ベトナムの世界遺産「ハロン湾」を行くツアーに参加しました。途中、魔界のようなティエンクン鍾乳洞をこえ、雨の中もなんのその。
こんにちは!SHINYAです。
フィリピンからベトナムへと渡りました。そして、ベトナムはハノイ。そのハノイから西方向へずーっと目をやっていくと見えてくるのが、
世界遺産のハロン湾!!!
です!
キレイな美しい写真でその様子を見るイメージがありますが、
『実際にはどのような感じなのだろうか?見ないで通り過ぎるわけにはいかない!』
という、純粋な行きたさと謎の使命感も手伝って行くことを決めました。
調べてみると、ハロン湾へは電車やバス・車などを使って自力で行くこともできるのだという。
けれども、ツアーで行く方が色々と便利らしい。
とのことからツアーを選択することにしました。日帰りと1泊2日があるみたいだが、今回は日帰りツアーにしました。
さらに調べていくと、現地旅行代理店の「The Sinh Tourist(シンツーリスト)」の評判が良いとのこと。
ならば無難にこちらで申し込もうと意気込む。シンツーリストは1号店と2号店があります。
どちらも行きましたが、料金などは変わりませんでした。
日帰りツアー(昼食+カヤックに乗る体験付き)でおよそ800,000ベトナムドン(約4,000円)でした。
当日は僕が泊まっていたゲストハウスまでバスが迎えに来てくれました。
このように全参加者のホテルやゲストハウスを回ってからハロン湾へと向かっていくのです。
そもそもハロン湾とは何なのか、と思い調べてみた。
ハロン湾(ハロンわん、ベトナム語: Vịnh Hạ Long / 泳下龍)は、ベトナム北部、トンキン湾北西部にある湾。漢字表記は下竜湾。クアンニン省のハロン市の南に位置し、カットバ島のほか大小3,000もの奇岩、島々が存在する。伝承では、中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れ敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられている。
彫刻作品のような島々の景観は、太陽の位置によって輝きが変化し、雨や霧によってまた趣のある雰囲気を醸し出す。
“大小3,000もの奇岩、島々が存在する”、“雨や霧によってまた趣のある雰囲気を醸し出す”とのこと。期待が高まります。
ハノイからハロン湾までバスで大体4時間くらいかかります。途中、1度だけ休憩場所に立ち寄りました。
そして、着いた場所がコチラ。
今回のツアー、ガイドさんが1人いるのですが、そのガイドさんからチケットを受け取り、
いざ!船へと乗り込んでいく!
さて、船が港を出て、奇岩へと向かっていく。甲板に立っていると分かるのだが、すぐに岩を見ることができる。
「うわあすごい」なんて言っていると、ポツポツと雨が降ってきました。
雨が降ってくると何だか気分が落ちてくるのは僕だけだろうか・・・。
こうやって見ているとツアー用の船が数多くいるのだなあと。そして、どんどん雨がひどくなっていく・・・。
ポツリと四角い岩が浮かぶ。
周りを変わった岩に囲まれながらバシャバシャと写真を撮っていきます。
そうしていると、カヤック乗り場へ。
相変わらず、空模様は怪しさ全開です。太陽が見えません・・・。
カヤックは、2人乗りのものと船頭が付く大型ボートのどちらかを選ぶことができます。
僕は大型ボートの方にしました。乗り込んで、出発します!
巨大な岩の下に抜けている所を通り過ぎると・・・、
周りを巨大で奇妙な岩たちに囲まれた場所へ。そこをゆらりゆらりと漂う。
カヤック体験を終え、船旅へと戻る。
ハロン湾で有名だと言われている、にわとり2匹が対面し合っているように見える岩があるという。
それが見え始めるとガイドさんが「あそこに見えるのがにわとりの岩です!」と教えてくれた。
そんな風に見えますか??
『周りにいる船のようにもう少し近づいてくれないかな〜、、、』なんて淡い期待をしていたにもかかわらず、ここまでの距離で別方向へと舵を切る我々の船。
(もう少し近くで見たかったですっ!!!)
船内で昼食もいただき、外へ出れば奇岩だらけの異様な非日常の光景を見ることができ、カヤック体験によって別角度から岩たちを感じることができ、ハロン湾ツアーなかなか楽しかったなーと思っていると、
ある地点で船が停泊し、降りるとのこと。
他の船の人たちも混ざり、皆でどこかへと向かう。
人々が列をなしていく。それに並びながら何があるのだろうか、と不思議に思いながらゆっくりと歩を進めていきます。
そのままゾロゾロとその入り口をくぐった。
洞窟だった。
それもキッチリとライトアップが施されたカラフルな洞窟だ…。
調べると、ここは「ティエンクン鍾乳洞」と呼ばれる場所のようだ。ハロン湾ツアーでは、ド定番のスポットになっているとのこと。
鍾乳洞の中は人で一杯でした。僕の前にも後ろにも大勢の人がいて、その煌びやかな色を捉えようと皆カメラを構えていました。
鍾乳洞の中は、各船の乗客グループごとでかたまって行動していました。おおよそ20〜30分歩きます。
ほどほどに階段などもあり、アップダウンのあるコースとなっています。
さて、鍾乳洞の後、再び船に戻ります。
悪天候も通り過ぎ、ようやく日が差してくるようになりました。
最後は、奇岩たちを遠目から眺めることができるポジションを維持したまま船が進んでくれます。
行き交う船との対比もあり、豪快で迫力あるハロン湾の岩々を拝むことができました。
いかがでしたでしょうか?
雨でナーバスになってしまいましたが、たとえどんな状態であれ奇岩たちはそこに“ドンッ”と座していました。
今思い返すと、雨の中ハロン湾を回れたことはある意味ラッキーだったのかもしれません。
「面白い形の岩を探しにいくのも良し」、「圧巻の景観をその目に焼き付けるのも良し」、はたまた「鍾乳洞目当てでツアーに申し込むのも良し」の様々な楽しみ方ができるハロン湾ツアーなのではないかと思います。
今回僕が参加したのは日帰りツアーでした。1泊2日ツアーではまた違った顔を見せてくれるのではないでしょうか?
是非一度、奇岩をお腹いっぱい堪能してみては?
世界新聞の最新情報をゲット
RANKING