長い迷走の果てにようやくゲットしたシトラスピッキングの仕事。ほめられつつも、状況は一転二転…そして再び迷走へ。
ようやく見つけた仕事
アンニョンハセヨ!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。
現在ストロベリーファームで出会った韓国人5人と共同生活中(オーストラリアですけど)。
最近日本語のボキャブラリーがパッと出てこなくなりました(歳のせいかもしれない)。
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さて、
レンマークという街でシトラスを積んで今までになく安定した生活を約1ヶ月続けていましたが、再び迷走を始めました。
さて、前回は僕たち迷走兄弟6人しか住んでいないマイホーム状態のシェアハウスをご紹介しました。
家もゲットして到着翌日から仕事にもありつけた僕たちですが、そうそう順風満帆にはいきませんでした。
迷走その1・マンダリンピッキングに挑戦
まずはマンダリンピッキングにトライした僕たち。
2人1組に分かれて左右の木になっているマンダリンを摘んでいきます(1ビン65ドル)。
ちなみに韓国人コミュニティで斡旋してもらったので労働者もスーパーバイザーも7割韓国人です。
その他日本人が2割、ヨーロピアンが1割といったところでしょうか。
6人の中では僕ともう一人のコンビが初日から一番の獲れ高を記録。
安心したのも束の間、次の日からはしばし仕事がありませんでした。
農業は天候次第。
到着翌日から仕事に出向きましたが、そこからしばらくは雨の為お休み、もしくは遅い時間からの開始でした。
迷走その2・オレンジピッキングへ移行
マンダリンピッキング継続するのかと思いきや、次の出勤日からは少し離れたベリーという街で僕たちだけオレンジピッキングをする事に。
基本的に迷走兄弟の会話は韓国語なので、知らぬ間に事が思わぬ方向に進展している事がしばしば(笑)
オレンジピッキングへの以降の理由はどうやら
・マンダリンよりオレンジの方が摘みやすい
・スーパーバイザーが居ないのでうるさく口出しされない
のようです。
しかし、行ってみるとまだ摘める木が少なく、10時に開始してみんなで一緒に摘んで14時には終わってしまうようなありさま。
迷走その3・再びマンダリンピッキングに復帰
オレンジが稼げなかったので再びマンダリンピッキングに戻りましたが、途中からはセレクトピッキングになりました。
いちいちリングを使って居たら時間がかかるのでだいたい目分量で摘んでいきますが、小さいのも摘んで何度も注意されました。
軍手の中にリングを入れるとサイズを測りやすいという裏技を編み出したところ、韓国人スーパーバイザーに大絶賛されるというまさかの事態。
(自分よりもっと前に誰か気づけよ)
迷走その4・再びオレンジへ
しばらく経って再びオレンジに挑戦しましたが、やはり果実が少ない木が多く、全く稼げませんでした。
6人で6ビン(一人当たりの日給たったの28ドル)でした。
迷走は続く
1ヶ月ほどレンマークで暮らしたものの、ある日家に帰ってから迷走兄弟の家族会議が始まりました。
話の端々から察するに、違う街で工場仕事(こちらもセカンドビザ申請可能)が見つかったので応募してみようとの事。
夜逃げのテンポで謎の土地へ引っ越し
早速書類を全て記入して先方に送ったのが週末。そして「来てくれ」と言われたのが翌週の月曜日。
まるで夜逃げのようなテンポでレンマークからナラクートという聞いた事も無い街へ再び引っ越す事に。
そこで待っていたのは予想だにしていなかった牛肉工場での過酷な労働でした。
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