死海もイイけどダビデの滝も! 旧約聖書の街、イスラエルの「エンゲディ」に行ってきた

2016.08.24 07:00 
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旧約聖書にも登場するイスラエルの観光地、エンゲディ。浮かぶ塩湖の「死海」があることでも有名ですが、実は国立公園もあるのです。もちろん死海に浮かびつつ、国立公園にてさらなるイスラエルを堪能してきました!

 

イスラエルの首都エルサレムから、死海のある「エンゲディ」に向かう

こんにちは、めとめです。

イスラエルといえば、三大宗教の聖地ですが、忘れてはいけない観光名所がもうひとつ…それは死海です!イスラエルの首都エルサレムからバスで1時間半ほどのところにある、死海で有名な街・エンゲディをご紹介します。

(イスラエル国内から死海のビーチにアクセスできる場所は2つあり、1つはエンゲディ、もう1つはエンボケックというリゾート地)

 

エンゲディ

 

エンゲディ(Ein Gedi)はイスラエル南東部の死海の西岸にある観光都市。旧約聖書に出てくる街(Hazazon-tamar)といわれるほど古い街である。Wikipedia「エン・ゲディ」参照。

 

エンゲディへのアクセス

セントラルバスステーションから、エンゲディ行きのバスに乗ります。
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(※イスラエルは金曜の午後から土曜の夕暮れまでシャバット(安息日)で公共機関は動きません。レストランなどもほとんど閉まってしまいますのでお気をつけください!この日がシャバットと呼ばれる安息日の翌日だったためか、乗客がかなり多く押し合いになり大変でした。)

 

セントラルステーションまでは、エルサレム旧市街のダマスカス広場付近にある「Yafo駅」よりアクセス可能

 

悪路を越えエンゲディに到着

イスラエルはとにかくバスが揺れます。空港からエルサレム市内までのバスでも相当酔ったのでエンゲディ行きのバスも心して乗りましたが、結果、撃沈しました。

 

満員御礼のバスの車内で今にも口から飛び出しそうな物体を抑えるのに必死で、写真も撮らなければ景色を楽しむこともなくエンゲディ到着
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バックパックとともに、よくわからない砂漠のような場所にドサっと降ろされました。
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…しかも誰も降りません。三半規管が弱めな私にとっては本当に地獄の道でした…笑(他の乗客が向かったのはエンボケックだというのは後で知りました…)

 

いざ、死海へ!

気を取り直して、水着に着替えて死海へ!歩いて数分でエンゲディのパブリックビーチに到着です。
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死海は、アラビア半島北西部に位置する塩湖。西側にイスラエル、東側をヨルダンに接する。湖面の海抜はマイナス418mと、地表で最も低い場所である。湖水の蒸発が水分供給を上回る状態のため、高い塩分濃度が生まれた。海水の塩分濃度が約3%であるのに対し、死海の湖水は約30%である。Wikipedia「死海」参照。

 

無料で楽しめるビーチです。ドキドキしながら中に進んでみると…
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あ…浮いてる!夢の死海が目の前に!
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塩分濃度が高すぎて、石にまで塩の結晶がついています。
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さて、このぬるぬるの海に入ってみると…浮いたー!死海って本当に浮くんだ!と当たり前のことを考えながらプカプカ。ここでしか味わえない浮遊体験を楽しみます。
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簡単なシャワーや更衣室もあるので、死海に入った後は着替えを済ませることができます。
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死海で泳いだ後は、ダビデの滝のあるエンゲディ国立公園へ

気温が43度を記録する中、エンゲディ国立公園に向かいます。
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エンゲディ国立公園には、「ダビデの滝」(David's Fall)という滝があります。旧約聖書に登場するダビデ王が、紀元前10世紀頃のイスラエル王国最初の王・サウルから逃げていた時に隠れていた場所らしいのです。
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確かにそこらじゅうに洞窟のようになっている場所があります。ここにダビデがいたのかも?とを考えながら億に進んでみると…

 

ハイラックスこと岩たぬきが!コロンとしたボディーが何とも言えません。癒されつつさらに中に入ります。
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あ!アイベックス!…他にハイエナ、オオカミ、ヒョウなどもいるそうです。
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最終目的地のダビデの滝にたどり着くまでに幾つか小さな滝があります。
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気温が殺しにかかってきているレベルなので、水を見つけては入って上に進んで行きます。ここは飛び込みスポットになっていて、横の岩からジャンプしてる人がたくさんいました。この滝を更に登っていくと…
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ついにダビデの滝に到着します。高いところからシューッと流れてくる滝水は、今までのどの滝よりも冷たくて気持ちよかったです。老若男女、みんなが楽しそうに滝で遊んでいたのも印象的でした。
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死海でベタベタになった体をつけるのにももってこいの滝です!登った甲斐がありました。

 

死海と国立公園以外何もないエンゲディ

エンゲディには死海と国立公園以外特に何もありません。観光客も、日帰りで来ているであろうイスラエル人の家族などがほとんどです。夕飯を食べようにも徒歩で行けるところに店が見つからず、仕方なく死海の売店でカップラーメンを食べました。
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空腹でちょっとイラつき気味でしたが、黄昏ちゃいそうな夕暮れを見ることができて気持ちもリセットすることができました。それくらい美しい夕暮れでした。対岸の赤く染まっているところはヨルダンです。
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そして翌朝起きてドアを開けると、部屋の真ん前にアイベックスが。アイベックスにおはようと言ったのは人生初です。何にもないところなんだけど、いつもの朝とはちょっと違う特別な朝でした。
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私はエンゲディに1泊しましたが、ホテルは数えるほどしかありません(内ひとつはユースホステル)。少し綺麗な宿で宿泊を考えている方は足を伸ばしてエンボケックまで行くのがおすすめかと思います。

しかし、エンゲディのこの大自然の中で見るイスラエルの景色も格別なものでしたよ!

 


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めとめ

めとめ

昔から暇を見つけてはすぐどこかに行ってしまう癖のある、2児の母。子供がいたって旅はやめられない!ときに食べたかったものや行きたかった場所を諦め、ときに病院に走り、ときに感動を共有して、ときに大いに笑う。子連れバックパッカーも悪くないもんです。

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