2014年9月〜10に行われた、今年のミュンヘンオクトーバーフェスト。ちょっと気が早いですが、来年のオクトーバーフェストに向けて、経験者がその攻略法を紹介します!
はじめまして、こんにちわ!旦那さん(Ryuta)と世界一周中のYukakoです。今回、旦那さんが書いたミュンヘンのオクトーバーフェストの記事(下記リンク)の補足として、来年のオクトーバーフェストに参加する際のポイントを説明していきます。
約600万Lのビールが消費される!本場ドイツのオクトーバーフェストがスゴい5つの理由
オクトーバーフェストとは毎年ドイツで開かれる世界最大のビール祭りであり、酔っぱらいの聖地です。ただ、実際に行ってもビールが飲めずに帰ってきちゃう人もいるみたいなので、少しでも参考になれば嬉しいです。
1 2015年は9月19日~10月4日!まずは宿の予約を
すでに来年のオクトーバーフェストの日程は決定しています。開催期間は「10月の第1日曜日を最終日とする16日間(wikipedia引用)」なので、2015年は9月19日~10月4日。
この時期のミュンヘンのホテルはお祭り価格になるため、通常の2倍以上になるようです。また予約が殺到するため1年前から予約する人も少なくはありません。
私達は今年の7月末にホテルを探しましたが、すでにいっぱいでミュンヘンでは安く泊まれる宿は見つけられませんでした。そのため、電車で40分ほどの隣町アウクスブルグというところに宿をとりました。電車移動の手間はありますが、宿代はミュンヘンと比べてまだ安いことと、7月末でも空きがありすんなり予約することができました。
アウクスブルクの町はミュンヘンとは違って、すごく落ち着いた町でした。のんびり過ごすには最適な場所です。建物がおしゃれなので、散歩もオススメです。
隣町なので電車代がかかりますが、ミュンヘンで宿をとるよりも電車代を足した方が安くすみました(2014年の7月で空いているミュンヘンのホテルと比較した場合ですが)。
また、バイエルン州では、バイエルンチケットという普通列車が1日乗り放題で、さらにシェアする(MAX5人まで)とより安くなる電車のチケットがありますので、このチケットを使うと安く移動が可能になりオススメです。
ただやはり会場周辺でもミュンヘン周辺の町でも早め早めに宿の予約をした方が良いでしょう。
編集長おすすめ!アウクスブルクのホテル
・格安ホテル
編集長おすすめのアウクスブルクのホテルが、Ubernacht Hostel(写真)です。バイエルン州アウグスブルクの中心部にあるホステルで、無料Wi-Fiを提供しています。市庁舎、大聖堂、ブレヒトハウス、劇場から徒歩2分以内の場所に位置し、公共交通機関の便に優れています。¥2,188~
・綺麗めホテル
編集長おすすめのアウクスブルクのホテルが、Quality Hotel Augsburg(写真)です。Quality Hotel Augsburgは無料Wi-Fi付きのモダンな客室、カントリースタイルのレストランを提供しています。アウグスブルクのレヒハウゼン地区に位置し、市街中心部からわずか3kmです。
>Quality Hotel Augsburgの予約ページへ進む
2 コスチュームを購入し、気分を盛り上げる
オクトーバーフェストでは多くの人がドイツの民族衣装で参加します。この衣装がまたすごくかわいらしく魅力的です。
私達はMunchen Hbfという駅から会場へ向かいましたが、電車のホームを降りてすぐに衣装を売っているお店を発見しました。
ドイツに着いてから至るところでこの衣装を着た人を見て、ものすごく着たかった私はすぐに試着し、そのまま脱ぐことなく購入しました。
ちなみに女性物のエプロンの結ぶ方向には意味があって、自分から見て右側に結んでいる場合は既婚もしくは彼氏持ち、左側に結んでいる場合はフリーを意味します。
ここのお店では女性用の服の値段は安いもので29€~。男性用はパンツに皮を使用しているためか少し高めで、セット物(シャツとパンツと靴下)の値段しか見ていなかったのですが、安くて70€ぐらいでした。衣装を売っているお店は会場に向かう途中に何件もあったので、もしかしたらもっと安いお店もあるかもしれません。
なお、半袖でばっちり笑顔を決めている私ですが、内心むっちゃ寒かったです。晴れていれば昼間は半袖で問題ないと思いますが、曇だったり、夜になるとかなり冷えてきます。羽織るものを用意していきましょう。また上着は出来ればスーパーの袋等、防水機能が高いものに入れていくとより良いと思います。会場にはビールをこぼしてしまう酔っぱらいが多いらしいので…。
3 飲みたいビールのテントを探す
衣装もばっちりでいざ会場へ!Theresienwieseという場所へ向かいます。なおドイツではオクトーバーフェストのことを『Wiesn(ヴィーズン)』と言うそうです。
オクトーバーフェストでも通じますが、案内板はWiesnと書いてある場合があるので注意してください。またドイツ語で書くと『Oktoberfest』と若干英語とは綴りが異なります。
会場は東京ドーム約9個分というかなり大きい敷地です。ここにビールテントやお土産・お菓子、その他軽食などの屋台、遊園地などたくさんのお店やアトラクションがあります。
オクトーバーフェスト初日には盛大なパレードが行われるそうです。
また初日ではなくとも、馬がビールの樽を引っ張ってくるなどのイベントが時間によって行われていました。
日本のオクトーバーフェストと少し違うのがビールテント(テントと言っても普通の建物)です。日本では1つのテントの中に色々なビールのお店がありますが、本場では1つのテントが1つのお店になっています。つまり1つのテントで1つのお店のビールしか飲むことができません。色々なお店のビールが飲みたい場合はテントをはしごする必要があります。
こちらは日本でも有名なLÖWENBRÄUのテント。ライオンが立派!
