ポルトガルといえばユーラシア大陸最西端の岬「ロカ岬」が有名ですが、そこからバスでたった25分で行ける海の街「カスカイス」のほうが美しかったので紹介します。(一応、ロカ岬も見てはいます)
こんにちは、めとめです!今回はポルトガルのリスボンからロカ岬を経由し、カスカイスへ向かいました。
ポルトガル・リスボンのロシオ駅からカスカイスへ
「リスボン・ロシオ駅 → シントラ → ロカ岬 → カスカイス」というルートで向かいました。リスボンのロシオ駅からシントラまでは40分ほど。シントラからバスでロカ岬まで行き(30分)、カスカイスに向かいました。
リスボン/シントラ/カスカイスの電車やバスに乗り放題の周遊チケット「Bilhete Train & Bus」がロシオ駅に売っていますので、それを買うと効率よく移動することができます。
シントラからロカ岬へ
こちらはシントラの街並。街全体が世界遺産になっているだけのことはあって、本当に美しい街並みが広がっていました。また、ロカ岬への玄関口としても有名です。
シントラ(Sintra)は、首都・リスボンに隣接する地方自治体。宮殿群や城跡を含むシントラの文化財は、「シントラの文化的景観」として、1995年、ユネスコの世界遺産に登録された。また、ユーラシア大陸最西端のロカ岬への観光の拠点でもある。Wikipedia「シントラ」参照。
ロカ岬(Cabo da Roca)は、ユーラシア大陸最西端の岬。(北緯38度47分、西経9度30分)シントラやカスカイスからバスが出ており、リスボンからの日帰り観光も可能である。Wikipedia「ロカ岬」参照。
ロカ岬からカスカイスへ
ロカ岬からカスカイスまではバスでたったの25分。バスを降りてカスカイスの街並を見渡してみると、なんだかシントラとは違った色合いで、比較的近代的といった感じでした。
右も左もよくわからぬままとりあえずカスカイスのインフォメーションに向かいます。
なんだかインフォメーションもオシャレです。ここで地図をもらってカスカイスの散策開始です!
カスカイス(Cascais)はポルトガルのリスボン県の都市。市内には国際的なリゾート地であるエストリルもある。日本の熱海市の姉妹都市。Wikipedia「カスカイス」参照。
自転車でカスカイスの海沿いを走ってみる
カスカイスの駅前や街の中には、「bicas」という名前の自転車が借りられる場所がいくつかあります。身分証明書さえあれば無料で借りられます。
早速自転車に乗って街の中を散策してみます。自転車用の道もあって快適に走ることができます。
自転車で走る海辺の道は爽快の一言!途中止まって海をぼーっと眺めてみたりしつつ、自転車をこぎ進めると…
いつの間にかカスカイスの見所の一つ、「地獄の口」に到着しました。
大西洋の荒波に岩が削り取られてできた洞窟とのこと。なんだか荒々しい感じが伝わってきます。しばし地獄の口を眺めてからまた先に進みました。
地獄の口(Boca do inferno)とは、 ユーラシア大陸の西端部のイベリア半島の西端部の海岸に存在する洞窟。ポルトガル語で「boca」は「口、入口」という意味で、 「inferno」は「地獄」という意味である。映画の黎明期のイギリスのサイレント映画『A Sea Cave Near Lisbon』 (1896年)に登場したことで知られる。Wikipedia「地獄の口」参照。
ようやくたどり着いたカスカイスのビーチ
それからまた海辺を自転車で走り、最後にたどり着いたのがカスカイスのビーチでした。
海には色とりどりの小型船がたくさん…どれもが個性豊かでものすごくおしゃれ!しばしうっとりと眺め、自転車で疲れた体を癒しました。
ちなみに、近くにはポルトガルで一番美味しいと言われる有名ジェラート店「Santini」もあります。常に長蛇の列です。
ジェラートを食べて一息ついてから、カスカイスの駅に向かいました。
カスカイスからは直接リスボン(カイス・ド・ソドレ駅/40分)へ向かうことができます。
ポルトガルはユーラシア大陸最西端のロカ岬も有名ですが、ぜひカスカイスに立ち寄るのもお忘れなく。ロカ岬とはまた違った絶景を見ることができるかもしれませんよ!
めとめ
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