ベトナム・ハノイのタンロン水上人形劇場にて。水の上で人形が舞うベトナムの伝統芸能「水上人形劇」を鑑賞してきました。
こんにちは!SHINYAです。
ベトナム・ハノイについて街を散策していると、水上人形劇が有名だということを知りました。
水上人形劇 (ベトナム語: Múa rối nước、ムアゾイヌオック) は、ベトナム社会主義共和国北部の伝統的な人形劇である。 11世紀頃から[要出典]、紅河デルタ地帯の村々で行われてきた。1990年代に同国の観光資源として見直され[要出典]、ハノイとホーチミン市に人形劇を行う劇場が造られ、以来、観光スポットとなっている。
水上人形劇 (ベトナム) – Wikipedia
歴史ある伝統的な文化で少しビックリしました。
「これは見なければ…!」と期待に胸を膨らませて、タンロン水上人形劇場までを運んでみました。
ハノイ旧市街にある「ホアンキエム湖」の北側に劇場は位置しています。昼夜賑わっている場所なので、見つけやすいと思います。
劇場正面にはチケット売り場のブースもあります。
今やハノイの水上人形劇は大人気の観光スポットになっており、希望通りのチケットを入手するのは少々難しいと聞きました。
しかし平日の午前中に当日券を買いに行ったところ、スムーズにチケットを買うことができました。
朝から夜まで1〜1.5時間に1回のペースで上演されており、余裕を持ってチケットを買いに行くことさえできれば、時間の選択肢は多いと思います。
100,000ベトナムドン(VND)、およそ500円で購入。座席は指定席で、チケットを買った際に勝手に決められました。
開始時間少し前に会場に到着し、入り口でチケットを見せて、席に着きます。
僕の座席から全体の見え方はコチラ。
中央に四角の池があり、そこで人形たちが踊ります。
背景には昔の王宮でしょうか?立派な建物を模したものがそびえ立ち、池と面したところのすだれから人形が出入りできるようになっています。
両サイドには、木が立ち並んでいます。
向かって左手側に伝統芸能らしき楽器を演奏する楽器隊が配置されています。
回の始まりは、この楽器隊からの挨拶、演奏から始まりました。(ただ、すべてベトナム語での説明なので、何を言っているのかサッパリでした…)
席に着く前に手に取った簡易なパンフレットを見つつ、人形たちを待つ。日本語・英語、他いくつかの言語のパンフレットが用意されていました。
…が、ちょっと怖い。
裏には演目が書かれていました。
パンフレットとカメラを手に携え、劇を鑑賞していくのですが…
今どこのシーンなのか分からない…。
(ストーリーを理解するのが困難!)
もちろん、人形の機敏でトリッキーな動きや水を駆使した魅せ方や花火を使ったりするのは面白いし、見ていてワクワクします。
けれども、『ふ〜ん』と思ってしまっている自分もいる。
そこに物語や劇の背景などが見えてこないため、僕の中で腹落ちできていないということだと思います。
まだ見るには早すぎたか…
と、思ってはいても劇は続きます。田んぼの表現がしっかりと伝わってきます。
泳ぐ!泳ぐ!
ろうそく?!どうやって操作しているのかものすごく気になる。
そして、踊る!おどる!踊り狂う!
分からない…。分からないのですが、妙に惹き込まれる瞬間も実はあります。確かに感じた躍動感…!
人形の動作には躍動感があり、舞台が水上である点が活かされている。演奏される音楽は紅河デルタ地方の伝統的な音楽のほか、宮廷音楽の影響も受けていると考えられている。水上人形劇 (ベトナム) – Wikipedia
いかがでしたでしょうか。見に行きたいと思って頂けたなら本望です。
回の最後にすだれから人形を操っていた操り手の人たちが一斉に出て来て挨拶した時は、『うおお・・』と息が漏れました。
本当にどうやって操っていたのか分かりませんでした。
ベトナムの伝統的な人形劇を体験するのもアリだし、いかに人形を操っているのだろうか目を凝らしにいくのもアリだと思います。
会場を出たところのロビーにコイツが居ました。奇妙さ、怖さ、ミステリアスさが相まって立ちすくんでしまいました…。
もはやワンピース歌舞伎に負けずとも劣らない新鮮さ…。
ベトナム・ハノイの水上人形劇、旅程の一つに入れてみるのはいかがでしょうか?
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