験を積み重ね、チベット文化を受け継いでいるのです。
文・写真:おばんどー
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