中国の鍋と言えば火鍋だけではありません。中国どこでも食べられて、安くて、旨い!それがおひとり様の鍋「麻辣湯(マーラータン)」です。
ご無沙汰してます。のんだくれやろうの三矢です。お鍋が恋しい季節になってきたので久しぶりにお酒以外のことを書きたいと思います。
この旅のスタートに、あえて国際フェリーで出国しロシアに渡った僕は、その後無難に国際バスで中国に入国しました。写真はロシア ウスリースク発ハルビン行の国際バス。まだ夜も明けきらない早朝初です。
-20℃の世界で度肝を抜かれた光景
日本から持って行った『地球の歩き方 中国』によると中国黒竜江省の省都ハルビンの12月の気温は、平均最高気温-10.4℃、平均最低気温-21.1℃、平均気温-15.8℃の極寒の世界(なお1月は平均最低気温が-25.2℃まで下がる模様)。
お分かりいただけただろうか。
これ幅数百メートルある川が完全に凍ってしまっているんです。川を歩いて渡れるなんて信じられません。
中国で庶民の鍋といえば麻辣湯(マーラータン)
あまりに寒いので辛い物でも食べて体を温めようと思っていたところ運よく見つけました。中国の鍋!
写真右上の赤地に黄色の文字にあるように、具材ごとに値段が決まっていて、選んだ具材や量に応じて料金が決まるシステムになっています。
野菜やキノコなど鍋の定番以外にも麺類など炭水化物もあります。
備え付けのお皿に食べたい具材を適当にチョイスし、レジに持って行って会計をすると、この写真のように厨房で鍋にして持ってきてくれます(この写真は別の食堂)。
料理ができるまで手持無沙汰だったのでビールを注文。どんなに寒くてもビールが飲みたくなるのが飲んだくれの悲しい性。もちろんここは地元の哈爾浜啤酒(ハルビンビール)をチョイス。中国のビールに特徴的な非常に軽いラガービール。
ぼっちにオススメの鍋
ものの5分で完成。唐辛子の効いた辛いスープで体が芯から温まります。
気になるお値段はこれ一杯でなんとたったの11元(約200円)!ビールも一本たったの3元(約60円)。格安で心も体も温まりました。
中国で鍋と言ったら四川料理の火鍋が有名ですが、麻辣湯なら一人でも気軽に食べられ、かつ安くて野菜も沢山取れるのでおすすめです!
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