200円でこれだけの食材が買えてしまう国、モルドバ。そんなモルドバの首都キシナウの中央市場に潜入し、ちらほら垣間見えるモルドバの生活体型を紹介します。(200円の内訳も紹介!)
何でもそろうモルドバの中央市場
こんにちは!自称マジシャンせがわーるどです。ただいま大学で勉強しているロシア語を使い旧ソ連諸国を周っています。以前、あまり馴染みのない国モルドバの巨大ワイナリーをご紹介しましたが、今回はモルドバの首都キシナウの中央市場をご紹介します。
モルドバは東ヨーロッパに位置する共和制国家。内陸国であり、西にルーマニアと、他の三方はウクライナと国境を接する。旧ソビエト連邦を構成していた国家の一つであった。外貨獲得源としてワインの生産が盛ん。(Wikipedia参照)
今回訪れたのは、首都キシナウのバスターミナルの真横に存在する大きな市場、ここに来れば基本的に何でも売ってます。
Piata cetralaと書かれた大きな門が入り口。モルドバ語で中央市場という意味です。
季節の野菜から果物、何でも揃っています。気前のいい人ならその場で試食させてくれます。
電話やラジオまで路上で販売しているところが、さすがモルドバといった感じ。本当に歩いて眺めているだけで楽しいです。
他にもお魚、お肉、キノコもたくさんの種類が売られています。アジアのようにぼったくられる事はないので安心してください。
魔法の言葉「ナ・ストー・グラム」
買い物の際は英語があまり伝わらないので身振り手振りで注文する事がほとんどです。ジャガイモなど個数の大きいものは1個2個と伝えやすいですが、マッシュルームなど小さいものになるとそうはいきません。
そこで便利な魔法の言葉が「ナ・ストー・グラム」(100g,くださいという意味)。これで一人分には充分な量を買う事ができます。
200円あれば、これだけ買える
この市場の魅力は品揃えだけではありません。スーパーで買うより新鮮な野菜が日本では考えられない安さで手に入るのです。200円もあればこれだけ買えてしまいます。日本だったらせいぜいトマト2個ぐらいしか買えないのではないでしょうか?
内訳:
ネギ 1本 20円
トマト3個 45円
大根 1つ 10円
なし2個 10円
にんにく 1個 50円
玉ねぎジャガイモ合わせて 65円
茄子1本 15円
自分の好きな量だけ買えるのも利点の一つです。こんなに安いと料理するのも楽しくなります。冷やし中華を作るにしてもこんなに贅沢に食材を使えるのです。食材が安いおかげで他にも数々の珍料理を生み出しました。
その国の生活を知りたいなら市場へ
地元の市場こそ地元の人の生活体系を見る事ができる一番の場所なのではないでしょうか。どうやって商売をして、何が食べられているのか。観光地では感じる事のできない、まさしくその国の生の部分を感じる事ができます。
今回はモルドバの首都キシナウの中央市場を紹介しましたが、外国へ行った際には、あえて市場に訪れるのもアリじゃないでしょうか!
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