ちなみにこの矢に「00」がついている天使の像はトイレの場所を示しています。なお、テントの中にもトイレはありました。
4 テント内で席の確保を!
テント内にはたくさんのイスとテーブルがありますが、予約席もありますので全部が全部座れるわけではありません。予約席には「reserve」という紙が貼ってありますので、予約していない場合は紙が貼っていない席を探しましょう。
また、夕方になると予約席になる場所もあるみたいです。この場合は店員さんが夕方になると「reserve」の貼り紙を貼りに来るので時間になったら席を移動しましょう。私達は席の予約はしなかったので予約方法の詳細はよくわかりませんが、恐らく予約したいお店に電話でコンタクトをとるような方法のようで、旅人にはなかなか難しいようです。
席を取るのにオススメな時間帯は、ずばり午前中です!私達は平日の午前中に2つのテントに入りましたが両方ともすんなり席に座ることができました。ただお昼をすぎると席は徐々に埋まり始め、1テーブルまるまる空席という席は
ほぼなかったです。
テーブルは1つに8人~10人以上座れる大きなものなので、埋まってくると相席になります。
旅先で出会ったドイツ人に聞いた情報では、やはり1番混むのは土日で夜になればなるほど満席になるため、席を取るのが難しくなるそうです。ただ席がいっぱいの場合でも「ここ座っていいですか?」と聞けば詰めてくれたりするそうなので積極的に確認しましょう。
またものすごく多くの人が密集するので荷物の管理には十分に注意を!酔っ払って盗難にあってはせっかくの楽しいイベントも台無しです。ウエストバックやショルダーなど、常に身につけていられるものがベストかと思います。
5 席についたら注文を
席につくとウェイターさんが注文を取りに来てくれます。逆に言うと、席につかないと注文できません。
なおメニューはテーブルの上に置いてありました。ドイツ語で書かれているものが主ですが、英語のメニューもありました。ビールは「Bier」です。ビール1杯(1L)が大体チップ込みで10€です。ビールの値段は年によって変動しているようなので、来年はもう少し値上がりしているかもしれません。
最初に飲んだこのビール!(Augustiner Brau)すごく美味しかったです。味がフルーティですごく飲みやすかったです。
オススメ料理は鶏の丸焼き「Hendl(ヘンドゥル)」。Halfサイズでこちらも大体10€でした。
プレッツェル(5€)も大きくて美味しかったです。是非トライしてみてください。なお、プレッツェルはメニューに書いてあるのではなく、売り子さんが手売りしていました。
また、飲み物はビール以外にも炭酸リンゴジュース『Apfelsaftschorle(アプフェルザフトショーレ)』やオレンジジュースコーラ割り『Spezi(シュペーツィ)』などノンアルコールもあります。こちらのジュースはチップ込みで大体5€ぐらい。ビールが飲めなくても楽しめます。
なお、お会計はビールや料理を持ってきてくれたらその場でお支払いします。
この写真の手前がApfelsaftschorle。見た目はビールと同じです 笑
6 演奏と乾杯を楽しむ
テント内では大体中央にステージが設けられており、そこで生演奏が繰り返されます。
曲は聞いたことあるようなものから全く知らないものまで本当に様々な音楽が流れていましたが、その合間合間に乾杯の曲(アイン プロージット)が流れます。この曲が流れるとそこら中で乾杯が始まって、全然知らない人でもそばにいる人はみんなで乾杯します。もちろん奏者も乾杯します。ステージの人たちも飲みながら演奏してました。
ちなみにドイツ語で乾杯は『Prost(プロースト)』。是非みんなで乾杯して盛り上がっちゃいましょう!なお、演奏や周りの人の熱気は夜になればなるほど高まるそうです。私達は夕方に帰ってきてしまったので夜の盛り上がりは見れずじまい……来年トライできればと思ってます!
会場に入ること自体はFreeなので、数日かけて色んなビールテントをはしごするのも楽しいと思います。私は1日だけの参加でしたが、ビール大好きなのでほんと大興奮な1日でした。来年また行こうかと本気で企んでます。上記のポイントを抑えて、是非来年、本場のオクトーバーフェストを楽しんでください!!!
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- ミュンヘンのオクトーバーフェスト攻略法6つ - 2014/10/16