写真運のない私のパスポート
友達がパスポートや運転免許証を持っていると必ずいますよね。「あっ、パスポート写真見せてよ！」という人。
私には、卒業アルバムの写真がひどすぎて周りにばかにされた、ブスと呼ばれたトラウマがあるんです。写真のせいにするな？いやいや、写真のせいってことにしてください！
そんな私はパスポート写真で新たなトラウマを抱えることに・・・・。つくづく写真運のない私のパスポートを公開したいと思います。
今、カナダに滞在中の旅人いぶきです！最近、誕生日を迎えて２５歳になりました。
空港でスタッフに爆笑された話
１年前、私がアイルランドに到着した時のことでした。空港のセキュリティースタッフが私のパスポートを見た瞬間、突然質問攻めしてきました。
スタッフは私の顔とパスポート写真を繰り返し見ます。険しい顔で・・・。
スタッフ 「・・・。他に写真付きのIDはあるのか？」
国際運転免許証を見せました。
スタッフ 「ヨーロッパにどれくらい滞在したんだ？」
私 「３ヶ月です・・・」
スタッフ 「なんで３ヶ月もいたんだ？」「何をしていたんだ？」「これからどこへ行くんだ？」「ビザはあるのか？」「何するつもりなんだ？」
すごく怪しまれているようでした。
スタッフは他のセキュリティースタッフを呼び、話し合い。そして・・・
二人で私のパスポートと私の顔を見比べて爆笑。
ん？何ですか？と聞くと、笑いながら「なんでもない」と言い出す、失礼なセキュリティースタッフ達。
やっと解放されました。
第二のトラウマ
そうなんです。
卒業アルバムのトラウマがきっかけで、４年前、パスポートセンターに行く前に「決め顔」を練習しました。
何度も鏡を見返して撮影に挑んだパスポート写真。髪の毛、化粧もばっちりでした。
こちらが約１年前、アイルランドにいた頃のスッピンの私。パスポートよりも肌のくすみが目立ち・・・目つきが違いすぎる。歳をとってしまったんだなと分かる写真。
二度とブスなどと言われないよう頑張って撮ったのに、今度は「実物と違いすぎる」という第二のトラウマを抱えることになろうとは……。逆に悲しいです。
気を取り直してスタンプでも
そんな私のスタンプの欄も気になることでしょう。
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このパスポートを取って、初めての旅は、2011年のタイでした。２週間くらいボランティア活動をしていました。日本へ帰り、夏休みにアメリカへ行きました。2012年、大学を休学しオーストラリア→フィリピンへ行き、また日本に帰ってきました。
フィリピンから帰ってきて、また大学へ行き始め、授業をさぼって台湾へ行きました。友達と韓国へ遊びにいったりも。
そして2014年6月、中国→ヨーロッパ→
アイルランド（下の薄いスタンプ）ときて、カナダへ。現在に至ります。
この私がストリッパーに見えますか！？
カナダに到着した時です。ワーホリのビザで働く人たちは、入国するときに、１年間の就労許可証を発行します（下）。
ここを見てください。ストリップクラブ、マッサージ店、エスコートサービス（売春のようなものです）などの性的な職業は、許可できない、と書いてありました。
いやいや、そんな場所で働きませんよ！
この私がストリッパーに見えますか！？（スッピン隠し対策のため、空港での私はこんな感じ。1年前上海空港にて）
2つのアドバイス
パスポート写真って実は、すごく重要ですよね。運転免許証は５年に一度、学生証は学生の間だけ。パスポートは、１０年と何よりも長く使うものなんです。せっかくだからキメていかなくちゃ！と思うものなのですが、やっぱり「若いころは綺麗だったのね」などと、実物と比べられて微妙な褒め方されても、反応に困るものです。
・パスポート写真は自然に撮るべき
・できるだけ老けないように気を付ける
以上、残り6年くらいトラウマパスポートと付き合っていく女からのアドバイスでした。
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